Fate/Zero(6) の商品レビュー
アニメ「Fate/Zero」の放映を追いかける形で、全6巻を読破。正直、読むのがかなり辛い物語だったことは言うまでもない。 この物語には「綺麗な戦い」というのがほとんどなくて、とにかくドロドロした、人間の暗部というものを存分に見せ付ける内容になっている。3巻以降は読めば読むほど...
アニメ「Fate/Zero」の放映を追いかける形で、全6巻を読破。正直、読むのがかなり辛い物語だったことは言うまでもない。 この物語には「綺麗な戦い」というのがほとんどなくて、とにかくドロドロした、人間の暗部というものを存分に見せ付ける内容になっている。3巻以降は読めば読むほど気分が悪くなる展開ばかりで、それがまた大変流麗に書かれまくっているもんだから、途中でやめてしまおうと何度思ったことか。この人はこういう話が大好きなんだな。 もともとがシリーズファン向けの創作だし、設定面のバックグラウンドがかなり入り組んでいるので、僕のような新参は元来楽しめないようにできているのだ。「Fate/StayNight」のアニメ版を一気に見て最低限の知識は取り入れたつもりだったけど、そんな付け焼刃の興味ではまるでついていけなかった。英霊に関しても、元になった英雄の史実をきちんと知って初めて納得できるエピソードも少なくないので、にわかに楽しむのが難しい。また「この物語の中での設定」なのか「史実」なのかの判別が咄嗟につきづらいので、そういう意味でも読むのが大変だった。 ハッピーエンドにならないことは早々にわかっていたけれど、それにしたってまとめ方がちょっと雑じゃないかなと思った。クライマックスはあまりに急展開で拙速で、人物の心理変化についていけなくなった。難しい。悲鳴の響く場面を著者は嬉々として書いているようだけど、こっちは置いてけぼりである。 僕はこの人の本を楽しむことはできない。そう確信するには十分すぎる濃密な悲劇の物語でした。ハァ。
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アニメに合わせての読了。Zero単体ではどうしようもなく救いのない話になってしまうんですが、これが「始まりに至る物語」であるからこそ、この終わり方でもいいんだなーと思いました。
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アニメも観終わったので文庫も全て読了。 まさにゼロ。 始まりの終わり。 終わりは始まり。 切嗣から士郎へ。 そんなFateの物語。 でも俺にとってFate/zeroはウェイバーくんとイスカンダルの物語。笑 ウェイバーくんのこの先がみたいなー
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F/Z最終巻。イスカンダルの話は泣いた。ラストのセイバーの報われなさといい、さすが虚淵さん……鬱すぎる最後だった。だがそこがいい!!
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ライダー陣営が今まで以上に好きになった。やっぱりイスカンダルの台詞はかっこいい。第四次聖杯戦争が終わり、物語は第五次聖杯戦争へと進む、のかな?stay/night観てないからよくわからないけど…。機会があればstay/nightのアニメを観たい!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
虚淵玄さんの「ハッピーエンドが書けない病」は相当ひどいですね。 救いがない終わりだというのは事前知識としてあったけど、ほんとうに救いがなかった。 切嗣に対する最後の記述、切嗣が気の毒になったよ…。
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綺礼と切嗣が戦うシーンなど、なかなか盛り上がるシーンも多く、面白かったです。各キャラクターが最終的にどうなったかもよくかけていたと思います。 1~6巻全体で見ると、前半(特に1巻)はあまり動きもなく退屈な感じでしたが、後半は結構のめり込んで読むことができました。 原作のゲー...
綺礼と切嗣が戦うシーンなど、なかなか盛り上がるシーンも多く、面白かったです。各キャラクターが最終的にどうなったかもよくかけていたと思います。 1~6巻全体で見ると、前半(特に1巻)はあまり動きもなく退屈な感じでしたが、後半は結構のめり込んで読むことができました。 原作のゲームもちょっと興味湧きました。
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読了後最初に思った事はstaynightやりたい。でした。虚淵さんの思惑に見事にはまってしまったなあ。あまりに残酷な、それでもまだ消えない光があり、成長があり、そうして繋がった未来で彼らがどう生きるのかを見届けたい。ゼロになった物語がどんな結末を導くのかを見たい。
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いよいよ激突するギルガメッシュとイスカンダル、セイバーとバーサーカー、そして衛宮切嗣と言峰綺礼。第四次聖杯戦争はついに終焉の時を迎え、“聖杯”が真の姿を世界に晒す。全てを叶える万能機、万民を救済する奇跡の姿――のはずだった。そのおぞましい正体を目の当たりにした切嗣は――運命は、ゼ...
