現代語訳 福翁自伝 の商品レビュー
明治時代のエネルギーを感じさせる作品。 この頃は漢方医学をやっていた 華岡青洲が古臭く思われていたんだな。
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知への渇望、言行一致、質素。極めるということがいかに大事か、そして極めるとはどういうことかをしっかりと教えてくれる。江戸~明治期の生活ぶりが生き生きと書かれている点もいい。何の抵抗もなく内容を理解できるのは現代語訳ならでは。
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くわしくはhttp://blog.livedoor.jp/gull_antibiotic/archives/3271148.html
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1834年生まれ、1901年死去。当時は、西洋の技術文化においつくために、福澤をはじめ多くの日本人がオランダ語を学び西洋の文献から技術を学んでいた。しかし今のようにコピー機もなく手書きで書き写していた。また、本自体が貴重でなかなか入手できなかった。そのような状態で学問を学ぶことは...
1834年生まれ、1901年死去。当時は、西洋の技術文化においつくために、福澤をはじめ多くの日本人がオランダ語を学び西洋の文献から技術を学んでいた。しかし今のようにコピー機もなく手書きで書き写していた。また、本自体が貴重でなかなか入手できなかった。そのような状態で学問を学ぶことは、たいへんであったと思う。福澤諭吉の功績は、書籍の出版、慶応義塾の創立など、広く学問の大切さを一般庶民にまで、広めたことである。
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なかなか豪快な人であるというのはこの本読んで初めて知りました。 幼少時からお酒がだいすきで、、という人が1万円札なんだもんなあ。 お暇で痛快な自伝がよければどうぞ。
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坂本龍馬が生きていた時代とほぼ同時期なのに、研究者だからなのか、あまり殺伐とした時代を生きた、と感じさせないユーモアたっぷりの文章でした。若い頃のいたずらの話やお金がなくて無茶をした話など、読んでいてほのぼのするくらい。 けれど、内に秘めた文明開化の夢は大きく、 当時、日本を出...
坂本龍馬が生きていた時代とほぼ同時期なのに、研究者だからなのか、あまり殺伐とした時代を生きた、と感じさせないユーモアたっぷりの文章でした。若い頃のいたずらの話やお金がなくて無茶をした話など、読んでいてほのぼのするくらい。 けれど、内に秘めた文明開化の夢は大きく、 当時、日本を出て国外へでるなんて、今でいうと宇宙へいくくらい度胸がいるものだと思うけれど、…全くつてもない状態から英語を勉強し始めて2年で渡米、さらにその1年後にはヨーロッパ周遊など、、行動力、探究心がとにかくすごい。 学問のすすめ、とは違った福沢さんの魅力が満載でした。 それにしても、昔の人の人生は本当に濃い。 きっと同じ23歳でも精神年齢は倍くらい違うんじゃないかと思った。
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「学問のすすめ」に続けて、「福翁自伝」も読んでみた。すべてを見習うことは難しいにしても、自分にもできそうな考え方・心がけは真似してみたい。そう思わせるくらい、人間・福澤諭吉という人は、現代においてもなお、魅力溢れる人物だと思った。
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いい本ですね。とっつきにくい本を、現代語で解りやすくしてくれました。これなら浅学の私でも楽しめました。
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人生に成功した晩年に書かれた自伝で,ちょっと自慢が鼻につく感じ。でも幼少期から合理的思考ができる少年だったようで,稲荷様の御神体を石に置換えて,拝む人を小馬鹿にするエピソードは面白い。 二十歳で蘭学を志して長崎に遊学。のち大阪の緒方洪庵のもとへ。兄の死で家督を継ぐが,母に頼み...
人生に成功した晩年に書かれた自伝で,ちょっと自慢が鼻につく感じ。でも幼少期から合理的思考ができる少年だったようで,稲荷様の御神体を石に置換えて,拝む人を小馬鹿にするエピソードは面白い。 二十歳で蘭学を志して長崎に遊学。のち大阪の緒方洪庵のもとへ。兄の死で家督を継ぐが,母に頼み込んで江戸へ出て,英学を志す。咸臨丸にて渡米,遣欧使節の一行に加わり,さらに再び渡米。塾の名を慶応義塾と改め,『学問のすすめ』等数々の著作をものした。時事新報も発行。 自伝に垣間見える自慢はいろいろ。最初の渡米のとき,あちこち見て回るが,科学は分かるが社会がわからなかったそう。科学技術に関しては,渡米前にいろいろ英書で知っていたからと言うが,やはり実物を見たら驚きそうなもの。でも少しも驚かないとか書いている。ほんとかねぇ。 それから帰国した時に,桜田門外の変の直後だったようで友人から大変なことがあったと言われ,「水戸の浪人が井伊様の屋敷にあばれ込んだというようなこと」だろうと当てて見せた話。天下の治安というもはおおよそわかるのだと豪語しているが,どうもうさんくさい。 でも自分の欠点についてもちゃんと書いてはいる。まず酒。幼少のころから酒に目がなく,悪いことや不養生もしたそうだ。後年禁酒しようとして,代わりに煙草を始め,結局酒も止められずに健康を損なったとしている。 それと,血が怖いこと。小さい時から威勢のいい大言壮語はするのだが,生き物を殺すことや人の血を見ることが大嫌いだという。行き倒れや変死人はどうしても見ることができない。ロシアで外科手術を見たときは気が遠くなって介抱されたとか。武士なのに…。 諭吉には子が九人もあったようで,子育てのことも書いてあった。「しつけ方は温和と活発を中心に」「たいていのところまでは子どもの自由に任せる」「ひどく剛情をはるようなことがあれば、厳しい顔色でにらむくらいが頂上で…手を出して打ったことは一度もない」p.234 「家の中に秘密事なしというのが私の家の家風」p.235「もっぱら身体の方を大事にして、幼少のころから強いて読書などさせない」p.236 おっ,なかなかいいこと言っている。今でも通用する。ただ当時は子供すぐ死んじゃうから,体を大事にってのはホントに大事だったんだろうな。 自伝にはなかったが,諭吉といえば,明治五年末の太陽暦への改暦にあたり『改暦辨』をわずか六時間で執筆したエピソードが気に入っている。旧暦の非合理,太陽暦の有利を説いた。「此改暦を怪む人ハ必ず無学文盲の馬鹿者なり」とか「文盲人の不便ハ気の毒ながら顧るに暇あらず」とかすごく偉そう。でも内容は確か。
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#dokusyo 読み物として普通に面白い。現代でも海外旅行に行けば文化の違いが楽しいが、この頃はもっとギャップがあり驚いたろうな!何かを成し遂げた人はやはり違う。寝るまも惜しみ勉強。困ったと言わない、人に腹をたてず、嫌な事があっても表に出さず。お金は持っている中でやりくりし借金...
#dokusyo 読み物として普通に面白い。現代でも海外旅行に行けば文化の違いが楽しいが、この頃はもっとギャップがあり驚いたろうな!何かを成し遂げた人はやはり違う。寝るまも惜しみ勉強。困ったと言わない、人に腹をたてず、嫌な事があっても表に出さず。お金は持っている中でやりくりし借金はしない。
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