夏の王国で目覚めない の商品レビュー
最初なかなか進まず、数ページ読んで置いておいたのですが、 ほかに読むものもなく読み進めると一気読みでした。 もとの生活に戻った後の話を、もっと読みたかったな。
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++あらすじ++ 父が再婚して、新しい家族になじめない高校生の美咲。 だから、幻想的なミステリ作家、三島加深のファンサイトで加深が好きな仲間を知ったことは大きな喜びだった。 だが<ジョーカー>という人物から【架空遊戯】に誘われ、すべてが一変した。 役を演じながらミステリツアーに...
++あらすじ++ 父が再婚して、新しい家族になじめない高校生の美咲。 だから、幻想的なミステリ作家、三島加深のファンサイトで加深が好きな仲間を知ったことは大きな喜びだった。 だが<ジョーカー>という人物から【架空遊戯】に誘われ、すべてが一変した。 役を演じながらミステリツアーに参加し、劇中の謎を解けば、加深の未発表作がもらえる。 集まったのは7人の参加者。 しかし架空のはずの推理劇で次々と人が消え…… 裏表紙 あらすじ 引用 架空遊戯の劇中の謎解きと、現実での謎解きの2重ミステリ。 相変わらず推理せず読む派の私です。 今回はストーリーにぐいぐい引き込まれて一気に読んでしまいました。 劇中の三島加深作品を読んでみたいと思いました。 「空色眼球」「かくも美しき白昼夢」「終末時計」「ピリッシュノイズ」 そして「月のソナチネ」 劇中の天野美咲と九条茜にどんどん感情移入していきました。 タイトルに惹かれて読み始め、読み終えて、どうしてこのタイトルがついたのかなんとなくわかりました。おつむ弱いのでなんとなくっていうのが悲しいですが^^; 美咲の言葉だったり、地の文だったり、随所にある比喩的な、詩的な文章が好きです。 これを読み終えたのが9月の終わりか10月の初めだったんですが…これの読了と共に私の今年の夏も終わった気がします*笑* これは図書館で母が借りてきたのをたまたま手に取ったのがきっかけなんですが…文庫落ちしたら買おうと思います☆ 手元にずっと置いておきたい、そんな小説です。 彩坂美月さんの他の作品も読んでみようと思います(・ω・´)
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千葉県在住の17歳の女子高生・天野美咲は、本を読むのと散歩が趣味。好きな作家はレイ・ブラッドベリと三島加深。こよなく愛する三島作品のファンサイトの掲示板・裏サイトに出入りするうちに、ジョーカーと名乗るサイト運営者から「架空の殺人が起こるミステリツアーに参加しないか」と誘われる。 ...
千葉県在住の17歳の女子高生・天野美咲は、本を読むのと散歩が趣味。好きな作家はレイ・ブラッドベリと三島加深。こよなく愛する三島作品のファンサイトの掲示板・裏サイトに出入りするうちに、ジョーカーと名乗るサイト運営者から「架空の殺人が起こるミステリツアーに参加しないか」と誘われる。 再婚した父親のいる家から家出同然で参加した3日間のツアーで、架空の登場人物を演じるのだが、いざツアーが始まってみると、とんでもない事件が続発。17歳の女子高生という設定を無視したとしても、こんなに予想外の事件が頻発するのではとてもミステリーツアーなんて続行できないんでは? という素朴な疑問が起きてしまう、、、 しかしながら中盤までに積み上げられた数々の登場人物たちの行動の伏線が後半一気に解明されていくところに本格ミステリーならではのカタルシスがある。
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閉じられた世界の王が作った悪夢から、ずっと逃れられないでいた子供の話。 カルト的人気を誇る謎の作家・三島加深のファンサイトで知り合った顔も本名もわからない7人は、サイトの管理人・ジョーカーからの誘いで3日間のミステリーツアーに参加することになった。一番に謎を解いた参加者に贈られ...
閉じられた世界の王が作った悪夢から、ずっと逃れられないでいた子供の話。 カルト的人気を誇る謎の作家・三島加深のファンサイトで知り合った顔も本名もわからない7人は、サイトの管理人・ジョーカーからの誘いで3日間のミステリーツアーに参加することになった。一番に謎を解いた参加者に贈られるのは、三島加深の未発表原稿。しかしゲームだったはずのツアー中、参加者の1人が消え、もう1人が殺されてしまいーー!? 劇中劇を扱ったストーリーは、現実の彼女らと設定上の彼女らとが入り混じり、謎を一筋縄では行かないものにしていて良い。 ミスリードのためだけに見える不審な行動には、納得させる説明というかフォローが欲しかった。そして真相の部分が少し強引。 でも次に誰がゲームオーバーになるのか? 彼女らの行動は本心なのか、“指令”によるものなのか? ハラハラさせる要素が組み込まれていて、全体としてはなかなか面白かった。 (その行動は指令か本心か、の部分をメインに置くともっと違ったミステリーができるかもね) (キャラノベルとしても立っている。草薙の「寿命が縮んだ」シーンは萌えた。そして高瀬みたいな、頭がいい嫌なやつは嫌いじゃない)
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ミステリ的にはお約束ガジェット満載。お互いの素性を知らない若い男女が7名集まってミステリーツアーに参加。舞台は寝台特急→ホテル→別荘…と謎のホストに指示されるまま移動してゆき、その都度事件が起こり一人また一人と参加者が減っていく…。ミステリーツアーに最後まで残れた人物が手にできる...
ミステリ的にはお約束ガジェット満載。お互いの素性を知らない若い男女が7名集まってミステリーツアーに参加。舞台は寝台特急→ホテル→別荘…と謎のホストに指示されるまま移動してゆき、その都度事件が起こり一人また一人と参加者が減っていく…。ミステリーツアーに最後まで残れた人物が手にできるのは、謎の幻想ミステリ作家「三島加深」の未発表原稿。 謎のホストである「ジョーカー」は参加者7名の中にいる?! ……パターンです。王道です。ミステリ読み慣れている人には先の展開が読めちゃったりと新鮮味はありませんが「お約束」の安心感があります。 ツアー参加者7名のうちわけは男性5名、女性2名。で、主人公はこの中の美咲ちゃんという女子高生。こりゃぁ、男性5名よりどりみどりじゃぁ!と乙女ゲー的妄想をしながら楽しめるというおまけ付き!(そういう見方してたのは自分だけかもしれませんが) ホテルに泊まったときに、おもむろに荷物から緑茶の入った茶筒取り出して、冷茶入れてくれる男子がいたら、惚れますよね?ね?ね?
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