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さみしさサヨナラ会議 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2011/11/30

ままならない世界を、ままならない心と体で生きていく。私たちを蝕む様々な「さみしさ」の構造を解きほぐし、見つめることが唯一の処方箋。 人間の業で、社会で起きているほとんどの問題が説明できることに驚いた。

Posted byブクログ

2011/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「さみしさ」を、生死をめぐるモノ、人間関係におけるモノ、と色んな切り口から討論されてて興味深かった。

Posted byブクログ

2011/09/28

『意のままにならない自分を知る』 僕は今、レコーディングダイエットを実践している。 結構、効果が出ていて半年もしないうちに118.6㎏あった体重がもう少しで100kg切るぐらいまで減っている。 レコーディングダイエットの特徴は ①自分がいつ、どのくらい食べたかを記録する。 ②...

『意のままにならない自分を知る』 僕は今、レコーディングダイエットを実践している。 結構、効果が出ていて半年もしないうちに118.6㎏あった体重がもう少しで100kg切るぐらいまで減っている。 レコーディングダイエットの特徴は ①自分がいつ、どのくらい食べたかを記録する。 ②ひたすら記録するだけで食事制限をしたりはしない。 と「意識的」に痩せようとしないことだと思う。 (食事制限するのはレコダイが軌道に乗り始めたあとになる。) やってみるとわかるが、記録を続けることによって、自分の食事の仕方の問題点がわかるようになる。以外と食べたくないときにも食べているし、食べ過ぎていることがよくわかるようになる。 よくわかるようになるだけで、無意識に行動が変わる。 行動が変わるのと同時に食べ物やいろんなものの受け取り方が変わる。 このことは仏教における瞑想に近いものだと思っていた。 止観のように一度意識に上げる代わりに、メモ帳に書く。 この対談で二人ともレコーディングダイエットが瞑想の一つと考え、恋愛に限らず、「意のままにならない自分」をコントロールするのに役に立つと考えているのを見て、やはりそうだったのか!と感じた。 「いつまでもデブと思うなよ」でもレコダイの手法はあらゆる自己コントロールを必要とする場面で役に立つと書かれていたが、それは当然のことだったのだともわかった。 まずは「意のままにならない自分を知る」。そして問題を明確にする。 問題が明確になれば「意のままにならない自分」が少し変わる。 その少しの違いが大きな違いを生む。 毎日の少しの努力を続けていきたい。 そう思える一冊だった。

Posted byブクログ

2011/08/18

小池龍之介氏という坊さんとコラムニストの宮崎哲也氏との対談。 ここでいう"さみしさ"とは、「他人から、もっと認められたい(承認要求)」という状態を指す。 結論から言えば、その承認要求とうまく付き合っていきましょうということか。 承認要求をする裏には、認...

小池龍之介氏という坊さんとコラムニストの宮崎哲也氏との対談。 ここでいう"さみしさ"とは、「他人から、もっと認められたい(承認要求)」という状態を指す。 結論から言えば、その承認要求とうまく付き合っていきましょうということか。 承認要求をする裏には、認められていない、欠けている部分を自分が見ていることがある。だから、その渇きを満たすために承認要求をするわけだが、そううまくいかず、イライラしてしまう。なんとも不健康だ。 恋愛を例に挙げる。相手の絆を不安視すると、そのつながりの実感を得るために相手に色々要求する。その中で1つでも叶えられない事があると失望し不満を覚え、それはやがてつながりそのものを破綻させていく。そしてつながりを失って、イライラしなくなったことにホッとするのもつかの間、再び"さみしさ"を再発させ、あらたなつながりを得るべく行動を起こす。。悪循環で人間関係はボロボロなる。 さて、どうすれば承認要求なんてやっかいなものと"サヨナラ"できるか。それには、「足るを知る」ことが必要という。これは、「快楽について、自分の中で「これで十分」な基準を知っておけば、過剰に求めすぎることはない」ということ。承認が"快楽"ならば、ある程度のラインを自分で決めておけば承認要求で人間関係をズタズタにすることはなかろうということだ。 具体的には、例えば自分を見たときに、認められていない、欠けている部分を見るのでなくて、「これでいいのだ」と肯定してあげる(自己肯定)。 相手との関係でみれば、相手に見返りを求めるような、要求するような姿勢で望まない。それと、承認で得られる快楽も、自分の中で「これで十分」なラインを設定しておけば、求めすぎることもない。 二点、ツッコミたいこと。 「足る」ラインってどうすれば分かるか、それは自分の中にある要求(承認要求)と向き合い、自分が何を求めているか知ること。承認要求は厄介だけども、それも含めて自分だし、うまく付き合っていくしかない。簡単にいうけど、実際やると難しい気もする。自分を客観視できる人もそうはいないだろうし(私の周りには結構いるが)。私もできているかどうか・・・日々、承認要求との戦いですね。 あと、「これでいいのだ」ということについても、なんでもかんでも肯定していたら堕落するので、そこは取捨選択が必要です。。。

Posted byブクログ

2011/08/07

こういう類の本って普段は一切読まないけど、何故か思わず買ってしまった。 結論。 どこまで行っても他人は他人。 繋がっているという感覚そのものが間違い。そんな感じ。 非常に、非常に、今の心理状態に効果的な本でした。 ちょっと弱ってんのかもしれない。

Posted byブクログ

2011/07/19

今まで自身が感じた悩みが一気に解決した感じを得た。対談形式で記載されているので、考えを整理、段階付けしながら読み進める事が出来る。人それぞれが持つ「孤独」をキーワードに恋愛、家族、友人等、自分に関わる物事に対しての捉え方、見方を解説している。自分と向き合う事と孤独である事は密接に...

今まで自身が感じた悩みが一気に解決した感じを得た。対談形式で記載されているので、考えを整理、段階付けしながら読み進める事が出来る。人それぞれが持つ「孤独」をキーワードに恋愛、家族、友人等、自分に関わる物事に対しての捉え方、見方を解説している。自分と向き合う事と孤独である事は密接に繋がっているのだと分かる。少し人生、生活で悩んでしまったら読んでみると案外すっきりするかも:)

Posted byブクログ