幸福な生活 の商品レビュー
題名は「幸せな生活」だが、内容は幸せの中に潜む「怖さ」を短編小説で書かれている。 先が読める展開もあるが、短編小説なので、伏線が単純なのは仕方ない。どれもシュールで楽しく読めた。 内容(「BOOK」データベースより) 「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑してい...
題名は「幸せな生活」だが、内容は幸せの中に潜む「怖さ」を短編小説で書かれている。 先が読める展開もあるが、短編小説なので、伏線が単純なのは仕方ない。どれもシュールで楽しく読めた。 内容(「BOOK」データベースより) 「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に?二人の関係はバレたのか?動揺する俺に彼女の行動はエスカレートする。妻の目を盗みキスを迫る。そしてボディタッチ。彼女の目的は何か?平穏な結婚生活を脅かす危機。俺は切り抜ける手だてを必死に考えるが…(「夜の訪問者」より)。愛する人の“秘密”を描く傑作集!
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ここ最近読んだ中で一番面白いと思える本でした。本当に最後の一行が衝撃的。怖い。読んでいくうちに、最後のページを捲るのが怖くてドキドキして、でも結末が知りたくて。恐る恐る捲ったときのやられた感。百田さんすごい。すべてのお話に盛大なオチが用意されていました。こういうの、また読みたいな...
ここ最近読んだ中で一番面白いと思える本でした。本当に最後の一行が衝撃的。怖い。読んでいくうちに、最後のページを捲るのが怖くてドキドキして、でも結末が知りたくて。恐る恐る捲ったときのやられた感。百田さんすごい。すべてのお話に盛大なオチが用意されていました。こういうの、また読みたいなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
百田さんのキレのあるセンスに脱帽。 平凡な日常からブラックユーモア的なオチがくるまでのドキドキ感がたまらない。 最後の一行を見るまでがとにかく怖いのだ。 身近な人の、全く知らない一面を見るのは勇気のいることである。
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百田尚樹的ショートショート オチが想像できちゃうのもあるけど、読みやすいし、句ではない。 オチが予想だにしない話は本当に面白い。 いい意味で、暇つぶし隙間時間をつぶすのにぴったり。
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短編より短いショートショート集。 10ページちょいの編集の本がもっと一杯出てきて欲しいなと思える長さでした。 阿刀田高を好きな方は好きかも。
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最後にぐっと物語が展開する短編集(ショートショート?) 必ず最後の一行が改ページになっているのはあざとさもあるけど、それでも効果的だと思います。 最後の展開ははっとしたりぞっとしたりがっかりしたり色々ですが、読者を置いていかず丁寧に進んでいくので、いい意味で先が読める感じ。 と...
最後にぐっと物語が展開する短編集(ショートショート?) 必ず最後の一行が改ページになっているのはあざとさもあるけど、それでも効果的だと思います。 最後の展開ははっとしたりぞっとしたりがっかりしたり色々ですが、読者を置いていかず丁寧に進んでいくので、いい意味で先が読める感じ。 とはいえわかっていてもやっぱり!というリアクションになります(笑) 短い18編。 ・認知症の母の、記憶の中もお話。ゴジラ。 ・不倫相手が自宅に乗り込んできた話 ・自分と同じ顔をした誰かの人生… ・おとなしく文句も言わない妻が実は… ・残り物には福がある? ・今日の妻の「いいこと」 ・生命保険のような夫の昔の写真 ・痴漢冤罪のお話 ・よくあるお話。ブスとからかっていたクラスメイト ・過去に別れた夫が訪ねてきて… ・不思議な交通事故 ・亡くなった妻からのビデオレター ・デブで運動音痴だと思っていたお母さんが… ・女の口に戸は立てられません ・タクシーに乗ってきた、どこか陰気な女性の話 ・箱根の飾り箱の中に隠されていたもの ・催眠術をかける夫とかけられる妻 ・何もかも思った通りに進む人生
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タイトルで幸せを描く 小説かと思っていたら なんと… 最後の1行での どんでん返し 『人の不幸は蜜の味』って 不謹慎ですが なんとなくニヤリとしながら 読んじゃいました 面白い本でした
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最後の一行がオチになってる短編集。 幸福な生活というタイトルがミスマッチな怖い話で終わる。 短編集だからサクサク読めたけど、求めていた話と違い★2つ。
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久しぶりに一気読み!! 全部のお話、なんとなく予想できたけどおもしろかったー(*^_^*) 最後の1行が、新しいページをめくると読めるところがおもしろいなーと思った。
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酷評が多いが個人的には良かった。最後の一行が楽しみになり、どんでん返しにホッとしたりびっくりしたりと個人的には楽しめた。またこういった短編を出して欲しい。
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