オン・ザ・ライン の商品レビュー
朽木祥版青春小説。 テニスに打ち込む、活字中毒の高校生を主人公に、 絵画や漢詩、作者の「教養」が思い切り、前面に出された小説。 前半はキラキラの高校生活。 きっと、これを描いていて楽しかっただろうな~ 作者の高校を写し取ったという、文武両道を謳う進学校の姿は 絵にかいたような青...
朽木祥版青春小説。 テニスに打ち込む、活字中毒の高校生を主人公に、 絵画や漢詩、作者の「教養」が思い切り、前面に出された小説。 前半はキラキラの高校生活。 きっと、これを描いていて楽しかっただろうな~ 作者の高校を写し取ったという、文武両道を謳う進学校の姿は 絵にかいたような青春、四半世紀前のよう…… でも、間違いなく、時代設定は今。 後半は一転して内省の日々。 このグダグダ感は若くなければできないだろうな~ ってことは、まさしく、ここも青春小説。 作者は楽しかっただろうけれど、読者は…… 引っ張った先がここ? 物足りなさは否めないのでは??
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苦しくなる程熱くて、キラキラした世界が一瞬で壊れる。前半と後半の温度の差は、辛くて胸が痛いけど、前へ向かうラストに泣いた。 言葉で描かれる挿絵も効いてるし、読み終わった後、タイトルがじわりとしみる。 イイよ、この話。
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確か、週刊誌の書評欄で見て、図書館で借りてきました。 子供向けの本の棚にありました。 うーん…やっぱり、少年少女向けなのかな、 ちょっと表現が大雑把な気がしました。
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