人間の復興か、資本の論理か 3・11後の日本 の商品レビュー
民主党は2003年に日本経団連のシナリオに基づいて当時の民主党と自由党を合併することで作られた財界主導で作られた政党。 自民党と民主党の二大政党をつくり、政権がどちらに転んでも財界の主張が通る政治の仕組みを作ることにした。 学びの本道はあくまでも独習。 本を読むことは書き込みに...
民主党は2003年に日本経団連のシナリオに基づいて当時の民主党と自由党を合併することで作られた財界主導で作られた政党。 自民党と民主党の二大政党をつくり、政権がどちらに転んでも財界の主張が通る政治の仕組みを作ることにした。 学びの本道はあくまでも独習。 本を読むことは書き込みによって新品の本を自分だけのオリジナル本にできる。
Posted by
第53回自治体学校の石川先生の基調報告の中身を本にしたもの。当日すでに出版されていましたw 「復興はたたかいだ」…阪神淡路大震災の被災者のみなさんの合言葉だそうです。本来被災した人たちの暮らし、なりわいの建て直しが柱になるはずの復興が、空港の建設や大規模開発が先行して進められてし...
第53回自治体学校の石川先生の基調報告の中身を本にしたもの。当日すでに出版されていましたw 「復興はたたかいだ」…阪神淡路大震災の被災者のみなさんの合言葉だそうです。本来被災した人たちの暮らし、なりわいの建て直しが柱になるはずの復興が、空港の建設や大規模開発が先行して進められてしまったこと。その背景には、深刻な震災すら、もうけのチャンスとみる「資本の論理」がはたらいていたことがある、と。「たたかい」の相手は「資本」だということです。 今回の東日本大震災と原発事故をめぐっても、市民の感覚とはかけ離れた対応や議論が起こっている、その背景にも「資本の論理」があると丁寧に解明します。そして、それに対抗する市民の側の立つべきよりどころがなにか、そして対抗するための力をどのようにつけるのかなどをわかりやすく語る本です。 お勧めです。
Posted by
- 1