心を上手に透視する方法 の商品レビュー

トルステンハーフェナー【著】,福原美穂子【訳】

2013/01/20

マジシャンが書いた本。新聞、窓ヨコ広告などで気になって図書館で借りた。これ読んでも透視は出来なそうだけど。も少しコールドリーディング寄りだと良かった。
以下メモ。
●あの時こんな話をしましたね楽しかったです的な本人も忘れているようなことを記したクリスマスカードを送る記憶力のいい男がいるが、出会ったその日にそのことを書いて、クリスマスまで出さないだけ。
●お前には無理だよ、と他人から言われても、その人は出来なくなる。
●嫌なことがあっても、モノクロで思い出して粉々に割ったりする。記憶を変える。

2013/01/05

適度に見る
上手くいっているところをイメージする
言葉が現実をつくる
イメトレ
それとも理由を伝える
2つに指示を組み合わせる
始めに名前を呼ぶ
今すぐ、する

2012/12/21

相手の考えていることを透視するには、まず身体を観察する。
瞳孔の大小、肩、腕、足、笑みなどに本心が出てしまっていることを、見る人が見たらわかってしまうのだ。
心からの笑顔は持続が長く、自然にフェイドアウトするが、心からでない作られた笑顔は短く不意に終わる。
これにはドキッとさせられた。確かに大袈裟に笑ってはパタッと真顔になり違う話題にすり替えることが自分にはよくあることに気付いてしまったのだ。
コミュニケーションに於いても、相手にストレスを与えてしまう言葉など気をつけなければならないと思った。

2012/12/21

前々から書店で見かけることは多かったものの、捻くれ者なので手を出せないままでした。
先日意を決して購入。なぜかドキドキした不思議。

他人の仕草や言動からある程度の思考を読み取る洞察力や、それを引き出すための会話術に関して記されています。
思ったより具体的な記述がなかったのは残念ですが、自分自身の心のコントロール方法などについては非常に勉強になりました。
「人を動かす」を読んだときもそうでしたが、他人に対しての興味・関心を大切にする人は言葉の使い方が上手ですね。
どちらかというと、「透視したい人」よりも「透視されたくない人」におすすめだと思います。

2012/10/19

世界は、自分が考えるようにある。
暗示の影響力。「お前にそんな事が出来る訳が無い」と言う事の恐ろしさ。
起きた事をどのようにとらえるかは、自分次第。物事は、とらえ方次第ということ。自分で自分の現実を作る。

2012/10/13

人の心を読むという方法を、超能力ではなく、科学的見地から解説している本である。心を透視するのに何よりも必要なのは観察力であると結論づけている。以下、本書のポイントを記載しておく。

・世界は誰にとっても同じというわけではない（＝パラダイム）。
・興味を持っている相手に対しては、最初は視線でのコンタクトをたくさんとり、相手の目の奥をしっかり見ると良い。その後、視線をそらすという方法も効果的。
・人間観察するときは、相手の中に入り、その思考に入り込むように感じる。
・元気になりたいときは、身体の力を緩めること。
・イメージが浮かぶような具体的な言葉を使うこと（「～しながら、～する」、「こうすれば、こうなる」は効果的）。
・やる気の出るようなイメージを思い浮かべること。
・「これは誰にも言わないで」と言うと、人は耳を傾ける
・「それとも？」と尋ねるだけで売り上げが倍増。
・２つの指示を組み合わせると、相手は言うことを聞く
・相手の名前を呼びかける
・「本来は」、「たぶん」、「でも」、「本当のことを言うと」、「誰か」、「いつも」、「また」は使わない方が良い言葉。
・先送りせず、今を大切に生きること

2013/06/30

どこの本屋に行っても平積みされてて、ちょっと気になっていた本です。

マインドリーディングと書いてありましたが、なんだか手品の本みたいで実用性をあまり感じませんでした。海外だったらうまくいくかもしれないけど、これ日本じゃうまくいかないだろ…というのが正直な感想。

また時間があるときに集中して読んでみれば、印象がかわるかもしれません。

2012/09/22

・世界は、私たちが考える通りにある
→私たちには変えられないこともたくさんあるが、刺激に対してポジティブに反応するという選択肢は必ず存在する。
・何からしようと思っていることがあったら72時間以内にとりかかりなさい。さもないと…
・私たちが思っている以上に、可能なことはたくさんある。どんな状況であっても。

2012/09/14

タイトルと表紙に魅かれて、図書館で予約。
マジシャンの書いた本。
無意識に行ってきたことや、そうでなかったこと、興味深い事例などがあり、参考になる部分も多数あった。
コミュニケーションにはよく相手のことを見て、気持ちを感じることが大事なのだと思う。
空気が読めるというのは、こういったことを自然にやっているのだろう。
そして自分の行動には気をつけよう。
後半のメンタルトレーニング部分は、書いてあることが前向きで元気になる。

2012/08/28

表紙が可愛くて思わず購入。マインドリーディングとそれらを中心においた自己啓発本。ドイツ語の翻訳のせいか文章がくどくて、内容がスムーズに頭に入ってこなかった。しかし、学ぶことは多かった。相手をよく観察し、物事に先入観を持たずに接する。そして、自分の可能性を信じる。といったところ。マインドリーディングという言葉に新しさを感じるが、内容的には一般的な啓発本とあまり変わらない。あと、マインドリーディングの具体例としてあやふやなものが多い。多くのものは伝聞の域を出ないし、本人の実体験が多い。実験結果から「本当にそれだけの根拠で因果関係を認めてしまっていいのか？」と思ってしまうものも多い。