エージェント6(上) の商品レビュー
上巻の終盤までは、何事か計画が動いているものの、霧の中にいるようでモヤモヤする。 その霧が一気に晴れて(真相は下巻まで分からないが)、上巻の終わりは思いもよらぬ衝撃の展開。
Posted by
時代がちょっと前で 背景について行きにくいし やり方にイライラするし これで大逆転あり?? と後半に期待
Posted by
レオ・デミトフは愛を信じている いや、レオ・デミトフは愛しか信じていない 彼の愛する妻と二人の娘はソヴィエト連邦の友好使節団としてニューヨークへと旅立つ 元国家保安省捜査官のレオが国外に出る許可がおりるわけもなく、ひとりソ連に残される そんな中、惨劇は起きてしまう 今回は、ど...
レオ・デミトフは愛を信じている いや、レオ・デミトフは愛しか信じていない 彼の愛する妻と二人の娘はソヴィエト連邦の友好使節団としてニューヨークへと旅立つ 元国家保安省捜査官のレオが国外に出る許可がおりるわけもなく、ひとりソ連に残される そんな中、惨劇は起きてしまう 今回は、どうやらアメリカを舞台に、アメリカの「愚かさ」が描かれることになりそう レオの犯した罪はどこまで彼を追い続けるのか?どこまで彼を苦しめるのか? レオ・デミトフが許される日は来るのか? レオ・デミトフ三部作最終章! レミ・デミトフの新たな冒険が始まる!!(ババーン!)
Posted by
レオ・デミドフ三部作完結編。 ソ連だけが舞台の1作目は勿論、ハンガリーにまで舞台が広がった2作目よりも更に複数の国を跨ぎ、長い時間軸を使って構成された3作目。 完結編とはいえ、シリーズ1作目と3作目でここまで時代を動かすのも珍しい。 ソ連という容赦の無い世界で信念を曲げ...
レオ・デミドフ三部作完結編。 ソ連だけが舞台の1作目は勿論、ハンガリーにまで舞台が広がった2作目よりも更に複数の国を跨ぎ、長い時間軸を使って構成された3作目。 完結編とはいえ、シリーズ1作目と3作目でここまで時代を動かすのも珍しい。 ソ連という容赦の無い世界で信念を曲げないで家族を守るということがいかに困難なことか、見事な完結編、面白かった。
Posted by
ソビエトが舞台になっている話を読むのは初めてです。色んな事が日本とは違っていて、そんなことに気が付くだけでも面白いです。3部作の完結編なんですね。前作は、まるで読んでいませんが、充分、楽しめています。上巻を読み終わり、いよいよ下巻です。わくわく、ドキドキです。
Posted by
嫁と娘たちのニューヨーク行きにゴネるレオ。微笑ましいがな、と思ったらとんでもハップンな展開に!期待に違わぬオモシロさ!
Posted by
「チャイルド44」「グラーグ57」に続く、トム・ロブ・スミスのレオ・デミドフ三部作の完結編。前2作に比べてどうなんだろう?
Posted by
飛んで舞台はニューヨーク。 物語の中心はレオの妻ライーサと、娘のエレナ。 ジェシー・オースティンと云う共産主義黒人シンガー。 「チャイルド44」「グラーグ57」に続く完結編と云う 割には主人公レオがいきなり疎外されている様な… なんて言う始まりでしたが…
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アメリカの黒人歌手ジェシー・オースティンのモスクワ訪問が、レオとライーサの出会いにまで遡るので、少し冗長的だったが、ライーサがゾーヤとエレナを連れて、ニューヨークを訪問する辺りから、一気に読み進んだ。エレナの行動が、予想外の展開を引き起こす。
Posted by
本好きで知られる故・児玉清さんが高く評価されていた「チャイルド44」の続編。3部作の後編・完結編となる上下巻です。この三部作は主人公・レオの人生と内面、家族に対する愛を求める旅を描く個人の物語であり、同時にスターリン独裁による粛清時代から冷戦、アフガニスタン侵攻まで第二次大戦後の...
本好きで知られる故・児玉清さんが高く評価されていた「チャイルド44」の続編。3部作の後編・完結編となる上下巻です。この三部作は主人公・レオの人生と内面、家族に対する愛を求める旅を描く個人の物語であり、同時にスターリン独裁による粛清時代から冷戦、アフガニスタン侵攻まで第二次大戦後のソビエトを描く大河ドラマとも言えますね。 出会いから15年。レオの妻ライーサは教育界で名を成し、養女のゾーヤとエレナを含むソ連の友好使節団を率いて一路ニューヨークへと向かうことに。同行を許されなかったレオの懸念をよそに、国連本部で催された米ソの少年少女によるコンサートは大成功。だが、一行が会場を出た刹那に惨劇が…。 米ソ両大国の思惑に翻弄されながら、真実を求めるレオの最後の旅が始まるわけですが、とにかくのっけからレオに降りかかる悲劇がひどすぎて勘弁してほしいですなぁ。1作目2作目を超えて報われない男レオの、それでも希望を捨てずに進み続ける姿は、スゴイの一言。
Posted by