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評価経済社会 の商品レビュー

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100件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2020/11/22

時間がないので速読をテーマにしてみた。 1時間以内くらいで読んだ(読んでない)。 目次読んで、各章に掛ける時間を決める 最初と最後の章以外はパラパラ読み、章の最初と最後の気になるとこだけ数行読む。 最終章と後書きだけ軽く全部読む。 まあ、初心者向けの内容で 社会学的に人の価値...

時間がないので速読をテーマにしてみた。 1時間以内くらいで読んだ(読んでない)。 目次読んで、各章に掛ける時間を決める 最初と最後の章以外はパラパラ読み、章の最初と最後の気になるとこだけ数行読む。 最終章と後書きだけ軽く全部読む。 まあ、初心者向けの内容で 社会学的に人の価値観の歴史を振り返りながら 現代の情報送受信の双方向性・複雑性 資本主義社会からパラダイムシフト起きてることの説明 って感じかしら。 最終章にあるように、これから2,30年の間 過渡期で、価値観の変化に人々が翻弄される時期だとして、さらに良い時代を迎えるための痛みと捉えて信じるべきですね。 色々タイミングが合わずちゃんと読めなかったが、もしも別の時期があればちゃんと読みたい。

Posted byブクログ

2020/11/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

★★★★★満点の理由は、本書が2011年に「評価>おカネ」になると結論づけたことに驚いたから(僕は17年に読みました)。 「評価」が社会にシステムとして浸透する論考はもちろん本書に、おカネについての論考は「お金って、何だろう?僕らはいつまで円を使い続けるのか?(書籍)」に詳しくある。 物事に普遍的な中心はなく、すべての関係性で生じるベクトル「力の方向と量」を切り取った瞬間に過ぎない、という前提で歴史、宗教、社会学、心理学あらゆる角度から切り込んで「評価>おカネ」の結論に導いてくれる。 岡田氏がベクトルに影響を与えるひとりひとりのエネルギーとして参考にしているのが、堺屋太一氏の「やさしい情知の法則」。どんな時代でも人間は、「豊かなものをたくさん使うことは格好良く、不足しているものを大切にすることは美しい」と感じる生き物であるということ。 本書は古くならない社会の、人間の本質をついていると感じた。

Posted byブクログ

2019/07/07

2019年現代主流となっている信用経済、価値経済を俯瞰的に捉えている。 本書が2011年発行なのには驚いた。

Posted byブクログ

2018/01/16

「貨幣経済社会」から「評価経済社会」への 移行という岡田斗司夫氏さんの主張については、個人の「感覚的」には大いに可能性がある気がしています。「感覚的」というのは、この本が若者の行動への考察を取り入れながら、岡田斗司夫さんのセンスで綴られたような本だからです。岡田氏のこのような既成...

「貨幣経済社会」から「評価経済社会」への 移行という岡田斗司夫氏さんの主張については、個人の「感覚的」には大いに可能性がある気がしています。「感覚的」というのは、この本が若者の行動への考察を取り入れながら、岡田斗司夫さんのセンスで綴られたような本だからです。岡田氏のこのような既成概念に囚われない自由な発想にはただただ脱帽です。これからの時代の変化において、読んでおいた方が良い書籍だと思いました。 自身のブログでより詳細な「まとめ」を書いておいたので、ご興味がある方は是非遊びにきてください。 評価経済社会(岡田斗司夫氏著)について http://seany.jp/archives/12

Posted byブクログ

2017/09/11

『ぼくたちの洗脳社会』(朝日文庫)の改訂版として刊行された本です。 ネットの出現によって、これまで権力者やマスコミによって独占されてきた影響/洗脳のツールが市民に開放されたことで、貨幣経済社会から著者の主張する評価経済社会へのパラダイム・シフトが起こるという見立てが示されていま...

『ぼくたちの洗脳社会』(朝日文庫)の改訂版として刊行された本です。 ネットの出現によって、これまで権力者やマスコミによって独占されてきた影響/洗脳のツールが市民に開放されたことで、貨幣経済社会から著者の主張する評価経済社会へのパラダイム・シフトが起こるという見立てが示されています。 以前に読んだ『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』(PHP新書)と内容が重なるところも多いのですが、本書がシステムについて述べているのに対し、ここで主張されているような社会で生きていく人々の自己救済のあり方について論じたのが『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』だとみなすことができるように思います。 これからの社会の姿について予測するのが本書の狙いなので、ないものねだりになってしまうのですが、本書で示されるような評価が強い力を持つ社会がやってくるという現実に対して、私たちがどのようなスタンスを取るべきなのか、ということが語られていないのは、少し残念です。たとえば東浩紀の『一般意志2.0』(講談社文庫)では、「評価」が可視化される社会の姿を念頭に置きつつも、そうした大衆の欲望をそのまま政治に反映させるのではなく、むしろそのことを前提にした政治のあり方を考えるべきだという主張が示されていたのに比べると、少しもの足りなく感じてしまいます。

Posted byブクログ

2016/06/12

「第3の波 」にはのれないな~。過去に得たものが多すぎる。すべてを、捨てる覚悟がと割りきりがないと、自信がもてない時代と解っているが?

