残念な人の仕事の中身 の商品レビュー
いいですね、この本。タイトルは「残念な人の仕事の中身」で、ちょっとネガティブな入り方なのもあり、なぜあのひとはできないのかとネチネチと説教させるのかとおもいきや、見事に読者をとんでもない客観的な視点に誘ってくれます。 「知り合いの話しなんですけどね・・」と言った、見事な誰でもな...
いいですね、この本。タイトルは「残念な人の仕事の中身」で、ちょっとネガティブな入り方なのもあり、なぜあのひとはできないのかとネチネチと説教させるのかとおもいきや、見事に読者をとんでもない客観的な視点に誘ってくれます。 「知り合いの話しなんですけどね・・」と言った、見事な誰でもない人のケーススタディを利用して、実際に起きている事象について、'@上司の視点、'A同僚の視点、'B上司の上司の視点、'C自分の視点というマルチな展開で、それぞれがどのように思うか、そして不本意であれば、どのようにそれを避けることができるか、アドバイスを他の視点からくれます。 問題の解決に非常に有効だと思うのと、主観で捉えがちな解釈も、他の人からみるとこういうふうに捉えているのかと知れるのは新鮮です。特にこじれてしまったケースなどは、数年たって、それも居酒屋で始めてその人のキモチに気づくなんてことも稀ではないはずです。 そんな残念な経験をしたくなかったり、時間が解決してくれるといった猶予のない状況を抱えてしまった人に、オススメです!!
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残念な人(頑張っているのに組織で評価されない人)が陥りがちな仕事上の過ちについて解説した書籍です。 (架空の)残念な人や周囲の人へのインタビュー形式で展開され、少しリアリティーを持って読むことができます。残念な人は自分が評価されないことの不満を漏らし、周囲の人はなぜその残念な人...
残念な人(頑張っているのに組織で評価されない人)が陥りがちな仕事上の過ちについて解説した書籍です。 (架空の)残念な人や周囲の人へのインタビュー形式で展開され、少しリアリティーを持って読むことができます。残念な人は自分が評価されないことの不満を漏らし、周囲の人はなぜその残念な人を評価しないのか理由を明かします。残念な人に共通しているのは自分の役割への認識不足や周囲の感情への共感のなさ。 本書に登場する例の中に自分や周囲の人にピタっと当てはまる例はなくても、どことなく自分の中に思い当たるものが見つかると思います。自分の仕事について振り返る良い機会を与えてくれると思います。
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アメリカのような成果主義の社会だからこそ、今まで気づかれなかった残念な人の特徴。 総じて日本的なセンスを感じる。パフォーマンスより態度や性格の問題。海外のビジネスマンにとっては、新たな発見が多いかもしれない。 変化を止めた瞬間に過去の人になる。 自分の可能性を信じて常に新しいこ...
アメリカのような成果主義の社会だからこそ、今まで気づかれなかった残念な人の特徴。 総じて日本的なセンスを感じる。パフォーマンスより態度や性格の問題。海外のビジネスマンにとっては、新たな発見が多いかもしれない。 変化を止めた瞬間に過去の人になる。 自分の可能性を信じて常に新しいことにトライしていきたいものですね。
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頑張っているのに、能力があるのに仕事が認められない人とは。 評価されない人の12の特徴 ・一貫性の欠如 ・ジコチュー ・傲慢 ・頑固 ・理論至上主義 ・偏見 ・変化への抵抗 ・仲良しクラブ ・まかせない ・問題の誇張 ・無用なユーモア 上司からの目線で客観的な分析。 上司との...
