なぎさホテル の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高校の先輩がお薦めしていて読みたくなった一冊。 エッセイと言うには軽々しいかな。 静かな、静かな回想録。。。 潮騒のなかで読んでるような気持ちになります。 著名人って、その人の人生の一部だけを見て「こんな人」と判断してしまいがちですが、まさか伊集院静さんにこんな過去があったとは。 著書に関するエピソードや作詞家時代の背景、夏目雅子さんとの出会いなども描かれています。 人生はどんな人に出会うかで思わぬ方向へ進むものだな~と改めて思いました。 年を重ねておばあちゃんになった時、私はだれか一人にでも「心に残るイチバンの人物」になりえることができるかなぁ。なれるといいなぁ。 ・・と思える素敵な支配人が出てきます(*´∀`*)。
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伊集院静さんの自伝的小説。夏目雅子さんと出会ったころかな。廻りで静かに彼を見守る人たちがとてもステキです。
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逗子海岸の目の前にあった「なぎさホテル」で過ごした日々が書かれている。なんといっても、ホテルの支配人がすばらしく、その他従業員も個性的な面々ぞろい。 いまはなきこのホテルが、まだあったらよかったのに、、、そう心から思う。
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伊集院氏って元から作家だと思っていた。不思議な人生を送っていたんですね。逗子なぎさホテルってまだ有るのかな?行ってみたくなった。
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読了。海辺でページをめくりたくなる一冊です。BGMには波音だけでも充分ですが、CKBの「せぷてんばあ」を思い出しながら読むと良さそうですね。時間を見つけて冬の海に出かけてみますかね。
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いろいろなエッセイで断片的に記されていた若い頃の伊集院さんの話が、自伝的にまとめられている。I支配人はじめとする登場人物がとても魅力的に描かれていてあっという間に読み終えた。海の見えるところはやっぱりいいね、ということで、バルコニーに出て海を眺めてみた。
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作家 伊集院静さんがなぎさホテルで過ごした7年を綴った本。彼の生き方とそこに関わった人たちが率直に描かれてる。 目に見えない小説というものを相手に、それを仕事とすることが彼にとってどういうことなのか。なんとなくそれを垣間見れる気がする。
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伊集院さんの名前は知っていたものの、本を読んだのは初めてでした。 そしてこの人がどんな人か、わかったような気がします。 登場するホテルの支配人はじめ、従業員全員がとてもいい人。 本当にこんなことがあったのですね。 (夏目雅子さんの旦那だったとは知りませんでした。そして、現在の奥さ...
伊集院さんの名前は知っていたものの、本を読んだのは初めてでした。 そしてこの人がどんな人か、わかったような気がします。 登場するホテルの支配人はじめ、従業員全員がとてもいい人。 本当にこんなことがあったのですね。 (夏目雅子さんの旦那だったとは知りませんでした。そして、現在の奥さんが篠ひろ子さんだとも)
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登場人物がI支配人はじめ、魅力的な人ばかり。伊集院さん自身も困った生活が続くが、なぜか凛とした姿勢がうかがえて不思議。
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同じ県にいながら、このホテルの存在は知りませんでした。著者の自伝的内容になりますが、今の著者を見ると当時の姿が信じられない感じがします。逗子、葉山、鎌倉の情景がいいですね。
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