Fate/Zero(6) の商品レビュー
シリーズ全体を通してだが、バトルシーンが多いのに、擬音語、擬態語の少なさが興味深いと思った。数えたりきちんとチェックしたわけではないが、ほぼ無かったように思う。
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ライダー組がよかった!!ウェイバーの人間としての成長ぶりやイスカンダルの王としての魅力がかっこよかった!! ギルの王としての器のでかさもいい!!
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全六巻読了しました。 実は虚淵氏の作品にきちんと直接触れるのはまどかマギカを初としてこれが二つ目だったのですが、先に読んでいたマテリアル本で氏が「バランスファイター」と称されていたことが、これを読み終えてよくわかりました。 ガンアクションや格闘やレース、そして群像劇としてもその...
全六巻読了しました。 実は虚淵氏の作品にきちんと直接触れるのはまどかマギカを初としてこれが二つ目だったのですが、先に読んでいたマテリアル本で氏が「バランスファイター」と称されていたことが、これを読み終えてよくわかりました。 ガンアクションや格闘やレース、そして群像劇としてもその筋書きに悲劇や非情な描写が山のようにある一方、悲劇に終わらない王道な成長物語まで見事に描ききっている引き出しの多さには、本当に感服させられます。 登場人物の情が緻密に絡み合い、作用した結果として物語を展開させていく手腕は素晴らしいと思いました。 私自身アニメ放映をきっかけとして全巻読んでみたクチですが、もしWikipediaを始めとするネット上の情報だけでアニメ1期13話分以降の展開を知っている方がいらっしゃるなら、絶対にエア読書で知ったかぶるような真似はせず、原作を読んだほうがいいと思います。 「誰かが纏めた不正確な二次情報」に騙されないため、というのは勿論ですが、何より悲惨な末路を遂げるキャラの多くが、伝聞や箇条書きじゃ絶対伝わらないレベルで相当酷いことになってますから(笑)
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ついにその本性を顕にした言峰綺礼の罠に、敢えて真正面から立ち向かう衛宮切嗣。燃え盛る煉獄の炎の中、絶望に打ち拉がれたセイバーを待ち構えるアーチャー。熾烈な第四次聖杯戦争を生き残った英霊と魔術師は今まさに満身の力を振り絞り、最終決戦に挑む。宿命の対決の火蓋は、切って落とされた——。虚淵ハードボイルドの精華、ここにあり! これは始まりに至る物語——。慟哭の最終巻! (解説:奈須きのこ)
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Fate/Zero (1)~(6) 虚淵 玄 武内 崇・TYPE MOON イラスト 講談社 星海社文庫 (2011/ 1/12~ 6/10) ゲームで人気だったそうだ ゲームと派隔絶しているおばちゃんにはさっぱりだけれど これは その10年前のお話し アニメもすごいら...
Fate/Zero (1)~(6) 虚淵 玄 武内 崇・TYPE MOON イラスト 講談社 星海社文庫 (2011/ 1/12~ 6/10) ゲームで人気だったそうだ ゲームと派隔絶しているおばちゃんにはさっぱりだけれど これは その10年前のお話し アニメもすごいらしい 歴史上の英雄がいっぱい出てきて時間を忘れて読んだよ 自分に呆れながら ストーリーも文もワクワク これはアニメだと思うわ みないけど ≪ 歳忘れ ゲームのキャラと 駆け抜ける ≫
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聖杯戦争は終わったが、それは希望の願望機ではなく「絶対的悪」であった。セイバーとバーサーカーの因縁の対決がひどくあっさりと終わってしまい、最後にはセイバーも無間地獄のような戦場に戻され、救いは一切ない。そんな血みどろの戦争のなかで、ウェイバーとライダーが一貫して清涼剤だったし、この物語はウェイバーの成長物語として読むのが正しいように思われる。
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ウェイバー成長した~。ウェイバーとライダーのコンビは癒しだったな。 追い求めた聖杯は・・。 ゼロへと至る物語
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いま初めて、綺礼は祝福を感じていた。生涯を通じてただの一度も彼を顧みることのなかった神が、ようやく導きを示している。 求めていたのは、この憎しみだ。歓喜とともに剣を執る理由だ。 (P.95) 「時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。故に我が保証する。世界は決して、そなた...
いま初めて、綺礼は祝福を感じていた。生涯を通じてただの一度も彼を顧みることのなかった神が、ようやく導きを示している。 求めていたのは、この憎しみだ。歓喜とともに剣を執る理由だ。 (P.95) 「時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。故に我が保証する。世界は決して、そなたを飽きさせることはない」 (P.110)
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第四次聖杯戦争もついに完結. アーチャーvsライダー. セイバーvsバーサーカー. そして衛宮切嗣vs言峰綺礼. 望みを叶える願望器,聖杯を巡る第四次聖杯戦争の生き残り達が最後の戦闘に赴く. ハッピーエンドを書けない病の虚淵玄氏の書くゼロに至る物語. この後Fate/stay nightへと繋がっていく. いやー,いいよいいよ~. 面白かったよ! そのままの流れでFate/stay nightへ行っちゃいたいね.
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虚淵玄がFateという作品を書くとこうなるものかと感心した。全6巻となかなかボリュームがある今作ではあったが読んでる時はそんなこと感じさせず、6巻を手にしたときはこの物語も終わってしまうのかと寂しさすら覚えた。 切嗣という男の理想をいだいて士郎はStay/nightという戦いに身を置いていくと思うと感慨深い。 ただ仕方が無いとはいえ雁夜おじさんと桜のラストは悲しい・・・。おじさんが最大の犠牲者だったよな・・・。
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