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密売人 の商品レビュー

3.7

41件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  3. 3つ

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2013/08/29

道警シリーズ、5作目。 佐伯、津久井、小島の三人が三様の方法で事件を追い、それらが一つに繋がっていく。いつものことであるが、今作はその繋がり方が綺麗に纏まっていて、読み易かった。裏捜査本部の置かれるブラックバードという店の存在もイイ。でも全体的に地味かな。終盤はさすがにスピード...

道警シリーズ、5作目。 佐伯、津久井、小島の三人が三様の方法で事件を追い、それらが一つに繋がっていく。いつものことであるが、今作はその繋がり方が綺麗に纏まっていて、読み易かった。裏捜査本部の置かれるブラックバードという店の存在もイイ。でも全体的に地味かな。終盤はさすがにスピード感があったけれども。シリーズも5作目であるのだが、キャラの印象がどうも薄く感じて、毎回リセットされてしまうのが難点。「密売人」というタイトルから、当然の如くあるモノを思い浮かべていたのだけれど、こういうモノも密売に当たるのだと、タイトルの付け方の妙は感じられた。

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2013/07/16

「笑う警官」に代表される北海道警シリーズ第5弾。 今回挑む事件は、警察への情報提供者と思しき人物達の連続殺人。 その真実は?そして、真犯人は誰なのか? 佐々木譲らしい警察小説であるし、 これまでのシリーズに恥じないいつものクオリティであるし、 シリーズのファンであれば、楽しめる...

「笑う警官」に代表される北海道警シリーズ第5弾。 今回挑む事件は、警察への情報提供者と思しき人物達の連続殺人。 その真実は?そして、真犯人は誰なのか? 佐々木譲らしい警察小説であるし、 これまでのシリーズに恥じないいつものクオリティであるし、 シリーズのファンであれば、楽しめる小説であることは間違いない。 しかし、何か物足りない気がする。 3作目までの事件のスケールの大きさが頭にあるからなのか? 相変わらずの北海道警に失望しているからか? いずれにしても、少し残念に感じた。

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2013/07/07

道警シリーズ第5弾。 相変わらず面白いのですが、ワクワク感というか、ハラハラ感は期待よりちょっとかな…。道警シリーズは期待値が高くなってしまうので。

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2013/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

道警シリーズ五巻。ほぼ同時期に三つの死体が発見されそれぞれ個々に捜査が行われ、関連する事件とは誰も思わなかった。登校途中の女子児童が不審?な男に連れ去られた一件に関った、生活安全課所属の小島百合巡査の話を聞いた佐伯は、不審な男に心当たりがあり独自に捜査を開始する。佐伯・津久井のコンビにサポート役の小島・新宮のお馴染みのメンバーでジャズBARブラックバードを捜査本部にし事件を解決する。今回の黒幕は現場警察官の協力者(エス)情報を、交換条件に手柄を上げるという卑劣な人物だった。小島と佐伯に進展あり。

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2012/08/15

佐々木譲の北海道シリーズの一つ。裏金スキャンダルで証言に立ったがゆえに組織の中で浮きながらも、その実力を買われ遊軍として実は活躍している刑事が主人公となっている。ただ主人公といってもこの話では彼を評価している現時点での上司や正式に引き抜こうとする部署の上司が活躍するので誰が主人公...

佐々木譲の北海道シリーズの一つ。裏金スキャンダルで証言に立ったがゆえに組織の中で浮きながらも、その実力を買われ遊軍として実は活躍している刑事が主人公となっている。ただ主人公といってもこの話では彼を評価している現時点での上司や正式に引き抜こうとする部署の上司が活躍するので誰が主人公なのかはかなりわかりずらいはなしとなっている。佐々木譲の警察の内情に詳しいがゆえの真に迫る描写はいつもながらだけど引き込まれる。警察小説好きにはお勧めです。

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2012/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

道警シリーズ5作目。 一見何のかかわりもないように見える事案がだんだん絡まりあっていく様は このシリーズの真骨頂というか王道というか。 それに加えて今回はタイムリミットがあるということで 1作目の『笑う警官』に近いドキドキワクワク感を味わうことができた。 そういう意味では原点回帰だったのかも。 『密売人』というタイトルにも読み終えて膝を打った。 なるほど売るのは薬とは限らないもんな。 前作で1作目から引きずってきたものはループしたような気がしてたけど まだまだ郡司事件の影響は色濃く、掘り起こす余地は残ってるんだなと実感。 次はどんな切り口で攻めてくるのかが楽しみになってきた。

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2012/08/17

面白かった!! 軽く読めるし、読み終わるのが嫌だとゆっくり読んでもあっという間に読んじゃいました。 今ドラマって見ないんで実写化されているのか知らないんですが、この作品が映画やドラマ化すれば、佐伯さんは堤真一さんがいいなぁ、と思って読んでます・・・。問題は津久井さんの配役だ...

面白かった!! 軽く読めるし、読み終わるのが嫌だとゆっくり読んでもあっという間に読んじゃいました。 今ドラマって見ないんで実写化されているのか知らないんですが、この作品が映画やドラマ化すれば、佐伯さんは堤真一さんがいいなぁ、と思って読んでます・・・。問題は津久井さんの配役だ。

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2012/06/17

人気の道警シリーズ第5弾☆ありえそうな話でおもしろかったww今までのシリーズにも、少し関連付けしてあるので楽しめました・・。警察組織ってほんと深いなあといつも思わされるww清廉潔白な人たちだけではないのでしょうかねww最後の畳みかけるように一気にラストに向かう感じも割りと好きww...

人気の道警シリーズ第5弾☆ありえそうな話でおもしろかったww今までのシリーズにも、少し関連付けしてあるので楽しめました・・。警察組織ってほんと深いなあといつも思わされるww清廉潔白な人たちだけではないのでしょうかねww最後の畳みかけるように一気にラストに向かう感じも割りと好きwwこれってまだまだシリーズ続きそうですね☆ドラマの脚本になりそう☆

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2012/06/02

10月の北海道で、ほぼ同時期に3つの死体が発見された。また、女子児童が連れ去られる事件も起きる。次に自分の協力者が狙われると直感した佐伯警部補は、ひとり裏捜査を始めるが…。道警シリーズ第5弾。。 警察モノのシリーズなら登場人物のキャラが立っているはずなのに、最初の作品が印象的だ...

10月の北海道で、ほぼ同時期に3つの死体が発見された。また、女子児童が連れ去られる事件も起きる。次に自分の協力者が狙われると直感した佐伯警部補は、ひとり裏捜査を始めるが…。道警シリーズ第5弾。。 警察モノのシリーズなら登場人物のキャラが立っているはずなのに、最初の作品が印象的だったわりに5作目になっても佐伯と小島以外の登場人物をすぐに思い出せない。例えば今野敏の警察モノのシリーズよりもストーリー自体はずっと濃く描かれているのになぜだろう?自分の頭が悪いことを差し引くと、それが佐々木譲の描き方の特徴なのかも、とも思う。 (B)

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2012/04/26

#読了。道警シリーズ第5弾。北海道内で同時期に3件の不審死と女子児童を連れ去る事件が。すべてに共通するのは、警察協力者、通称エスの面々であること。チーム佐伯が再び立ち上がり捜査を進めると、道警OBらの名前が浮上する。このシリーズは今回も裏切られることはなく楽しめた。

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