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アフリカで誕生した人類が日本人になるまで の商品レビュー

3.5

30件のお客様レビュー

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2011/11/02

栄養価の低い粗食(穀物)に体が頑丈に進化することで対応し、滅びた猿人と調理を覚え、効率的に栄養を摂取して余った時間で脳が進化した原人。昨今の働きかたに通じるものあり…

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2011/10/08

弥生時代は紀元前後3世紀だと教わったが、なんと紀元前1000年から始まったということにいつの間にかなってた! 進化の話はやっぱりおもしろいなあ。シャベル型切歯だわ。たしかに。

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2011/10/07

日本の起源に興味を持って(特に弥生後期、邪馬台国から大和朝廷まで)、その分野の本を読んでいく中で、やはり人類の起源を知っておいたほうが良いと思い購入。 猿人から縄文・弥生時代までのおおまかな流れを割りと分り易く書いてある。生物の名称や骨の名称などがたくさん出てくるが素人にも理解で...

日本の起源に興味を持って(特に弥生後期、邪馬台国から大和朝廷まで)、その分野の本を読んでいく中で、やはり人類の起源を知っておいたほうが良いと思い購入。 猿人から縄文・弥生時代までのおおまかな流れを割りと分り易く書いてある。生物の名称や骨の名称などがたくさん出てくるが素人にも理解できるように平易に書かれてあると思った。 印象に残った点は、猿人のアウストラロピテクスとパラントロプスが食事の違いによって生死を分けたというところ。粗食のパラントロプスは食事にかける時間が多いが、高い栄養価のものを食していたアウストラロピテクスは食事以外の時間が増える。その時間に学習をし、生存していった。 また、日本人のルーツ、南方からの流入と北方からの流入の混血といのも面白かった。

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2011/09/30

以前、7人のイブを読んでいましたので、文系の自分でもわかりやすく、今いる自分が何ものなの?って思っていた所、みんな仲間です。特にご近所さんのアジアの方々など兄弟のよう。仲良くしましょ。 街を歩きながら、あの人は縄文系が強いのかとか密かに楽しんでます。

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2011/09/25

分かりやすく興味深い事が沢山書いてありました。人類のロマンを感じます。日本人に至るまでに相当な時間が掛かっている。その事を考えると、日本人である事を大事にしていかないと...と思いました。これから殆ど変化しないというのが分かったのも面白かったです。

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2011/09/12

読みやすく書いてある。人類の起源については面白いが、途中から少し駆け足ぎみに感じてしまった。日本人のところのもう少しページがあればよりグッドだと思うのは、じぶんのわがままか?

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2011/09/03

比較的わかりやすい言葉で説明されており、読みやすい本でした。 ただ、学者なので決定的な表現はなく、割とぼかした表現に終始しているので、その辺を割り引いて読まないと…

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2011/07/24

スティーヴン・オッペンハイマー著『人類の足跡10万年全史』の超要約版と言って良いでしょう。 1.私たちのミトコンドリアDNAの起源はアフリカの一人の女性のミトコンドリアDNAである。 2.私たちの祖先は10万年以上前にアフリカを出た。 3.縄文人(日本人)の祖先は4~3万年前頃に...

スティーヴン・オッペンハイマー著『人類の足跡10万年全史』の超要約版と言って良いでしょう。 1.私たちのミトコンドリアDNAの起源はアフリカの一人の女性のミトコンドリアDNAである。 2.私たちの祖先は10万年以上前にアフリカを出た。 3.縄文人(日本人)の祖先は4~3万年前頃にスンダランド(マレー半島とスマトラ、ジャワ、ボルネオなどの島々が連なっている地域)からやって来た。 4.日本人は、南方起源の縄文人の後の北方起源の弥生人との置換に近い混血により現在の姿形になった。 これが、今までの結論。

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2013/11/13

解明しようとするにはまだまだ様々な検証が必要な「日本人の起源」について、「アフリカで誕生した人類が世界へ拡散しどのように日本人となったか」という壮大なスケールのテーマについてとても分かりやすく説明されている。難解な学術用語、専門用語については、僕のようなこの分野の門外漢にもわかり...

解明しようとするにはまだまだ様々な検証が必要な「日本人の起源」について、「アフリカで誕生した人類が世界へ拡散しどのように日本人となったか」という壮大なスケールのテーマについてとても分かりやすく説明されている。難解な学術用語、専門用語については、僕のようなこの分野の門外漢にもわかりやすいように易しい言葉で注釈が加えられている。また、先に読んだ内容の記憶が少し曖昧になっていても過去の記述をおさらいしながら話を進めていくので、こうしたジャンルの本に初めて接する入門者への配慮が感じられて好感が持てる。 もともとは日本語の起源論という言語の側面から興味を持って購入した本だったが残念ながら言語に関する記述は皆無であった。しかし、“歯”のタイプから探る人類の起源や核DNAとミトコンドリアDNAの違いなど、まったく知らないことがこの本を読むことですっと頭の中に入ってきて新たな知識として僕の中に蓄積された喜びは大きい。世界に拡散して分布する人類の起源がとてつもなく興味深いテーマであるということを知り、久しぶりに好奇心をくすぐられるような良書に出会ったと感慨無量である。200ページに満たないハンディな本なので一気に読んでしまった。この本を手始めに今後は人類学、日本人起源論といった新たなジャンルにも興味を持っていろいろと渉猟してみたいと思うようになった。

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2011/06/03

NHKの「地球大進化」をみて、生命の歴史が分かったつもりでいたが、本書を読んで、まだまだ未解明な部分が多いことを知った。学術的良心がある記述に好感がもてます。かといって難しくはないです。

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