「臨終力」 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今年読んだ中でも、いや、ここ十年で読んだ書籍、いやあらゆる文献の中でももっともくだらなかった。あまりにくだらないので、通読してしまった。人はどこまで小市民になり得るのか、どこまで俗物になり得るのか、どこまでセコく、ダサくなれるのか。その好奇心に押されて。 とにかく、こんな死に方だけはしたくない。こんなじじいだけにはなりたくない。 自慢たっぷりに語られていた2万冊の蔵書をしても、ここまで人生を文章を人格を浅く造形しうるモノなのだろうか。読書とはいったい何なのだろう? あ、持っているということと、読んでいるという事は違うからね。積読って訳か、なあんだ。
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林望さん、もう還暦を過ぎていたのか。 というのが読み始めて真っ先に思ったこと。 臨終を考えるにはまだ早いかなと思うけど、人はいつどうなるか分からない。 それに林望さんの本だから読んでみようと気楽な気持ちで手に取ったけれど、思いのほか読んでよかったなと思いました。この人の合理的な...
林望さん、もう還暦を過ぎていたのか。 というのが読み始めて真っ先に思ったこと。 臨終を考えるにはまだ早いかなと思うけど、人はいつどうなるか分からない。 それに林望さんの本だから読んでみようと気楽な気持ちで手に取ったけれど、思いのほか読んでよかったなと思いました。この人の合理的な考え方はとても好きです。 よく死ぬことがよく生きるということ。
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