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恋文の技術 の商品レビュー

4.1

642件のお客様レビュー

  1. 5つ

    209

  2. 4つ

    241

  3. 3つ

    107

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    5

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2024/09/15

能登にいる守山が綴る仲間との文通話。後輩、先輩、妹へ送られる手紙がどんどん繋がっていき文通だけやのに世界観が広がる。この時代だからこその文通に良さを感じるし、こうやって文通が出来る人が何人もいる守山の人徳を感じる。人に見られる自分って人によって違うよね。

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2024/07/02

ただただくだらない、そんな作品。 貶しているわけではないので悪しからず。 これぞ森見登美彦といった作品。

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2024/07/02

作者本人が出てきたり、他シリーズのノリとかが多く出てきて、ファン向けというか内輪ネタというかでなんか冷めた。

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2024/06/12

んーーー感想が難しい。面白いような面白くないような。。登場人物のキャラが濃く、みんな良いやつでそれぞれが面白いんだけど、ストーリーとして、大事に。大切に。どんどん読み進めていくのが勿体無い!とかそう言った感情は全く無かった(笑)先生ごめん(笑)多分、同じような内容の手紙をやたら書...

んーーー感想が難しい。面白いような面白くないような。。登場人物のキャラが濃く、みんな良いやつでそれぞれが面白いんだけど、ストーリーとして、大事に。大切に。どんどん読み進めていくのが勿体無い!とかそう言った感情は全く無かった(笑)先生ごめん(笑)多分、同じような内容の手紙をやたら書くからくどいと思ったのかもしれない。特にオッパイがやたら出てきて、そのくだりはもうええって!ってなった(笑)サンダーバードや、能登やら馴染みがあるからその辺は読んでいてすんなり自分の中に入り込んで来た。

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2024/06/10

森見ワールド全開な書簡体小説。ユーモアに溢れ、本気でふざけている感じが遺憾なく発揮された傑作。 大学院の守山一郎は愛すべきヒネクレ者で寂しがり屋。そんな守山が地元京都から、能登半島にある実験所に飛ばされた。半年間移住した先での文通武者修行物語。 一つの出来事を別々の人に宛てた手...

森見ワールド全開な書簡体小説。ユーモアに溢れ、本気でふざけている感じが遺憾なく発揮された傑作。 大学院の守山一郎は愛すべきヒネクレ者で寂しがり屋。そんな守山が地元京都から、能登半島にある実験所に飛ばされた。半年間移住した先での文通武者修行物語。 一つの出来事を別々の人に宛てた手紙を通して多角的に見ることで、全体がパズルを組み立てているかのようにだんだん明らかになっていく感じが楽しかった。 ラストに何故文通に拘るのかが分かり、読後はちょっぴり甘酸っぱい気持ちになった。 昔、上京し一人暮らしを始めた時、寂しくて学生時代の友人達に手紙を送りつけてた事を思い出した。守山一郎の気持ち、何となく私は分かる笑。読後大切な人に手紙を書きたくなる小説です。

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2024/06/09

やはり森見登美彦の書く文章は魅力的だなぁと思った。軽くてユーモラスだけど、どこか古めかしさが漂う文章。これからも沢山読んでいきたい。

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2024/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本を読んでいてこんなに笑ったのは初めてでした。 電車の中で読んでいたのですが、外で読むには危険な本でした。 主人公の手紙の手腕には驚かされました。最初からおもしろみのある手紙を書いていて、上手じゃないかと思っておりましたが、最後の手紙はここまで自己分析をして他者になりきり手紙が書けるのかと、修行の成果に感動しました。 ひねくれて、自信のない主人公でしたが、最後は頑張っていて、胸が熱くなりました。 あの事件があると、厳しい戦いだなぁと思わざるをえませんが笑 真心は届くはずと信じています。 とてもおもしろかったです。

Posted byブクログ

2024/05/16

今まで読んだ森見登美彦さんの本で一番面白かった。 サクサク読めるし、クスッと笑える。 書簡形式の小説でこんな感じにできるんだ、と新鮮な感じ。おもしろうございました。

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2024/04/12

ほぼ守田一郎の一人舞台なのに、全てのキャラクターが魅力的に描かれていた。「見どころのある少年へ」編がお気に入り。こんな先生が身近にいたら楽しいだろうな。

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2024/03/29

まだ私は森見登美彦氏の小説を大して読んでいないが、これが一番好きな小説になるのではないだろうか。 書簡体小説は初めてだったが、なんの問題もなく楽しめた。 守田くんの手紙がほとんどなのに、相手がどんな手紙を送ってきたか、どんな人物なのかがはっきり分かる。 気づけば自分も守田くんの立...

まだ私は森見登美彦氏の小説を大して読んでいないが、これが一番好きな小説になるのではないだろうか。 書簡体小説は初めてだったが、なんの問題もなく楽しめた。 守田くんの手紙がほとんどなのに、相手がどんな手紙を送ってきたか、どんな人物なのかがはっきり分かる。 気づけば自分も守田くんの立場にあり、彼の気持ちが手に取るようにわかる。 目を閉じて彼の能登での日々を思い浮かべると何故か切なくなってくる。 最後の恋文に心惹かれる。 続きを書かないというのがより一層心に残り、色々考えてしまう。 何度も読み返したいし、忘れたくないし、彼が過ごした景色を自分の目に焼き付けてみたい。 この世界に入ってみたい。

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