「ガンダム」の家族論 の商品レビュー
結婚は恋愛よりお見合いが良い、これは相当響いた。そっちの方が離婚率低いともいうしねぇ。どうなんでしょう
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富野さんの文章としては信じられないほど読みやすかった。内容もひねくれれいなくて。誰かがリライトしてるんじゃないかという感じ。
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「家庭はやすらぎの場」という風潮がいつまでも続くのは甘すぎる、「家族は修業の場」であるといいます。その常識から解放されてみると楽にもなると。 なんでも望んだとおりに幸せに、なんてことが起こるわけがないし、それを教え、また教えられるのも家族から、かもしれません。葛藤を生み出し乗り越...
「家庭はやすらぎの場」という風潮がいつまでも続くのは甘すぎる、「家族は修業の場」であるといいます。その常識から解放されてみると楽にもなると。 なんでも望んだとおりに幸せに、なんてことが起こるわけがないし、それを教え、また教えられるのも家族から、かもしれません。葛藤を生み出し乗り越えていく力をつける場・関係が、家庭であり家族である。 ラルとハモンが、互いの目を見つめあってウットリするような関係ではなく、外へ開いていくキャラクターとして演出したといいます。ファンタジーを創りながらも、ファンタジーを信用するなというメッセージか。
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恋愛はファンタジー。 ガンダム以外の富野作品を見てないから例が分かりづらい部分もあったが、本筋はアニメではなく、独自の結婚、家族論。最終章あたりの「作品はかく在るべき」論が素敵。何かを意図して作られたものは自然と残っていくんですね。
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ご存知、富野由悠季さんが、ガンダム世代に向けて放つ、「家族論」。 家族とは修行の場であるということなどは、なるほどなあと思わされました。 すこし上の世代に対して書かれたものとは思いますが、20代や、同年代の方に、読んでもらいたい本ですね。
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ガンダムF91に相当な思い入れがあったんだな、と。 だから、続編もコミックスになっていたということか。 テレビ放送として、成立させられるといいんだけどなあ。
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「狭いところで通じるだけの、ある種の符帳として有効だから、『ガンダム』の名前を入れているにすぎない」 と、自分で書名を切り捨てる様は、さすが御大。 中身としては、過去いろいろなところで発言してきたことを章立てて語り直してるよな感じだけれど、きっと、御大の「臨終行儀」の一つなんだ...
「狭いところで通じるだけの、ある種の符帳として有効だから、『ガンダム』の名前を入れているにすぎない」 と、自分で書名を切り捨てる様は、さすが御大。 中身としては、過去いろいろなところで発言してきたことを章立てて語り直してるよな感じだけれど、きっと、御大の「臨終行儀」の一つなんだろうな。
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主張の内容には賛同できないこともあるけど、自分の経験を相対化して捉えた上で自分の言葉で語る家族論には、単なる保守とは違う説得力がある。さすがです。
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父親と故郷(ではないと言ってる小田原)のくだりはとても複雑な余韻が残りました。第一章の半ばでこれだから、それ以降はもっと濃い…。 「そういう意味では、父がテムであったように、僕は何割かはアムロであったのかもしれない」(by 富野由悠季)これは意外な発言でしたが、こういう告白めいた...
父親と故郷(ではないと言ってる小田原)のくだりはとても複雑な余韻が残りました。第一章の半ばでこれだから、それ以降はもっと濃い…。 「そういう意味では、父がテムであったように、僕は何割かはアムロであったのかもしれない」(by 富野由悠季)これは意外な発言でしたが、こういう告白めいた発言が多い気がした本書です。
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この手の本を手に取らせてしまう本屋さんは怖い(笑)。おそらく書店に行かなければ目に留まらないだろうから。インターネットで発見しても、衝動的には買わないでしょう‥ とは言ってますが、ガンダムものは必ず買ってしまいます。しかも本書は富野さん!黙って本の前を通り過ぎるわけにはいきません...
この手の本を手に取らせてしまう本屋さんは怖い(笑)。おそらく書店に行かなければ目に留まらないだろうから。インターネットで発見しても、衝動的には買わないでしょう‥ とは言ってますが、ガンダムものは必ず買ってしまいます。しかも本書は富野さん!黙って本の前を通り過ぎるわけにはいきません。 サクサクと読めそうなので、今読んでいる新書が読み終わったら、すぐに読み進めましょう。 以下、ワニブックスさんHPより。 【内容紹介】 結婚相手の選び方、妻の出産への覚悟、育児・教育の苦労。 数々の偶然のぶつかりあいの産物である家族とは、ちっとも安らぎの場ではなく、むしろ「修業」の場所だ。 先行きが見えない今の時代に物事を考えるには、まず原点=「家族」に立ち返ることから始めなくてはならない。2011.3.11東日本大震災以後の社会的緊張感の中、生き残るために協力し合う最小集団である家族を、どうすれば「父親」「夫」としてまとめていくことができるのか? 『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』『ガンダムF91』『ブレンパワード』『リーンの翼』……あの名作・傑作を自ら解読しつつ語る家族の未来像! 【著者プロフィール】 富野 由悠季(とみの・よしゆき) 1941年神奈川県出身。日本大学芸術学部映画科卒業後、'64年虫プロダクション入社。『鉄腕アニメ』の制作に携わる。'67年虫プロ退社。'72年『海のトリトン』で初監督。'77年サンライズ初のアニメーション作品『無敵超人ザンポット3』の総監督を務める。'79年『機動戦士ガンダム』を総監督、以後多数のシリーズ作品を生む。'80年『伝説巨神イデオン』、'96年、初のOVA作品『ガーゼイの翼』、'98年『ブレンパワード』をWOWOW初のオリジナル有料アニメとして総監督。'05年自身初のWEBアニメ『リーンの翼』を監督。'06年AMDアワード功労賞、シカゴ国際映画祭アニメーション功労賞、'09年ロカルノ国際映画祭名誉豹賞などを受賞。この間、金沢工業大学客員教授を務め、また多くの小説作品を刊行している。 http://www.wani-shinsho.com/book-detail.php?id=61 購入済・未読
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