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彼女について の商品レビュー

3.8

111件のお客様レビュー

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    26

  2. 4つ

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  3. 3つ

    31

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    5

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2012/02/13

いつものパターン、ではなかった。黒いものがぐるぐるしてた。けど、ぐっとこらえて、目をあけたらぱぁっとひがさしてる、みたいな感じがした。魔女の母が、除霊式に失敗して父親を殺してしまった、その家の娘のはなし。周りのひとのあたたかさにじわっとした。

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2012/02/11

何かがあって この本が書かれて、こういう時期に自分の手元にあるのは 本当に不思議です。 上手く感想は言えませんが 本を読んでいるというより リアルな感覚でドキドキしました。

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2012/01/23

よしもとばななさんの本は、なぜいつも死についてなのだろう。 死については、普通の生活ではあまり意識しないが、よしもとさんの小説の中ではいつも死が身近にある。

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2012/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終えた後「シックス・センス」を思い出したけれど、著者は別の映画からヒントを得、書いたそうだ。 「もしもし下北沢」もそうだったが、何かが起きた後の残された人の生活・日常をテーマに書いた作品である。何が起きたか。どうして起きてしまったか原因追求の過程でなく、起きてしまったことは受け入れようがまいが、その次の時間を生きること、残された人の歩みを追う。底知れない喪失を体験した後何をどう捉えるかわからない、なにがそう映るのか知れない。その後を生きることを想像し書くのは、どんなものだろう。 「ヒア・アフター」が気になる。

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2012/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この人は本当に、心の襞の奥の奥の、ことばにし辛い「念」みたいなものを上手に描いてみせてくれる。いつの間にか自分と主人公を重ねてみてしまっていて、私自身が赦され救われて居るかのような錯覚に陥った。読後感がとてもいい。 シックス・センスという映画を思い出した。

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2012/01/08

いつもとは違ってあまり共感ができなかった。この非日常的な感じに馴染めなかったからだと思う。主人公は良かったけど、昇一くんは…

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2011/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

きっと、最後の展開がなかったらだるい位の文章。 家族がいなくなっちゃった、可哀想な人にくっつくひと。 最後の転換が、一気によしもとばななの世界に仕立て上げている。 こんなこともあるのかもしれない。 生きている人と、死んでいる人の境目って誰にも分からない。

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2011/12/18

イマイチ。 文章下手になった? キラキラさせようと無理して言葉を重ね過ぎ。 あと、登場キャラがワンパターン。

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2011/12/13

うーーーーーーん… 「ありふれた日常にこそ幸せがある」ということを書きたかったのだろうけど、ミステリーっぽい展開に違和感を覚えてあまり作品に入り込めなかった。

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2011/12/05

『細かく人を見ていけば 物理的にわかる問題なのよ。 シャーロックホームズみたいにね。 体の動かし方やお話の順番や 目線やそういうものを よく見ていれば、 驚くほどいろいろなことが わかります。 ただし、自分の考えを入れないで 見るのが大事なのよね。 人はほとんどのものを 自分の...

『細かく人を見ていけば 物理的にわかる問題なのよ。 シャーロックホームズみたいにね。 体の動かし方やお話の順番や 目線やそういうものを よく見ていれば、 驚くほどいろいろなことが わかります。 ただし、自分の考えを入れないで 見るのが大事なのよね。 人はほとんどのものを 自分の考えだけで見ているから。』 凄く悲しい不幸な事でも 細かくみる事ができたら 幸せのカケラは散りばめられていた。 そんなお話。 嫌だ嫌だではなく、 キラキラしたものをさがして 死んでいきたい。 そうおもうわけです。

Posted byブクログ