頑張っているのに、能力があるのに仕事が認められない人とは。 評価されない人の12の特徴 ・一貫性の欠如 ・ジコチュー ・傲慢 ・頑固 ・理論至上主義 ・偏見 ・変化への抵抗 ・仲良しクラブ ・まかせない ・問題の誇張 ・無用なユーモア 上司からの目線で客観的な分析。 上司とのコミュニケーション、良好な人間関係を築くことを意識する。 ※上司に相談がある時は「相談」のかたちをとる 欠点の気付き方って難しいな。 明確に理解していたら対策を打っているはずだから。
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事例を元にどのような人が残念な仕事をしているかということだが、根本的には自分の視点だけではなく、他人の視点を意識して仕事を行うことが共通して言えそうです。
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20111219st 自分を客観視することの重要性。 事例の列挙がダラダラ続く感じで、ページ数と比較して内容は? 自分と同じ例が見つかれば、気をつけるきっかけにはなるか。
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タイトルに偽り有り。 「仕事の中身」という言葉は解釈次第かもしれないが、内容とは少し異なる。 『残念な人はこうやって嫌われる』ぐらいが適切かもしれない。 内容は仕事の業績そのものとは少し異なる場所で、自分を客観視出来ないがために起こる、評価者と本人の認識の違いを取り上げる。 ...
タイトルに偽り有り。 「仕事の中身」という言葉は解釈次第かもしれないが、内容とは少し異なる。 『残念な人はこうやって嫌われる』ぐらいが適切かもしれない。 内容は仕事の業績そのものとは少し異なる場所で、自分を客観視出来ないがために起こる、評価者と本人の認識の違いを取り上げる。 自分の役割をどう見るかが非常に重要だとわかる。 また、具体的なケーススタディ的にも役に立つ。
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著者のコンサルタントの経験から、「評価されない人の12の特徴」を抽出。 それをもとに、ケース解説を進める。 「本人から見ると」「上司から見ると」「客観的な解説」「アドバイス」の4段構成で各ケースをまとめている。 興味深いところがあることは間違いないのだが、以下2点から個人的に...
著者のコンサルタントの経験から、「評価されない人の12の特徴」を抽出。 それをもとに、ケース解説を進める。 「本人から見ると」「上司から見ると」「客観的な解説」「アドバイス」の4段構成で各ケースをまとめている。 興味深いところがあることは間違いないのだが、以下2点から個人的にはイマイチ。 ①評価されない人の例を幅広く取り扱いすぎている。 ⇒多くの人に読んでもらえるが、「これは俺のために書かれた本だ!」とは決して思えない類の構成。読んでいる途中で「このへんは俺には関係ないや」と注意が散漫にならざるを得ない。 ②自分の欠点はどれか、気づかせる仕組みがない。 ⇒著者自身触れているように、人は自分の欠点が見えにくいものである。評価されない人の類型をただ並べられただけで、今まで気づかなかった自分の欠点を発見し、それを改めることができる人などそうそういるとは思えない。 かくいう自分も、この本を読んで自分の見えなかった欠点が見えた、などということはなかった。気づきを与えてくれない。 この本の価値は「はじめに」の十数ページに全て凝縮されきっている観がある。実はそこが一番分かりやすい。 奇しくも、このブクログの「みんなの引用」も全て「はじめに」から引っ張ってこられてるしw
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1)残念な人=部下の不満、2)その上司の真逆の視点・評価、3)そして第三者としてのコンサルタント(=著者)なりの解決ポイント、という3部構成になっていて、一つずつのケースが続くので読みやすいです。 翻訳がいまいちなのか、正直ところどころ日本語として飛躍しすぎる部分もあり、かつ基...
1)残念な人=部下の不満、2)その上司の真逆の視点・評価、3)そして第三者としてのコンサルタント(=著者)なりの解決ポイント、という3部構成になっていて、一つずつのケースが続くので読みやすいです。 翻訳がいまいちなのか、正直ところどころ日本語として飛躍しすぎる部分もあり、かつ基本的には上司、会社からの目線で書かれているので、部下の不満自体がそもそも違うんですよ、というのがどこまで許容できるか。とはいえ、男女均等ではないんだよ現実社会は、というかなり正直なところなど、実際にリアリティをもって読んでいけます。 自分の不満がぴったり本の内容と合致した場合には、結構反省材料として「はっ」とさせてくれる本だと思います。上司・会社肯定なのは、人事権をもっている側の論理が強いアメリカ人ならではの発想かと。日本だとそんなに簡単に、My Way or Out of here とはできないから。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
組織の中で評価されない人の共通点が、本人から見た視点と上司から見た視点で書かれている。本人はまかせてもらえばうまくいくと思っていても、上司から見れば短所(都合の悪い事実)に対して客観的にみていないとことが考えれる。上司からの視点を持つことを考えさせられた一冊。
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