ドラゴンボールのマンガ学 の商品レビュー
「アタマ空っぽ」で読んでも面白いけれども、 そのアタマ空っぽの中に、「夢」だけでなく、「考察」も詰め込めます(笑) 「マンガ」が「学」になるのか?と疑問はありつつも、しっかりと見事に「学」として面白い考察が、「ドラゴンボール」を通じて分厚い本になっています。 内容は? ...
「アタマ空っぽ」で読んでも面白いけれども、 そのアタマ空っぽの中に、「夢」だけでなく、「考察」も詰め込めます(笑) 「マンガ」が「学」になるのか?と疑問はありつつも、しっかりと見事に「学」として面白い考察が、「ドラゴンボール」を通じて分厚い本になっています。 内容は? 鳥山さんもこんなことを書かれると、どう言う反応を見せるか、です。 たとえば、「いきあたりばったり」「これからどうなってしまうんだ」という面白さから始まり、 キャラクターの群像を物語を通して考察したり。 また、『ドラゴンボールの資本論』といって、戦闘能力と資本主義社会の増大についても筆は及びます。 重い「テーマ」がなく、が単純に「わくわく」を増大させて楽しめる「ドラゴンボール」をこのような切り口から「楽しんで」みるのもいいかもしれません。
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ドラゴンボール考察本でここまで大量かつ詳細に論じたものを私は知りません。 各キャラクターにも筆は及んでいますが、天下一武道会の司会者とかマイナーな連中もプロファイルして頂きたかった。
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マンガといえば「鉄腕アトム」や「鉄人28号」をリアルタイムに読んでいたが、時期は1950年代後半だったように思える。 その後の「あしたのジョー」は1960年代だったろうか。マンガには、文字文化とはまた違った楽しみがある。 その時代時代の新しいマンガにはできるだけ目を通しては...
マンガといえば「鉄腕アトム」や「鉄人28号」をリアルタイムに読んでいたが、時期は1950年代後半だったように思える。 その後の「あしたのジョー」は1960年代だったろうか。マンガには、文字文化とはまた違った楽しみがある。 その時代時代の新しいマンガにはできるだけ目を通してはいたが、最近はよく理解できないマンガが増えてきたように思える。 これは、時代が進んだのか、それとも私の感性が摩滅したためなのか、どちらかなのだろう。 「ドラゴンボール」は、そのような旧人でもよく理解できる少年マンガらしいマンガであると思っていたが、本書は専門的にその内容をマジメに解析している。 なるほど、マンガの構造を分析すればこうなるのかと感心しつつも、読んでもあまり面白くはない。 やはりマンガは「分析」するものではなく、「読む」ものなのだと思った。 本書を読んでの成果は、また「ドラゴンボール」を全巻読みたくなったことだけかもしれない。
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とんでも本ってほどではないけど、それはちょっと違うんでないか…という点もあった。 天さんは三つ目族なのか(三つ目の宇宙人のなのか)地球人なのか、表記をはっきりさせなさいよ!と思った。まぁ血が薄まったら地球人ってことなのかもしれないけど、なんか釈然としねぇ。 悟空→(明)→悟飯(暗)→悟天(明)って世代間のなんちゃらっていうのは…萌えだなって思いました。確かに9歳差でかいしね。 メモ エピゴーネン タブラ・ロサ(白紙?) 二河白道 十牛図 佐伯啓思 ネオテニー(幼年成熟) 翁童信仰 ヴェーバー フェヒナー ダニエル カーネマン 権力への意思(ニーチェ) 金田淳子 構造と力 逃走論 写真のワナ ゴーレムの生命論 おサルの系譜学 ネーミングの言語学 影の現象学 文明の生態○△(読めない) クレジオ ポスト ヒューマンボディーズ 田中克彦 言語学とはなにか
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