図解 論語 の商品レビュー
今汝は画れり(かぎれり)=自分の限界を決めつけるな。 過ちてこれを改めざる、これを過ちと謂う。 ほっておくと不機嫌に見えるので、意識して上機嫌に振舞う。 プレゼント感覚で何かをしてあげる=自分の運動としてあげることを面白がる 学んで思わざれば則ちくらし、思うて学ばざれは即...
今汝は画れり(かぎれり)=自分の限界を決めつけるな。 過ちてこれを改めざる、これを過ちと謂う。 ほっておくと不機嫌に見えるので、意識して上機嫌に振舞う。 プレゼント感覚で何かをしてあげる=自分の運動としてあげることを面白がる 学んで思わざれば則ちくらし、思うて学ばざれは即ち危うし=正しい学び方=学ぶことと考える事のバランスが大事 暗誦すれば宝物が得られる。ニーチェのツァラトゥストラを暗記する 座標軸を作って比較する 切するが如く磋するが如く、琢するが如く磨するが如し。(切磋琢磨)=どれも磨く、という意味。面倒だけれど面白い=一緒に競う仲間がいて磨かれる=受験は団体競技だ 専門家の言葉には耳を傾けよ 学は及ばざるが如くするも、猶おこれを失わんことを恐る=際限なく追い求め、しかも学んだことを忘れないか恐れる。この心構えが大事。 これでいい、と思うとスーッと実力が落ちてくる。 これで完璧で思ったら、その瞬間からダメになる。 我が道は一以てこれを貫く=私の道はひとつのことで貫かれている 中庸の徳たるや、其れ至れるかな。=中庸の徳は最上のもの=人生は微妙なバランスの中にある 知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者はおそれず=知・仁・勇のバランス=知性、人格、勇気 毎日3ポイント、3回振り返る=チェックリストを作って反省する=ノートに忠、信、習を書いて丸をつける=反省をワザ化すると人格が変わる 習慣が変わると人格も変わる 後悔すれども反省せず、ではなく反省すれども後悔せず、が正しい 止むは吾が止むなり。進むは吾が往くなり。=やめるのは自分がやめたことである=自分の未来は不条理な状況の中でも自分が選択して生きている=実在主義
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論語はとっつきにくい、というイメージがあった。高校時代は漢文が苦手で、理解したいと思いつつも卒業後は全く触れる事はなかった。そんな印象が論語にはあった。 ここ数年、中国歴史小説をよく読むようになって孔子の生き方に少し興味を持った。一昨年は孫子の中国テレビシリーズにはまったが、そこ...
論語はとっつきにくい、というイメージがあった。高校時代は漢文が苦手で、理解したいと思いつつも卒業後は全く触れる事はなかった。そんな印象が論語にはあった。 ここ数年、中国歴史小説をよく読むようになって孔子の生き方に少し興味を持った。一昨年は孫子の中国テレビシリーズにはまったが、そこで孔子はほんの少し登場する。 ある意味、誤解を恐れずに言うと論語は宗教のようだ。儒教そのものが古代中国の宗教ではないだろうか。西洋の宗教のように、あるいは仏教のように生き方について論じている。 「人の己を知らざる事を患えず、人の知らざる事を患う。」相手が自分を分かってくれない事を憂うより、自分が相手を理解していない事を心配しなさい。 いいですか?儒教の精神は中国の文化だったはずですよ。その中国が尖閣諸島の問題があるにせよ、自分たちが働いている工場やスーパーを破壊して車に火をつけて暴動を起こしている。 中国四千年の歴史が聞いてあきれる。ニュースを見る限り、何も自慢出来る文化なんか残っていないとしか思えない。 (もちろん戦争で日本軍が行った卑劣な行為も許されるものではないが) 話がそれたけど、論語の超入門という意味で楽しめた。これを読んで次のステップに挑戦したい。
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とても読みやすい本で、論語をわかりやすく解説してくれています。紀元前から良いとされているが、今でも変わらず良いことであるとされているので、孔子という人物がいかに凄いかということを実感します。。。
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論語というタイトルだがこれはビジネス本。 さらっと読めるがなかなかいいことも書いてある。 また時間を置いて再読したい。
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論語の教訓を現代版に書き換えた本で、とっても読みやすい。ただ、欠点としては、斎藤先生の私見もかなり加筆されていて、孔子の教えというより斎藤先生の教えがぎっしり詰まった本という印象だった。 現代版に置き換えて分かりやすくされている反面、論語の言葉の重さは十分に伝わって来ないので、し...
論語の教訓を現代版に書き換えた本で、とっても読みやすい。ただ、欠点としては、斎藤先生の私見もかなり加筆されていて、孔子の教えというより斎藤先生の教えがぎっしり詰まった本という印象だった。 現代版に置き換えて分かりやすくされている反面、論語の言葉の重さは十分に伝わって来ないので、しっかりと論語の内容に向き合いたい方には不向きかもしれない。論語を全く知らない人にとっては、とっつきやすい本だと思われる。 タイトルにあるように「図解」を目指しているのだが、本中に出てくる図は特に理解を促進するようなものではなく、個人的な意見としては不要という印象。
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著者が学者らしくないというか、世の中の事を良く知っている。だから例えがとても身近な上に、チャートを有効に使っているので、今まで読んだ中で最も分かりやすい論語の本だった。例えに使われているネタが新鮮なうちに、再読する。
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