大前研一洞察力の原点 の商品レビュー
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「読書とはざるで川底をすくう様なものだ、ほとんどはざるの目をとおり落ちていく」と言った人がいました。この本は著者の著作からハイライト部分を切り出しテーマ別にまとめたものです。確かに含蓄のある名言が並んでいます。読んだことのある著作からなら、内容を思い出したりしました。しかし読んだ時になるほどと思っても、人間の頭はざるだから、こぼれ落ちていってしまいます。どこかに引っかかってくれよと願いながら読みました。
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とりあえずをやめる プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する 専門を狭くしない 変わる方法は、時間配分、住む場所、付き合う人 決意を新たにすることは無意味 discussとは、否定のdisと、恨むのcuss 「誰が」より「何を」言ったか ベストセラーになった理由を...
とりあえずをやめる プロフェッショナルは感情をコントロールし、理性で行動する 専門を狭くしない 変わる方法は、時間配分、住む場所、付き合う人 決意を新たにすることは無意味 discussとは、否定のdisと、恨むのcuss 「誰が」より「何を」言ったか ベストセラーになった理由を自分なりの論理で説明する訓練をする 名経営者の消しゴムは大きい、前言撤回をたびたび使う 学校時代の成績と社会に出てからの成功には全く相関がない
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たかが言葉されど言葉 素直な気持ちで受け入れることができればプラスになったりする。 大前研一さんの様々な名言を読みながら本と会話している気分になります。
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他の読者のレビューにもあるように、短文ゆえにその文章自体は秀逸であるが、文脈がないために、真意がわかりづらい部分もあったのでは。ただし、やはり名言はは名言である。印象的だったのは、何かを新たにする時は付き合う人を変える、住む場所を変える、時間配分を変えるのいずれかしかない。最も無...
他の読者のレビューにもあるように、短文ゆえにその文章自体は秀逸であるが、文脈がないために、真意がわかりづらい部分もあったのでは。ただし、やはり名言はは名言である。印象的だったのは、何かを新たにする時は付き合う人を変える、住む場所を変える、時間配分を変えるのいずれかしかない。最も無意味なのは、決意を新たにすることだ。
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企業参謀ノートに続いて読んだ、筆者作品。 過去に筆者が執筆した作品からキーとなるメッセージを集めた大前語録という形をとっている。自分で考えるという一貫した考え方は、ビジネスマンだけではなく、教職者や専門技術者にも通じる内容と感じる。 今回、個人的に受けたメッセージを総じると、い...
企業参謀ノートに続いて読んだ、筆者作品。 過去に筆者が執筆した作品からキーとなるメッセージを集めた大前語録という形をとっている。自分で考えるという一貫した考え方は、ビジネスマンだけではなく、教職者や専門技術者にも通じる内容と感じる。 今回、個人的に受けたメッセージを総じると、いつの世も自分自身が最大の敵である、そのために自分の考えを疑い続け今日の自分を越えていく、ということ。
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色々な著作や雑誌での大前さんの名言を集めたもの。読むと言うよりは眺めるに近い状態でサクサク進む。 ただ、名言をさらっと拾うには良いが、その分内容は薄い。前後関係が不明な中での名言は意味を持たないものもあると思う。そのぶん、引用した著作や雑誌が全て記載してあるから、詳しくは原文を読めということなのだろう。 それにしても奥さんからのディナーの誘いに秘書にアポイントって、、、それはどんな奥さんでも怒るでしょ。。。
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大前研一名言集。膨大な著書から、割り切って2-3行(場合によっては1行)を抜き出しているので、さくさく読めるが、意味が分かりにくいものも多々ある。でも、そんなこと関係なく、九列なし劇になる。最初の二章「答えのない時代に必要なこと」と「基本的態度」が特に。思考停止に陥らないで、自分...
大前研一名言集。膨大な著書から、割り切って2-3行(場合によっては1行)を抜き出しているので、さくさく読めるが、意味が分かりにくいものも多々ある。でも、そんなこと関係なく、九列なし劇になる。最初の二章「答えのない時代に必要なこと」と「基本的態度」が特に。思考停止に陥らないで、自分の頭で考える。そのためには自分の頭で問題設定して、問題を解くことに向けて考えつくす。むずかしー。
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大前研一氏が、ビジネスパーソンに対して贈る言葉集。 全てこれまでの著書や雑誌記事からの引用であるが、 常日頃心がけるべきことや、物事の考え方等テーマ分けされている。 どの言葉も非常に重いものばかりで、旨に留めておくべきものばかり。 著者の本を全て読んでいなくても、そのエッセンス...
