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チョコレートと青い空 の商品レビュー

4.1

16件のお客様レビュー

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2024/06/27

4.5年。専業農家のぼくの家にガーナからの研修生エリックさんがやってきた。エリックさんと一緒に興味のなかった農業を知る。農業の問題だけでなく、フェアトレード、ガーナの働く子どもの問題、反抗期など多様な大切なテーマが含まれているが、深刻になり過ぎずに読みやすい作品。

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2020/12/20

小5男子の視点で描かれているけれど、内容は思った以上に読み応えのある物語だった。 フェアトレード、農業、外国、反抗期、親の思い、渦中ではない視点だからこそ、物語の外として考えさせられる。 無邪気さと理解力がある小学高学年というのは、良い年代だなあ。

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2017/09/18

この本、何年か前に課題図書になったのか、どこの学校にもある。チョコレートをテーマに本の展示した時、初めて読んだけど、チョコレートのフェアトレードなど、児童労働などの問題も含めた話だった。社会的なことだけでなく、主人公の家族のことなど、興味を持つ内容。/t

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2014/02/14

なんて言っていいかわからないけど、ぜひみんなに読んでほしい。(ガーナはカカオやダイヤモンドを輸出してるけど、その大半は子供がやっている。チョコレートはガーナでは高級品。子供たちを働かせずに、普通に作ったチョコレートもガーナは作っている。そのチョコレートの値段は普通のチョコレートの...

なんて言っていいかわからないけど、ぜひみんなに読んでほしい。(ガーナはカカオやダイヤモンドを輸出してるけど、その大半は子供がやっている。チョコレートはガーナでは高級品。子供たちを働かせずに、普通に作ったチョコレートもガーナは作っている。そのチョコレートの値段は普通のチョコレートの3倍。)

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2013/03/14

シュウジとガーナからきたエリックさんが、牛かいをする話です。私は、エリックさんとシュウジが、たすけあって、さむいなか仕事をしているのを見て、とても感動しました。

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2012/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2012年夏休み課題図書(中学年) 農家にガーナから農業訓練生がやってきます。 初め、ガーナはチョコレートがたくさんあってうらやましいと思う男の子ですが、本当は、ガーナの子供たちはカカオ園で一日中低賃金で働かされ、チョコレートはほとんど食べたことがないことを知ります。 海外の貧困問題、日本の農業が抱える問題を軸に、思春期の兄や小学生の男の子の将来・世界への意識が変わっていきます。

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2012/07/15

ガーナの青年が、日本の酪農家に研修に来ます。 酪農家家族との交流から、異国の文化に触れた子どもたちの心の動きを描いています。 ガーナはカカオの生産地だが、現地の人は高価なチョコレートを食べられない。 そして、学校に通えない子どもたちが、カカオの収穫に関わっていることが多い。 そ...

ガーナの青年が、日本の酪農家に研修に来ます。 酪農家家族との交流から、異国の文化に触れた子どもたちの心の動きを描いています。 ガーナはカカオの生産地だが、現地の人は高価なチョコレートを食べられない。 そして、学校に通えない子どもたちが、カカオの収穫に関わっていることが多い。 そのことを知った「母」がフェアトレードのチョコレート買ってくるシーンがある。 フェアトレードについて、母は「カカオ生産者の収入もふやし、子どもたちをただ同然ではたらかせることをやめていくための、地道な活動よ。<中略> ほら、ここに書いてある『無関心は最大の敵』だって」「自分の生産したものをきちんとしたねだんで売ることができるって、よその国だけのことだけではないのよ。わたしたち日本の農家にとっても、ものすごくだいじなことなの。けっして他人ごとじゃないわ」 日本では、ペットボトルの水が牛乳と同じような値段で売られています。 考えさせられます。

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2012/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

平成24年読書感想文課題図書(中学年)。 農業を営んでいるぼくの家に、ガーナからエリックさんという人が農業体験にやってきた。ガーナ=チョコレートだと思いきや、ガーナの人はほとんどチョコレートを食べることがないんだそう。知らなかったことを知って、ぼくやその家族の気持ちはどんな風に変わっていくんでしょうか。

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2012/06/05

ぼく(周二、小5)の家は専業農家。牛も飼っている。冬の只中、年明けすぐに、ぼくの家にアフリカはガーナから研修生がやって来た。 中1の兄は知らん顔、妹のゆりはガーナと言えばチョコレート!と喜んでいるが、ぼくたちはガーナの事なんて・・・よく知らない。 やってきたエリックさんは、明るく...

ぼく(周二、小5)の家は専業農家。牛も飼っている。冬の只中、年明けすぐに、ぼくの家にアフリカはガーナから研修生がやって来た。 中1の兄は知らん顔、妹のゆりはガーナと言えばチョコレート!と喜んでいるが、ぼくたちはガーナの事なんて・・・よく知らない。 やってきたエリックさんは、明るく楽しく、そして働き者で勉強熱心。そんなエリックさんからガーナの子どもたちの話しを聞いた。 そして、エリックさんと一緒に暮らすうちに、ぼくらも変わっていった。 読みやすい。フェアトレードなど、日本と世界の農業を考えるきっかけになるとよい。 2012年 読書感想文課題図書

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2012/06/03

酪農をしているぼくの家にガーナから来た農業研修生が来た。彼との関わりの中で、ガーナでは子どもでも学校へ行けず、チョコレートの原料カカオを生産する仕事を一日中しながら、一度もそのチョコレートを食べられないという現実を知る。中学生で反抗期の兄の姿からも人の成長が描かれている。24年度...

酪農をしているぼくの家にガーナから来た農業研修生が来た。彼との関わりの中で、ガーナでは子どもでも学校へ行けず、チョコレートの原料カカオを生産する仕事を一日中しながら、一度もそのチョコレートを食べられないという現実を知る。中学生で反抗期の兄の姿からも人の成長が描かれている。24年度読書感想文コンクール課題図書

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