Q人生って? の商品レビュー
よしもとばななさんの世界を感じた。 納得できるアンサーもイマイチピンとこないアンサーも様々あった。 良い医者に出会うためのメソッドについてのアンサーが印象的
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Q&A形式。初めて読むタイプの本。 自分と全く違う考え方で面白い。 【感じたこと】 わたしも、たとえ仲の良い友達でも傷ついた時には直接言えるような素直な人間になりたい。 「まず自分の足で立ってはじめて深い恋愛ができるのだ」→寂しさや1人でいたくないと言うマイナスな感情を補うための恋愛は、よしもとばななさんの言うほんとうの恋愛ではないみたい。自立って大事なんだなあ 「自分の能力を他に還元する、と言う人類の本質的な欲望が、働くということ」→今の私に刺さった。将来の職業を決める時に自分が持っている能力から考えていけばいいのだとハッと気づいた。そのために学生のうちに自分の能力に磨きをかけないと! 「自分のほうが不幸だと思ったときだけ、その人は真に不幸になります。」→他人と比べることは時によっては自分を悩ませることになる。自分は自分であって、自分だからいいこともあるよなあという考え方は素敵だなあと感じた。 もっとよしもとばななさんの本を読みたい!!
Posted by
よしもとばななは、特に初期作が大好きで、もう自分の一部になっているような気さえするが、 こちらのエッセイは、彼女が結婚や出産・育児などを経て、行きついたいろいろなQへの到達点。 また、心のメモに書き留めたい、言葉に沢山出会えた。
Posted by
大胆でいいところは大胆に、繊細でなくちゃだめなところは繊細に、その使い分けをとても大事にされているんだなと思った。 毎日を健康に生きるためには、食生活のバランスをだいたいの感覚で調整、管理したり、自分自身の気持ちを事細かく観察して、その通りに導いていったりすることが大切なのかなと...
大胆でいいところは大胆に、繊細でなくちゃだめなところは繊細に、その使い分けをとても大事にされているんだなと思った。 毎日を健康に生きるためには、食生活のバランスをだいたいの感覚で調整、管理したり、自分自身の気持ちを事細かく観察して、その通りに導いていったりすることが大切なのかなと思った。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「子どもができてほんとうに忙しくなってから、私は一日は何度でもリスタートする、すごく重い雰囲気で起きたとしても、そのトーンは一日の中で何回もキラキラと変わる、それが人生の醍醐味なんだな、ということに気づきました。」 「これを知ると、一日が何層にもなり、何回でもやりなおせるので時間も有効に使えるようになります。」 少しうまくいかないことがあると「もうダメだ…」と思ってしまうタイプなので、この考え方はとてもいいなと思った。
Posted by
よくある悩み相談に筆者が答えていく形式の本です。作家さん特有の鋭い観察眼で人の本質を見ているなと感じました。本の形式としてはありふれていますが、回答が実用的というか現実的です。 実体験や知人を見て感じたことがばななさんらしい言葉選びでとつとつと語られていきます。 私的に記憶に残っ...
よくある悩み相談に筆者が答えていく形式の本です。作家さん特有の鋭い観察眼で人の本質を見ているなと感じました。本の形式としてはありふれていますが、回答が実用的というか現実的です。 実体験や知人を見て感じたことがばななさんらしい言葉選びでとつとつと語られていきます。 私的に記憶に残ったのは仕事は給料より少しだけ多く働くと大抵は上手くいくというものでした。 安いところで体を壊すほど頑張り過ぎてもいけないし高いからって手を抜いているとそのうちお払い箱になる…これからは意識して働いてみようと思います。
Posted by
よしもとばななさんが受けた人生の質問によしもとさん自身の感性で答えたQ&A集。 感じ方は人それぞれなので、賛否あると思うけど、行き詰まったときのヒントになると思う。
Posted by
人生において、様々な問題にぶつかったときの処方箋。 色々考えさせられます。 この年になると、生と死についての回答が、胸に響きます。
Posted by
大好きなよしもとばななさんのエッセイ。 約10個ほどのテーマを扱う中で、以下が一番胸に沁みた、今一番の興味関心はここにあるのだと感じた。 P30 どうしても毎日会わなくてはいけない環境に、苦手な人がいます。どういう心構えでいたらいいと思いますか? 私なら、まずそこを離れること...
大好きなよしもとばななさんのエッセイ。 約10個ほどのテーマを扱う中で、以下が一番胸に沁みた、今一番の興味関心はここにあるのだと感じた。 P30 どうしても毎日会わなくてはいけない環境に、苦手な人がいます。どういう心構えでいたらいいと思いますか? 私なら、まずそこを離れることを考えます。 (中略) そして、ここは肝心ですが、もしもどこにいっても苦手な人がいてしまう場合、もはや問題は自分のほうにあります。素直に認めるしかないです。 (中略) 生きていれば、必ず苦手な人は自分のいちばん近い円の一個外側くらいにはいるものです。 (中略) そして自分にいちばん近い円の中にいる人たちのすばらしさを思って、その人たちと過ごす時間の中で癒されることで調整します。 そのためにも、いちばん近い円の人とは仲良くありたいし、うそのない素直な関係でいるようにしたいです。
Posted by
QA式になっていて読者の質問に著者が回答する形式。 独自の視点だけど、共感できる部分が多々あり。 そう考えても良いんだよね…と背中を押された。
Posted by