ウォール街のランダム・ウォーカー 原著第10版 の商品レビュー
・ランダムウォークとは過去の動きから将来の動きを予測することは不可能。チャートパターンも無駄 ・投資と投機の違いはどのような期間でリターンを考えているかはっきり意識されているかどうか、リターンが合理的に予測できるか ・株価の暴落の歴史から学ぶこと ・チャートパターン分析もファンダ...
・ランダムウォークとは過去の動きから将来の動きを予測することは不可能。チャートパターンも無駄 ・投資と投機の違いはどのような期間でリターンを考えているかはっきり意識されているかどうか、リターンが合理的に予測できるか ・株価の暴落の歴史から学ぶこと ・チャートパターン分析もファンダメンタル分析も当てにならない。過去から未来のデータは分からない ・頻繁に売買すると手数料や税金がかかり、およそバイアンドホールドには勝てない ・市場を代表するインデックスファンドに投資するのが、一番良い ・プロが運用するファンドも継続してインデックスを上回り続けることは困難。消えていったファンドを除外するため、一見して成績が良く見えがち ・リスクは投資期間に依存する。少なくとも15年市場に入れば概ねマイナスリターンはなくなる ・毎月積み立て投資が重要 ・複利は人類最大の発明 ・資産の4%以内に資産を切り崩すことによって継続して生活が可能になる ・おすすめはインデックスファンドを買う。自分でやりたい人はインデックス+個別株。
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ボリュームが多く、読了に時間を要したが、よかった。 著者はユーモアにあふれ、説明もわかりやすい。翻訳もこなれていて、訳者を褒めたい。 結局、インデックスファンドのバイアンドホールドでいいんでしょ?と思って読み終えたが、訳者あとがきで全然ちがうことを知った。 自分はまだ、あま...
ボリュームが多く、読了に時間を要したが、よかった。 著者はユーモアにあふれ、説明もわかりやすい。翻訳もこなれていて、訳者を褒めたい。 結局、インデックスファンドのバイアンドホールドでいいんでしょ?と思って読み終えたが、訳者あとがきで全然ちがうことを知った。 自分はまだ、あまり理解できていなかったようだ(笑)。でも、魚そのものよりも魚の釣り方を教えてくれる本だと思う。
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インデックスファンドや4%ルール等、最近話題になっている投資法に関することの原典となっている本。 初版は1973年とのことだが、そのときから言われてたとは驚いた。第10版はリーマンショック後に書かれた本であるため、急落時のテストも耐えていることは注目に値する。 ライフプランや心理学等、全編にわたって参考になるため読み飛ばせない。 米国の税制度のところだけは参考にならないが、日本でも似たものはあるため調べるきっかけになる。
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目から鱗の嵐!! テクニカル分析なんて、当てにならない!コイントスの結果をプロットしたランダム・ウォークですら、それらしく語り始める。 過去の株価変動に基づいて、将来の株価を予測することはできない! タイミング売買がバイアンドホールドを上回るためには、70%の確率でタイミングを当てないといけない!そんな人は過去に一人も、居ない! インデックス投資が最も効率が良い! 50代半ばの推奨ポート 現金5% FORXX 債券28%VBMFX 不動産12.5%VGSIX アメリカ株27%FSTMX POMIX VTSMX 先進国株14%VSIIX VDMIX 新興国株14%VEIEX 将来のリターンを予想する上で最も説明力が高いのは、ファンドの経費率とターンオーバー(回転率)だ!どちらも低い方が良い!!
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テクニカル分析、ファンダメンタル分析をぶった斬り、ランダムウォーク理論、インデックスファンドの重要性を説く。 現代でも読むべき一冊。 あとは、ファンダメンタル分析を活用するウォーレン・バフェットをどう説明するか、下げ相場が20年続いてもインデックスファンドは有効かについてもっと論...
テクニカル分析、ファンダメンタル分析をぶった斬り、ランダムウォーク理論、インデックスファンドの重要性を説く。 現代でも読むべき一冊。 あとは、ファンダメンタル分析を活用するウォーレン・バフェットをどう説明するか、下げ相場が20年続いてもインデックスファンドは有効かについてもっと論じてほしかった
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長期・分散・積立がなぜベストかがよくわかります。 年代別の推奨アセットアロケーションも提示されているので、自分の資産配分の参考にしました。
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恐らく今日最もスタンダードな投資方法であるインデックス投資の原点となった本の第10版 経済理論から投資手法さらに実践的方法までを丁寧に解説してくれており、投資初心者な私でも理解し実践できる内容になっている 下手な欲をかいてバブルに乗っかって投機に走らないように何度も読み返したい
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購入本。株式投資のバイブルと言われているだけあり、難しい表現も有るが、概ねいままで読んできた理論が掛かれている。インデックス投資最強はどの経済学者も唱えている。
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個人投資家向けの投資ガイド。個人投資家はただ、インデックスファンドを買ってじっと持っているのが一番いいということを説いた本。様々な新しい新金融商品を網羅するために、第10版まで来ているが、基本的なメッセージは変わらない。 前半は、バブル崩壊の歴史を綴っており、いつの世も変わらない...
個人投資家向けの投資ガイド。個人投資家はただ、インデックスファンドを買ってじっと持っているのが一番いいということを説いた本。様々な新しい新金融商品を網羅するために、第10版まで来ているが、基本的なメッセージは変わらない。 前半は、バブル崩壊の歴史を綴っており、いつの世も変わらないものだと思った。 注目点 ・テクニカル分析は錬金術と大差ない。
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まぁ、量がある。この本の価値は、投資を行う上で、市場参加者は、こんな事を考えている人たちがいて、何度もバブルを経験している事を知ることだと思う。 筆者のバートン・マルキールは、経済学の博士で、バンガードの社外取締役も経験。この本も初版から40年を超えていて、11版もでている歴史...
まぁ、量がある。この本の価値は、投資を行う上で、市場参加者は、こんな事を考えている人たちがいて、何度もバブルを経験している事を知ることだと思う。 筆者のバートン・マルキールは、経済学の博士で、バンガードの社外取締役も経験。この本も初版から40年を超えていて、11版もでている歴史的な本。 チャーティストとファンダメンタリストをいなして、インデックス投資と最適な投資対象ポートフォリオを構成するのを推奨している。 対象読者としては、長期投資で手堅く資産を増やしたいという発想の人に向いてる。リスクとリターンには相関関係あるものの、リターンを取りつついかにリスクを減らすか? 投資期間を長くとる、ドル・コスト平均法、定期的なアセット・ミックスのリバランス。 定期的なリバランスは、深く考えた事がなかった。株式と債券など他の商品への投資比率を設定して、年一で再配分する事でリスクを下げる事ができるらしい。 アセット・リミックスは年齢に応じた変化も例示されていて、以下の様な感じらしい。 30代ー40代は、株式65%,債券20%,不動産10%,現金5%, 50代半ばは、株式55%,債券27.5%,不動産12.5%,現金5% 60代後半以降は、株式40%,債券35%,不動産15%,現金10% 読むのに時間がかかるのと、理解が追いつかない部分もあるが、少し時間あけて、11版を読みたい。
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