図書館内乱 の商品レビュー

4.2

692件のお客様レビュー

  1. 5つ

    265

  2. 4つ

    262

  3. 3つ

    103

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2025/11/04
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郁の両親との戦いから始まる。両親とも郁のことを自分のお人形のようにしか考えていないのかと思いきや、父は郁と母の関係性にも気づいていて、母も心配が勝つあまりということが分かった。母に戦闘部隊ということがバレたらどうなるのか気になる。 小牧と毬江の恋が甘酸っぱくて素敵。毬江ちゃん頑張って! 郁が手塚の兄に「未来企画」に誘われた時、郁が断れたのはこれまでの堂上教官たちの姿勢によるもの。素晴らしい

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2025/11/03
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もうすでに何回か読んでいるけどやっぱり面白い! 郁はとうとう王子様の正体に気がつくのか?!!をドキドキしながら読みました!

Posted byブクログ

2025/09/22

 とある図書館利用者の手記より抜粋。  憎い。僕は良化特務機関を赦さない。あいつらがいなければ、日本人全員が平和を享受できるのに。資料の保存?知る権利?そんなもの僕の知ったことじゃない。こんなものがあるからいけないんだ。だからぜんぶぜんぶぜんぶ燃やしてやるんだ!  後日。対象...

 とある図書館利用者の手記より抜粋。  憎い。僕は良化特務機関を赦さない。あいつらがいなければ、日本人全員が平和を享受できるのに。資料の保存?知る権利?そんなもの僕の知ったことじゃない。こんなものがあるからいけないんだ。だからぜんぶぜんぶぜんぶ燃やしてやるんだ!  後日。対象の図書館利用者は巡回中の図書隊員によって捕えられ、建物への放火、並びに資料の破砕は未遂に終わった。また、当利用者の供述により、破砕しようとしていた資料の多くは良化特務機関の検閲によって有害図書と指定されたものであることが分かった。 ━━━━━━━━━━  ペンは剣よりも強し。という言葉がある。これ自体は理屈の上で正しい。しかし、ペンの強さは、今すぐに助けてくれる訳ではない。革命は時間を要する上に、純粋な暴力には無力だ。だからこそ、目の前にある暴力から大切なものを守る剣も必要なのである。  理想を掲げ、理想の為に邁進する。実に結構。しかし、手段は選ばなければならない。手段を選ばないということは、自分の理想に自ら傷を付ける行為である。負い目を感じる行為であるからこそ自分自身が手段を選ばない選択と考える。その選択をしたという過程はたとえ理想に辿り着いたとしても、頭の片隅に居座り続ける。はたして負い目を感じながら胸を張れるだろうか。だからこそ理想を追い求めるのであれば手段を選ぶべきなのだ。仮に手段を選ばずに達成したのであれば、それは理想ではなく、もっと別のものに成り果てるだろう。 ※登場する人物や創作は全てフィクションです

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2025/09/19

前回までの内容より、それぞれのキャラの周辺の人物が掘り下げられていて、より物語が複雑に絡み合っているのが面白かった。特に、2人のキャラにまつわる話が良かった。 1人目は、笠原郁のお父さん。堂上との会話で、多くは語らないが、雄弁で娘のことを大事に思っているところや、堂上への信頼感が...

前回までの内容より、それぞれのキャラの周辺の人物が掘り下げられていて、より物語が複雑に絡み合っているのが面白かった。特に、2人のキャラにまつわる話が良かった。 1人目は、笠原郁のお父さん。堂上との会話で、多くは語らないが、雄弁で娘のことを大事に思っているところや、堂上への信頼感が感じられて胸が熱くなった。 2人目は、中澤毱江。彼女が登場したことにより、小牧の人柄がより伝わってきたし、何より彼女を巡る1冊の本が良かった。別売りの『レインツリーの国』。この本が特に私は好きなので、本が登場するたびに毎回読みたくなってしまうのが不思議で、図書館戦争同様、好きな本ランキングで上位に入るものである。

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2025/08/30

★★★☆☆図書館戦争から図書館内乱へ読み進めてきた。タイトル通り、今回はメディア良化委員会との抗争はなく、内部の揉め事だった。内部の揉め事の方が現実的には抗争よりよっぽど怖いかもしれないが、エンターテインメントとしては派手さはなかったかな。最後にしっかり甘いお話もついてきてやや満...

★★★☆☆図書館戦争から図書館内乱へ読み進めてきた。タイトル通り、今回はメディア良化委員会との抗争はなく、内部の揉め事だった。内部の揉め事の方が現実的には抗争よりよっぽど怖いかもしれないが、エンターテインメントとしては派手さはなかったかな。最後にしっかり甘いお話もついてきてやや満足でした。

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2025/08/24

図書館戦争シリーズ 第2弾。 映画視聴からの原作読みしました! 毬江ちゃんと小牧教官の恋物語 感動しました! 毬江ちゃんと小牧教官にキュンキュンした!

