無趣味のすすめ 拡大決定版 の商品レビュー
自分のことを言われたようで買ってしまった本。 ベンチャーとは何か、 日本で、というより 地球で人間社会で生きること を強く謳った本です。
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現実、つまりは経済や政治を抜きにして、今の日本社会は生き抜けないと、強く印象づけられました。現代で強調されている言葉や概念がいかに脆く、巧みに隠蔽、且、間違って変換されているか、それに気付かず流される事の危険性はかなり高い。ですが、それに目を向け抗う事はさらに労力を使います。そう...
現実、つまりは経済や政治を抜きにして、今の日本社会は生き抜けないと、強く印象づけられました。現代で強調されている言葉や概念がいかに脆く、巧みに隠蔽、且、間違って変換されているか、それに気付かず流される事の危険性はかなり高い。ですが、それに目を向け抗う事はさらに労力を使います。そういった所謂、平和の下に潜む混沌を分かりやすく解説した良本。勉強になった。
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バイトの先輩に勧められて読んだ一冊。 中身は各トピックごとに2~3ページでコンパクトに内容がまとめられていた。 ただ、村上龍の本を初めて読んだせいか、コンパクトにまとまりすぎていて論理の飛躍があったり、理解不能な箇所がしばしば。 またいくつものトピックについて書かれすぎていて、全...
バイトの先輩に勧められて読んだ一冊。 中身は各トピックごとに2~3ページでコンパクトに内容がまとめられていた。 ただ、村上龍の本を初めて読んだせいか、コンパクトにまとまりすぎていて論理の飛躍があったり、理解不能な箇所がしばしば。 またいくつものトピックについて書かれすぎていて、全体から伝えたいものがあまりはっきりしなかった(エッセイぽいからそういうもの?) ただ、自分の過去に親和性のあるトピック(リーダーシップとは、とか)に関しては書きしるしていることがすんなり入ってきたので、社会経済生活全般への自分の経験不足もあると思う。 大人になってからもう一度読みたいけど、今はあまり大きな感動を得られなかった。 バイトの先輩のバイブルらしいので残念。
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61の箴言! 全体に流れているのは、自立。 会社も個人も、自立してからだと・・ 伝える力も心に残る・・ 真似たりなぞったりすることは、 情報を正確に伝える力にはなりようがない... たとえたどたどしくても、伝えたいことが 正確につたわる文章をと常にそう思っていらっ...
61の箴言! 全体に流れているのは、自立。 会社も個人も、自立してからだと・・ 伝える力も心に残る・・ 真似たりなぞったりすることは、 情報を正確に伝える力にはなりようがない... たとえたどたどしくても、伝えたいことが 正確につたわる文章をと常にそう思っていらっしゃる... 自立と伝わる文章・・☆私にはググっときた☆・・
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村上龍のエッセイ集。「無趣味のすすめ」は、 その中の一遍のタイトルであり、 全編を通じてその話題が書かれているわけではない。 個人的にこの書名が強烈に気になっていたので、 正直、その点では少しガッカリした。 ……だって、ある意味娯楽の提供者である小説家が、 「無趣味のすすめ」っ...
村上龍のエッセイ集。「無趣味のすすめ」は、 その中の一遍のタイトルであり、 全編を通じてその話題が書かれているわけではない。 個人的にこの書名が強烈に気になっていたので、 正直、その点では少しガッカリした。 ……だって、ある意味娯楽の提供者である小説家が、 「無趣味のすすめ」っていうんだから……ねぇ。 それはさておき、内容は“我が意を得たり”と思うものもあれば、 逆にピンと来ないものもあり、個人的には玉石混淆の印象。 読んで得るものがないわけではない。若い人には良いのでは。 随分イマドキのビジネスに寄った内容だなと思っていたら、 あとがきを読んで色々納得。 なるほど、掲載された雑誌のカラーに沿っていたわけね。 元々の連載タイトルは「GOETHE MONTHLY OVERTURE」というらしい。 それをこの書名にするのは……ちょっと不誠実ではないだろうか。 装丁もなんかコンセプトが良くわからないし、 内容以前のパッケージングに疑問。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
趣味の範疇を越えてこそ真の価値が生まれる。 無趣味のすすめは一見さらりと読み終えてしまうようなエッセイに仕上がっている。文体もシンプルで整理されており、さらに村上龍の視点がズバリと書き記されているので、読んでいてすがすがしいというのも要因のひとつだろう。 だが、今回はどっしりと腰を据えてこのエッセイに向き合ってみた。 そうすると途端に、さらりと読めるエッセイも、重厚で深遠な読み物となり、 エッセイの中にちりばめられた文体・文章・言葉を自分自身の心の中に刻み込むことができた瞬間、自分の人生の物語として歩き始める。 その後者の態度で読んでみたのだ。 そのまま言葉を受け止めるだけならまったく重厚になんかならない。 言葉を受け止めて自身の考え方や人生観に反映して初めて、 このエッセイの本質を理解することができる。 久々に最高だと思える本に出会えてうれしい気持ちである。 だが、まだまだ文章に対する自分の「飢え」は消滅することを知らない。
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2011/06/20-趣味とは限られた同好の集団組織での活動に限られ、新しい刺激に欠ける。私は無趣味が望ましいと言い切る。真の充実感や達成感は仕事の中にしか存在しない。仕事が趣味である。2011/06/26
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この一冊で無趣味をすすめているんじゃなくて、村上氏のエッセイ61項目で一冊になってる…ん〜ちょい難しかったぞよf^_^;)
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あとがきで書かれていた、「誰に向けて書いているか」といったところにすごく感銘を受けた。 また、失敗に関するところは、これから生きていくうえですごく参考になった。
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本書で示される知見は、 あとがきにあるように、なんら特別なものではない。 身も蓋もない正論を提示する本書は、 つい目を背けがちな辛い現実をストレートに提示してくれる。 その現実を見て見ぬふりをすることは簡単だが、 自らをよりよい状況に置くには 現実を直視し着実に問題点を解決し...
本書で示される知見は、 あとがきにあるように、なんら特別なものではない。 身も蓋もない正論を提示する本書は、 つい目を背けがちな辛い現実をストレートに提示してくれる。 その現実を見て見ぬふりをすることは簡単だが、 自らをよりよい状況に置くには 現実を直視し着実に問題点を解決していくしかない。 本書に提示される現実を踏まえ、 将来を見据え直すことが自分にできる唯一の事である。
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