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人民は弱し 官吏は強し の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2019/10/23

日本SFの始祖とも言うべき星新一の父の話です。お父さんへの尊敬に胸が熱くなる本です。この本の内容を半分に見積もっても素晴らしい人だと思います。

Posted byブクログ

2012/06/10

「人民は弱し官吏は強し」5 著者 星新一 出版 角川文庫 p275より引用 “そこにはただひとつの教訓があるだけです。 われわれが持っている現在の文明には、 まだ大きな欠陥があるという教訓が。” ショートショートの代名詞とも言える著者による、 著者の父の活躍と苦闘を描いた一...

「人民は弱し官吏は強し」5 著者 星新一 出版 角川文庫 p275より引用 “そこにはただひとつの教訓があるだけです。 われわれが持っている現在の文明には、 まだ大きな欠陥があるという教訓が。” ショートショートの代名詞とも言える著者による、 著者の父の活躍と苦闘を描いた一冊。 大正時代に製薬会社を経営し斬新な事業を立ち上げながらも、 それを妬む敵に足を引っ張られる様子が書かれています。 上記の引用は、 著者の父・星一氏の株主総会での一言。 大正時代が終わって80余年経ちますが、 文明の持つ欠陥は少しは正されたのでしょうか? 解説の中ではさらに酷くなっていると書かれており、 今現在でも良くなっているようには思うことができません。 読んでいる途中で胸糞悪くなりますが、 歴史的事実として忘れてはいけない出来事だと思います。 いつの時代でも人が嫌がることを楽しむ輩は、 常に一定数存在してしまうのかも知れません。 とほほです。 ーーーーー

Posted byブクログ