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2025/07/07

あっという間に読み終えた。 1巻は落とし込むのに少し時間がかかったが 今作はこのあとどうなる?どうなる?と 泣き笑いながら読んだ。 最後のショートストーリーも素敵だった。 児玉さんのとの対談も含め 自分が常日頃モヤモヤと社会に対して 思っている事を言語化してくれて スッキリ...

あっという間に読み終えた。 1巻は落とし込むのに少し時間がかかったが 今作はこのあとどうなる?どうなる?と 泣き笑いながら読んだ。 最後のショートストーリーも素敵だった。 児玉さんのとの対談も含め 自分が常日頃モヤモヤと社会に対して 思っている事を言語化してくれて スッキリした。 早く次巻が読みたい! 柴崎かっこいい!大好きだー

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2025/06/17

図書館の自由に関する宣言 1、図書館は資料収集の自由を有する 2、図書館は資料提供の自由を有する 3、図書館は利用者の秘密を守る 4、図書館はすべての不当な検閲に反対する 図書館の自由が侵される時、我々は団結してあくまで自由を守る この宣言に誘われて読み始めた図書館戦争シリー...

図書館の自由に関する宣言 1、図書館は資料収集の自由を有する 2、図書館は資料提供の自由を有する 3、図書館は利用者の秘密を守る 4、図書館はすべての不当な検閲に反対する 図書館の自由が侵される時、我々は団結してあくまで自由を守る この宣言に誘われて読み始めた図書館戦争シリーズ第二弾 ひとの心理描写や会話のシーンをイメージしやすい書きぶりが映像化にもってこいの作品。 前作で魅力的に映った主人公の郁や王子様の堂上だったが、今回は他の主要人物が個性を発揮していて、小牧も、柴崎も、手塚も愛すべきキャラに仕上がっている。 焚書に関するストーリーは大きな流れとしてあるものの、単に恋愛物語と化している?ラブストーリーを楽しみたい方や漫画を読むようにライトに読書を楽しみたい方にオススメ。

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2025/05/29
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第5話がすごく面白かったです。郁が大変な目に遭うことに際して、堂上教官の対応や2人のやり取りも好きでしたが、まさか2巻で早くもあの時の王子様の正体を知ってしまうとは…!! いつか知ってしまうんだろうなぁ、どうやって知るんだろうとはずっと気になっていました。堂上教官が口を滑らして耳まで真っ赤になりながら白状するのか、はたまた第三者から噂として流れてくるのか。それがまさかあの人からの手紙だとはつゆとも知らず、 ええええぇーーーーーそこでバラしちゃうのおおおぉーーーーーー!!!!!??? と、郁のように鍛え上げられていないわたしの腹筋から叩き出した悲鳴は隣の家まで響いたかは分かりませんが、ラストシーン(p359あたり)を読む時は大声を出しても近所迷惑にならない時間帯に読むことをおすすめします。 1巻と同様、お話はすごく面白いのですが、図書館法や色々な政治の派閥などの説明書きがわたしにとっては難しく、読んでいてもあまり頭に入ってこないことが多々あったので、☆4にしました。 それにしても、郁は随分と成長しましたよね(*゚0゚*)スゴイ! 座学の授業が苦手だったのに、あんなハゲワシ集団の質問攻めに上手く返答していて、見事だと思いました。 3巻はついに王子様の正体を知った状態の郁が、堂上教官と顔を合わせて、恋が始まる…!? 「はっ!?おうじ…じゃなかったどどどど堂上教官、おおおはおはおはよよようござざざいます!!?」 「どうした貴様、変なものでも食ったか。」 「そ、そうじゃなくて…あ、あの!!わたしの王子様の正体って…!」 ドッカアアアアァン!!! 「!!??」 その時、聞こえた爆発音。とても良いタイミングで武蔵野第一図書館が襲撃される。かくして、一番見たいシーンを引っ張られ、郁も読者も振り回される3巻なのでした(すべてわたしの妄想です。3巻の冒頭ですぐ見られるかもしれません(^◇^;)

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2025/05/06

『図書館内乱』『図書館革命』 図書館戦争の続き、”内乱”は”戦争”よりも私的には面白かった。柴崎が大活躍なのが良い。とうとう笠原は王子様が誰か知ることになる。で、”革命”を読み出してすぐに気付いたが、内乱と革命の間にまだ作品があるようで(笑)、図書館検索したら貸し出し中だった。な...

『図書館内乱』『図書館革命』 図書館戦争の続き、”内乱”は”戦争”よりも私的には面白かった。柴崎が大活躍なのが良い。とうとう笠原は王子様が誰か知ることになる。で、”革命”を読み出してすぐに気付いたが、内乱と革命の間にまだ作品があるようで(笑)、図書館検索したら貸し出し中だった。なので、すっ飛ばして読んだがさして気にならず。検閲を巡っての戦いはまだ決着ついていないのでちょっとモヤモヤする。後半、大阪でのシーンはかなり面白かった。一応完結らしいが、1冊すっとばしたし別冊というのもあるらしい。

Posted byブクログ