いよいよ激突するギルガメッシュとイスカンダル、セイバーとバーサーカー、そして衛宮切嗣と言峰綺礼。第四次聖杯戦争はついに終焉の時を迎え、“聖杯”が真の姿を世界に晒す。全てを叶える万能機、万民を救済する奇跡の姿――のはずだった。そのおぞましい正体を目の当たりにした切嗣は――運命は、ゼロの未来へ加速する。 何よりもまずイスカンダルとウェイバーに泣きました。・゚・(ノД`)・゚・。 令呪使いきるところとか本当に胸が一杯になって、少年漫画でもこんな熱い展開ないだろうよ…!って思いました。“王の軍勢”でギルに向かってく時も一緒に雄叫び上げてたしね。もうもうホント…大好きだよ…ゲームのコントローラーちゃんとウェイバーの分も買ってきてるとことかもさああ…イスカンダル熱いよウェイバーもよく成長したよ(´;ω;`) ある意味でFate/Zeroの“主人公組”は間違いなくライダー陣営だなと思います。あと、まさかウェイバーが生き残るとは思わなかったのでそれにも感動ですね。ギル、さすが英雄王…… ウェイバーは第五次の時どこにいたんだろうなあ。そもそもやってるって知らなかったかもしれない。ちょろっと出ててもいいのにな~ ホロウアタラクシアでも出てないのかなー。 そんでバーサーカーの最期、狂化が取れて一瞬でももとのランスロットに戻ってくれたとこが……ああううここでも泣けました。とにかくとにかくセイバーが可哀想でな……唯一の望みだったのに聖杯も破壊しちゃうしな、しかも令呪命令で……はやく!はやく士郎に召喚されて!。・゚・(ノД`)・゚・。 セイバー救えるのは士郎だけだよああ早くレアルタヌア二周目入りたいです(´;ω;`) まあまず買わにゃ 切嗣VS綺礼の戦闘描写は息もつかせぬって感じの筆致が肌に迫って読んでるこっちも緊迫しました。アニメで見るのが楽しみだな……結局聖杯っていうかアンリマユの所為でうやむやになったあげく綺礼の生き残った方法がチートすぎるだろおお あとギルは受肉したのね。SNまでよう十年間も生きてこれたな… あっでもヘブンズフィールだと死ぬよな。この辺りも確認しなきゃ。アゾット剣を凛に渡した綺礼マジ鬼畜 聖杯の泥を受けた所為で切嗣弱体化納得 しかしあれだね…ほんと切嗣はアイリ、というかアイリが願った聖杯も壊しちゃうし、そうなることで次の聖杯の器が娘のイリヤに移っちゃうし…一応対策は講じてるけど60年後どころか五年後くらいに第五次始まるわけだし……もうほんとまるで心が焦土、焦土どころかむしろ土地すらもないってくらいだったんだろうけど、生存してた士郎を見つけてそれがどんなに彼を救ったかと思うと……そしてエピローグを想うと……あああ泣けるよう(´;ω;`) まだ一巻の虚淵自身の後書きと六巻のきのこの解説は読んでないのですが、これほどまでに絶望と涙と悲哀に満ちた前夜譚――かっこつけて英名をつけるならまさにstaynight――は全てFate/staynight本編の為にあるので、もうアニメから入った方はぜひぜひSNの方もプレイして戴きたいです。私も二周目やります!そしてZeroのアニメ、セカンドシーズンもほんと楽しみですね! もういっそヘブンズフィールもOVAとかにして欲しい…あとまるで乙女ゲーとしか思えないプロトタイプも真剣にアニメ化とか待ってる(^O^)
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