広告小学校 の商品レビュー
何年か前、広告小学校ってなんだろう〜 と軽く流してしまってたのですが、 最近メセナアワード2014受賞でまた ニュースになっていたりしたので。 広告小学校ってなに?って話ですが、 ”CMづくりを通してコミュニケーション力を育成することを目指した 小学生のための授業プログラム”...
何年か前、広告小学校ってなんだろう〜 と軽く流してしまってたのですが、 最近メセナアワード2014受賞でまた ニュースになっていたりしたので。 広告小学校ってなに?って話ですが、 ”CMづくりを通してコミュニケーション力を育成することを目指した 小学生のための授業プログラム”、です。 2006年から電通が社会貢献事業のひとつとして 東京学芸大学と共同ではじめたとのこと。 子どもたちに実際にCMづくりのコツを学んでもらい、 商品や、公共テーマや、自分自身について考えて、 CMのかわりに15秒の”CM劇”で クラスのみんなの前で作品を発表してもらう ワークショップ形式ですすみます。 本を読んでいると、 広告業界の大人でさえヒーヒー悩みながらやってるCM制作を 子どもたちみんなきちんとテーマを見つけて コンテを書いて、楽しそうに笑いながら劇をやってる… 大人みたいに変な見栄もないぶん 自由に考えられるんでしょうか。 子どもってすごいなーって、ほっこりする一冊です。 余談ですが、表紙のマヌケ顔のぬいぐるみは、 広告小学校のキャラクター「コマ犬」で、 鼻と口が”CM”になってます。 なるほど!
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『広告小学校』とは電通のCSR事業。CMづくりで「伝える」を学ぶ。さすが、電通さんは凄い。小学生にCMをつくってもらう。CM作りを通して、自分のことを改めて知ったり、自分に自信がつく他に、日本ではあまり授業に取り組まれないプレゼンテーションを3回もする。この『広告小学校』さらに多...
『広告小学校』とは電通のCSR事業。CMづくりで「伝える」を学ぶ。さすが、電通さんは凄い。小学生にCMをつくってもらう。CM作りを通して、自分のことを改めて知ったり、自分に自信がつく他に、日本ではあまり授業に取り組まれないプレゼンテーションを3回もする。この『広告小学校』さらに多くの小学校で取り組まれたら面白いだろうし、小学校だけでなく、大学でもやってみたら面白いと思う。限られた15秒のなかでの表現はその後の人生に役立ちそうだ。
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広告制作を通じて「伝える力」を養う教育メソッド【広告小学校】の実施と経緯、内容について紹介されたダイジェスト本。 電通と東京学芸大のコラボで生まれた企画。 メソッドを教材と共にパッケージ化して、実際の小学校先生に託し、 授業そのものは各学校・各先生がそれぞれやって行きます。 ...
広告制作を通じて「伝える力」を養う教育メソッド【広告小学校】の実施と経緯、内容について紹介されたダイジェスト本。 電通と東京学芸大のコラボで生まれた企画。 メソッドを教材と共にパッケージ化して、実際の小学校先生に託し、 授業そのものは各学校・各先生がそれぞれやって行きます。 カリキュラムの目の付け所や内容のシンプルながら本質的な内容にも 関心しましたし、自分も小さいときにこんな授業があったら。。。と思った。 でもなによりも、「子供ってほんと、スポンジやなあ」ってこと。 たった一つのきっかけや体験で、次の日から別人のように変われる。 ただそれは、良い方向だけではない。 だからこそ、小学校の先生ってすんごい仕事だなあと思いました。 うちは非常にひねくれたガキだったので、 おそらくたくさん、あの時に出来た貴重な経験を踏み倒したんだろうなあ。 変わることは大変で、だからこそ子供がキラキラ見えましたとさ。 素晴らしい取組みだと思います。
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「広告」、いや正確には「広告会社」の知的財産を教育に活用した有名事例の解説書。この本を通して、広告会社の仕事「プロセス」そのものがひとつの知的財産として価値高く、これらを今後もっと色んな分野で「社会を良くする種」に換えられる事を再認識。
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