大前研一氏が、ビジネスパーソンに対して贈る言葉集。 全てこれまでの著書や雑誌記事からの引用であるが、 常日頃心がけるべきことや、物事の考え方等テーマ分けされている。 どの言葉も非常に重いものばかりで、旨に留めておくべきものばかり。 著者の本を全て読んでいなくても、そのエッセンスを習得できる意味では、 本書は一読の価値はある。 一方で、内容の薄さは否めない。 本書ではその言葉がどこからの引用であるのか全て記載されている。 特に関心を持った言葉については、実際の本や記事に立ち戻り、 その前後をキチンと読む方がいいと思う。
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最近のマイブーム大前研一の本三冊目。彼が過去に残した金言をまとめたもの。一つ一つが短いので気楽に読める。 切望される人材とは自分で物事を見て分析し、考え、構築し、新しい解決策を構築し、事業主として生み出していける存在。本質的な問題を見抜くこと。 大前研一の主軸となる考え方は以...
最近のマイブーム大前研一の本三冊目。彼が過去に残した金言をまとめたもの。一つ一つが短いので気楽に読める。 切望される人材とは自分で物事を見て分析し、考え、構築し、新しい解決策を構築し、事業主として生み出していける存在。本質的な問題を見抜くこと。 大前研一の主軸となる考え方は以下の三つくらいにまとめられるのではないか。 1. ゼロから考えること 例えば[わからない]という状態に耐えられるようになれ。誰もが分からない答えに仮説を立てて立証して行く。その仮説はあくまで仮説であってそれを正しいと思い込んではいけない、など。それは考えてはいけないと思っていた、というメンタルブロックは外す、でないと起業家になれない。誰が言ったかでなく、何を言ったかで考える。目を瞑って聞いていたらあなたはどう反応するのか。戦略と計画には分析的な視点だけでなく、生み出した人間の精神力や意思の力があるからこそ競争力が生まれる。 2. 行動力 同じ戦略でも上手く実行したものが勝つ、足を使って情報を収集する、食わず嫌いでもやってみるなど。出来ないことでなく、出来ることを考えるなど。本当に簡単なことはシステム化して労力を省く。あいつよりマシだ、という考え方は捨てる。自分を評価するのは自分である。そのうちと思ってることは今やる、でないと旬が過ぎる。仮説を立てたら労力を惜しまず、仮説を裏付けして行く。自分がその仮説に対して一番厳しくなる。世の中には8割でいいことと、120%がいることがある。それを意識的に嗅ぎ分ける。リスクをとって試行錯誤しないと一生正解に近づけない。リスクを軽減しながら答えがない道を進む。 3. 何にでも主体性を見出す。 仕事からはノウハウを学び、面白くない仕事など作らない。役に立たない人間など作らず、適材適所する。あと何回しか出来ないか考えてモチベーションをあげる。とりあえずなんて許さない。 気が散る人は成功しない。とことんやれば必ずできる。やりたいことは一言で言える。それに信念を持つ。自分で事象を分析し定義する。エトスを作る。日本という国に対して責任を持つ。 4. プロフェッショナルの定義 ある分野において余人に替え難い存在、感情をコントロールし、理性で行動できる。専門性、知識、高い倫理観と、顧客第一主義、好奇心と向上心、厳格な規律を兼ね備えた人間。要は命をかけて真剣な人である。 顧客が欲しいのは製品やサービスそのものではなく、体験、状態などの実際実感できるものである。 5. 人間が変わる方法は 時間配分を変える 住む場所を変える 付き合う人を変えるの三つしかないらしい。本当か?決意を新たにするのは意味ないけど、それを動機にして行動をすればより効果的だとは思う。 6. プレゼン能力を高めるには ベストセラー小説やビジネス書を読んで、それがなぜ人気があるのかを自分の論理で説明する。絵でコミュニケーションする。 7. リーダーとは 制約条件の中から一番重要ものを選び取る作業であり、逆を言えば何を外すかが大切である。方向とスピードを決める車の運転手みたいなもの。そして正しい答えをチームの共有物にする。そしてチームを元気付ける、やる気を導く、問題解決主義の人間にする、そういう文化を定着させる。
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自分の頭で考え続ける習慣を付けていく為に読み返すには最適。エッセンスが詰まっている。思考停止にならず、勇気を持って、自分の考えを実行する事。
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