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サイバネティックス の商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

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2018/10/22

初版刊行からはもはや60年以上の年月が経過しているだろうか。 それにも関わらず本書で取り扱われる学問領域のクロスオーバーとでもいうべき視点は、AI/IoTが急速に進化しシンギュラリティ間近といわれる現代に驚くほどフィットしている。 深くクロスオーバーしているが故に様々な専門分野...

初版刊行からはもはや60年以上の年月が経過しているだろうか。 それにも関わらず本書で取り扱われる学問領域のクロスオーバーとでもいうべき視点は、AI/IoTが急速に進化しシンギュラリティ間近といわれる現代に驚くほどフィットしている。 深くクロスオーバーしているが故に様々な専門分野が顔を出す。 数式が乱舞したかと思えば社会や民族の話題になり、脳波スペクトルだのなんだのと間髪入れずに繰り出される。 そのため初読を終えたばかりの現在、消化不良であるというのが正直なところだが 腰を据えて反復的に読むべき、そしてその価値のある一冊だ。

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2017/12/29

ノーバート・ウィーナーによって提唱された「通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意図して作られた学問」であるサイバネティックスの本。 数式もあるが、思ったよりも読みやすい。特に序章のメイシー会議のくだりは面白かった。 -- ローゼンブリュ...

ノーバート・ウィーナーによって提唱された「通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意図して作られた学問」であるサイバネティックスの本。 数式もあるが、思ったよりも読みやすい。特に序章のメイシー会議のくだりは面白かった。 -- ローゼンブリュート博士は日ごろ,科学の世界におけるこれらの空白地帯の探求は,一つの部門の専門家でありながら同時に隣りの部門にも透徹した理解のある科学者たちのチームによってはじめて成功すると主張していた. 科学誌の中からサイバネティックスの守護聖人を選ぶとすれば,それはライプニッツであろう. たとえば気体の統計力学は,分子の揺動が巨視的立場から無視できるからこそ成立するのであるが,分子の大きさの程度の生物の世界では,統計力学が無力になる 天文学上のよく知られている現象は何世紀にもわたって予報できるが,明日の天気を正確に予報することは一般にやさしいことではなく 運動量および対応する位置の観測の条件はたがいに両立しない.

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2015/03/19

サイバネティックスとは、機械であれ、動物であれ、各個体および個体間の制御と通信理論の全領域のことである。また、通信し制御するためには情報が必要あり、情報領域も含まれ、心の働きから生命や社会までをダイナミックな制御システムとして捉えようとしたものである。 システムを制御するには、フ...

サイバネティックスとは、機械であれ、動物であれ、各個体および個体間の制御と通信理論の全領域のことである。また、通信し制御するためには情報が必要あり、情報領域も含まれ、心の働きから生命や社会までをダイナミックな制御システムとして捉えようとしたものである。 システムを制御するには、フィードバックが必要である。フィードバックとは、生物であれ人間であれ機械であれ、ある機能を持ったシステムがな何らかの目的のために何かの行動や作用を開始したときに、そのとき起こった反作用を取り込むプロセスのことをさしている。フィードバックには、正と負のフィードバックの2つがある。正のフィードバックは、今起こっているプロセスを次第に強調する。逆に、負のフィードバックは、最初は不安定な状態であるが、それを落ち着かせるために、それを打ち消す何らかの信号を送り、しばらくすると安定な状態に移行する。この2つのフィードバックの考え方を活かして生まれたシステム技術が、いわゆる「オートメーション」である。オートメーション化が進み、更にフィードバックが進んでいくと、将来的には、機械自身が学習し、増殖していくこととなる。

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2014/12/22

大学院に進学前後に知った概念。十島先生が大家だったと思う。自己制御システムの勉強をするときによく出てくる名前。

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2014/08/07

フィードバック、オートメーション、自己組織化の源流に興味を持ったらオススメ。 私にとっては、人と人とマシンがいきいきと相互浸透した世界観のヒントを得るための本

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2013/01/08

ひとつの分野のみならず境界を超えたさまざまな学術領域への広がりを感じる.著者の博識ぶりには感銘するばかり.

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2012/11/01

サイボーグ009特集のPENを読んだのがきっかけで 読み始める。 途中途中難解な数式が登場し、あっさり飛ばし読みするも 内容は理解できたとと思う。 おおよそパソコンと呼べるようなものや、演算の機械がない時代。 1940年代にこれほどまで科学が進んでいるとは 思わなかった。まる...

サイボーグ009特集のPENを読んだのがきっかけで 読み始める。 途中途中難解な数式が登場し、あっさり飛ばし読みするも 内容は理解できたとと思う。 おおよそパソコンと呼べるようなものや、演算の機械がない時代。 1940年代にこれほどまで科学が進んでいるとは 思わなかった。まるで預言書。

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