武蔵(1) の商品レビュー
花村萬月が書く宮本武蔵。 宮本武蔵については、二刀流、佐々木小次郎との対決くらいしか知識がなく先が楽しみ。 しかし子供だというのにモテまくる。 そしてヤリまくる。 それなのに嫌味がなく憎めない。次の巻へ。
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花村満月氏の解釈による新しい『宮本武蔵』です。 エロスと暴力を追求。実は死と再生とエロスって骨絡み。 私にはついぞ想像力の限界を超えては思いつきさえしません。 それを花村氏は言葉でもって掬いあげて求める表現形を 抽出しようと四苦八苦なさっているのでしょう。 頭が下がる思いです。私...
花村満月氏の解釈による新しい『宮本武蔵』です。 エロスと暴力を追求。実は死と再生とエロスって骨絡み。 私にはついぞ想像力の限界を超えては思いつきさえしません。 それを花村氏は言葉でもって掬いあげて求める表現形を 抽出しようと四苦八苦なさっているのでしょう。 頭が下がる思いです。私にはわからんちんですけれど。 一人の読み手としてこうね・・グッとくるのが欲しい。 描き出すエロスは、文化に奥深く根ざしたものであること からして日本らしさを背負うことになるはずですが。 武蔵の最初の睦事は「成らず」に美しい女性の完全な導き に翻弄されるままでした。死とエロスはたまさか縁が深いと 思います。この先楽しみです。僕のような粗忽者にソレを 喜んで受け容れることできるんでしょうか。知りたいです。
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花村版、宮本武蔵の第一巻目。 誉田さんの「武士道~」に触発されて、というわけでもないですが、たまたま図書館で見つけたので読みました。 本巻は弁之助(後の武蔵)が女に目覚め、増長して、挫折して、反省して、剣の道を探求し始める、というところでしょうか。 正直、生々しい表現のないエロ小説、性に戸惑う青春小説といった感じですが、ラストのラストで剣の道へ光明を見ました。 バイオレンスの花村さんなので、三刀流にならないような今後のバランスに期待したいと思います。
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花村版「武蔵」伝。氏の描く武蔵は「剣豪」と言うより「性豪」じゃないかと思えるほどエロイです(笑。でも、お話はただエロイだけじゃなく、ストーリー展開も秀逸で登場人物も魅力的、文句なしのエンタテインメントに仕上がっています。続編が楽しみです。
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