人事部は見ている。 の商品レビュー
題名も内容もない珍しい本。 著者は人事部に勤めていたが人事部経験者ならではのことは書かれていないと思う。本書に書いてあること、人脈やヒキで昇進する、自分の味方となる人を引っ張る、その人が現在属するグループが後釜につくことを考えて役員に就けるなどは、人事部ならずとも会社勤めをしてい...
題名も内容もない珍しい本。 著者は人事部に勤めていたが人事部経験者ならではのことは書かれていないと思う。本書に書いてあること、人脈やヒキで昇進する、自分の味方となる人を引っ張る、その人が現在属するグループが後釜につくことを考えて役員に就けるなどは、人事部ならずとも会社勤めをしていたら常識的に知っている範囲だろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人事の仕事の裏側を垣間見た感じがします。 昇進に関する上層部のヒキの現状や、終身雇用が崩れた今、一律管理や新卒採用、自在に転勤を言い渡す権限については変化が起こりうる可能性がある。 人材の管理は気を揉む業務であることが分かった。
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なかなか今までにない視点だったので,それなりに面白かった. いろいろと知らなかったこともあったが,本質的なところは謎のままかも知れない. 人事部というのはそれで良いのかも.
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2014/10/24 課題図書。 実態をよくかけているんじゃないかな。 ここに書かれてる提案や予測が今少しずつ実現し始めているように思う。 人事部を投資と考えると人事部があることによるリターンが必要。より少ない投資でより多くのリターンを得ようとすると、人事はこれからもっとクリエイ...
2014/10/24 課題図書。 実態をよくかけているんじゃないかな。 ここに書かれてる提案や予測が今少しずつ実現し始めているように思う。 人事部を投資と考えると人事部があることによるリターンが必要。より少ない投資でより多くのリターンを得ようとすると、人事はこれからもっとクリエイティブな職になると思う。
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人事部の主な仕事として、大きく8つの業務が あげられていますが、 給与管理、勤務管理、労働条件、社内研修といった部分については ほぼ触れられておらず、 人事部の中でも人事評価と人事異動についての本、 といった立ち位置です。 以前読んだ「税務署は見ている。」から見て、給与管理だ...
人事部の主な仕事として、大きく8つの業務が あげられていますが、 給与管理、勤務管理、労働条件、社内研修といった部分については ほぼ触れられておらず、 人事部の中でも人事評価と人事異動についての本、 といった立ち位置です。 以前読んだ「税務署は見ている。」から見て、給与管理だとか 年末調整の話が知りたいな、という思いで手に取ったので、 そういった意味では求める内容は書かれていませんでした。 しかしながら、人事評価、異動に関する、人事担当者から見た 話というのは、会社に勤める者として、知っていて損はない 内容でした。 整理解雇の4要件 1.人員整理の必要性 2.解雇回避努力義務の履行 3.対象者選定の合理性 4.手続きの妥当性 こういった観点に沿って、社内解雇の手続きは進められていくのね、 というところは、覚えておきたいと思います。 激動の世の中に、人事部は、人事制度は、今後どうなっていくのか。 20年後くらいに読み返してみたいなとも思いました。
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業務に長く携わってきた経験から書かれた「人事」という仕事の本質を書いた本かと勘違いしていたが、「人事部」に関わる噂や都市伝説をまとめたかのような本であった。 後半部分にありあわせのように、色々な会社の取り組みとその解説的な記述がされているが、雑誌記事のような 薄い内容であり、あ...
業務に長く携わってきた経験から書かれた「人事」という仕事の本質を書いた本かと勘違いしていたが、「人事部」に関わる噂や都市伝説をまとめたかのような本であった。 後半部分にありあわせのように、色々な会社の取り組みとその解説的な記述がされているが、雑誌記事のような 薄い内容であり、あまり読むに値しない内容である。
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社員が自らの仕事を選択する時代の到来。 自己責任がより一層強くなる。 ひしひしと感じてはいるけれど。
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一人の人事部員が書いた、人事の本、あるべき姿とは中々あってこない人事の実態とサラリーマンとして生き抜くための手法がここにある
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一般社員にとって、人事部がどんな仕事をしているのか、もっと言えば、自分は、自分の部署はどんな評価をされているのか、それが秘密めいているだけに、知りたいと思うのが人情である。 最初にこの本のタイトルを見たとき、私は、どちらかと言えば社員の側から参考になる情報、つまり、あなたた...
一般社員にとって、人事部がどんな仕事をしているのか、もっと言えば、自分は、自分の部署はどんな評価をされているのか、それが秘密めいているだけに、知りたいと思うのが人情である。 最初にこの本のタイトルを見たとき、私は、どちらかと言えば社員の側から参考になる情報、つまり、あなたたちは人事部からこう見られているんですよ、といったものを期待していた。しかし実際には、もちろん表裏一体だとは思うが、どちらかと言えば、人事部員の心構えであったり、人事部の有り様が書かれている本のような印象を持った。 最初は、映画にでも出てきそうな辞令の場面で、この本は始まっている。残念ながら、私自身はサラリーマンの経験がないのだが、それでも、きっとそんな光景なのだろうと思わせるだけの説得力がある。 私が面白いと思ったのは、第4章の人事部員が見た出世の構造である。社内経歴を見るだけで会社の評価が分かるであるとか、役員を選ぶ基準は忠誠心、結果的にエラくなる人と長く一緒にやれる能力など、うわさのレベルとしてはそういうことがあるのではないかとささやかれていることが、こうも潔く述べられていると読んでいてすがすがしい。課長クラス以下までは実力勝負、部長クラスの出世を人事部から見ればあたりになると、やや批判的に読んでしまったが、それはきっと、自分がまだ部長クラスには縁がないからだろう。 p.196 ただし、成長から成熟の時代を迎え、こうした前提は徐々に崩れ、「出世」を中心としたマネジメントが力を持たなくなってきた。 という記述がある。価値観の多様化と言ってしまえば簡単だが、こうした変化が組織を弱体化させていくことが心配される。それほど競争が激しくない分野であれば影響は少ないのかもしれない。でも、若いうちはモチベーションを高く持って欲しいと考えてしまうのは、私が若くない証拠だろうか。 私はすでに40代半ばだが、ぜひ20代から30代の組織人に読んでいただき、自分の将来、組織の将来を考える際に参考にしていただきたい1冊である。
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○企業コンサルティング等を行う楠木氏の著作。 ○会社の人事部ってどんな仕事をしているのかを中心に、人事がどのように行われているのかを具体的に記したもの。 ○いろいろな会社の人事担当の話しを取り上げているが、どの会社も、人事や人を見る観点というのは同じようなものが多いということが分...
○企業コンサルティング等を行う楠木氏の著作。 ○会社の人事部ってどんな仕事をしているのかを中心に、人事がどのように行われているのかを具体的に記したもの。 ○いろいろな会社の人事担当の話しを取り上げているが、どの会社も、人事や人を見る観点というのは同じようなものが多いということが分かった。 ○また、人事考査や昇進等がどのような仕組みで決定されているのかということが、よく分かった。 ○なかなか人事部の仕事というのは知らなかったので、とても興味深かった。
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