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2015/12/28

人類の歴史で、重大な影響があったとされるのが農業革命、産業革命、そして、現在進行中の情報革命だと著者は言う。 また、貨幣経済社会の終焉で、評価経済社会へとパラダイムシフトすると。 「情報余り社会とは、一つの事実に対する様々な解釈、様々な価値観や評価・世界観といったイメージがあふれ...

人類の歴史で、重大な影響があったとされるのが農業革命、産業革命、そして、現在進行中の情報革命だと著者は言う。 また、貨幣経済社会の終焉で、評価経済社会へとパラダイムシフトすると。 「情報余り社会とは、一つの事実に対する様々な解釈、様々な価値観や評価・世界観といったイメージがあふれる社会」が評価経済社会の本質だとしている。 しかも、マスメディアの衰退とネットの台頭によって、評価を獲得するための「影響」行為が双方向になる。 技術の進歩がいつも権力者の特権を大衆に開放してきたことから考えて、今まで権力者が独占していた「影響」行為が、ネットの発達によって民衆に開放されつつある。 評価経済社会における大衆の消費行動を取りこむために必要な評価資本。 まだまだ、貨幣資本主義というパラダイムに身を置く我々には理解しにくい面もありましたが、著者の論理にも十分頷ける事象も示されていて、近未来の日本の社会に注目です(笑)。

Posted byブクログ

2015/03/15

本書を読んで、現代社会に対して抱いていた違和感にヒントをもらえた気がしました。 狩りから農業革命を経て、産業革命、そして現在の情報革命の社会の変遷や貨幣経済から評価経済へと変わっていく変遷は非常に納得させられる部分がありました。 ネットの普及で個人のライフスタイルや企業の経済活...

本書を読んで、現代社会に対して抱いていた違和感にヒントをもらえた気がしました。 狩りから農業革命を経て、産業革命、そして現在の情報革命の社会の変遷や貨幣経済から評価経済へと変わっていく変遷は非常に納得させられる部分がありました。 ネットの普及で個人のライフスタイルや企業の経済活動が変化していることやマスメディアの影響力の変化など本書では評価経済社会という概念を通して様々なことが説明されていました。 また新録されたネットと精神論の話は非常に興味深く読みました。 また原発に言及してる一節を読んで、東日本大震災前に書かれた一冊ですが、震災後の状況をみると非常に評価経済への傾向が強くなったと感じました。 人類や社会の価値観の変遷を辿ることでこれから先の自分と向き合う上で非常に考えさせられる材料がたくさんある著書でした。 複数の価値観が存在するなかで、それを支持するサポーターが乱立し、縮小した組織が乱立していく社会に進んでる感はあると思います。 そこには以前読んだ今ここを楽しむ自分の気持ちを尊重したコンサマトリー化や戦後から70年経った経済の鈍化も影響しているとも感じました。 これからはただ作れば消費される社会から自分の気持ちで選択する多様な価値観で形成されていく評価経済社会へともっと進んでいくと思います。 その中で自分がどう振る舞うのか考えていくきっかけになる一冊でした。

Posted byブクログ

2014/10/31

フォトリーディング後、高速を交えて熟読。 お金を基準にした社会が崩れ、ネット情報化社会によって誰もが他人に影響を与え、また誰もがそれを評価する社会になった、っと言うのが本書のコンセプト。 いずれ評価経済社会が完全にお金よりも重要になると岡田氏は主張する。面白いが、まだ実感が湧...

フォトリーディング後、高速を交えて熟読。 お金を基準にした社会が崩れ、ネット情報化社会によって誰もが他人に影響を与え、また誰もがそれを評価する社会になった、っと言うのが本書のコンセプト。 いずれ評価経済社会が完全にお金よりも重要になると岡田氏は主張する。面白いが、まだ実感が湧かない。でも16年前に「僕らの洗脳社会」として出版された本書は、今回の大幅改訂の時にはさらに現実味が現れている、っとのこと。 キリスト者としては、お金の社会は崩壊し「キャッシュレス電子マネー社会」となることを知っているので、とても面白いと思った。 星四つ。

Posted byブクログ

2014/08/29

価値観(特に結婚や血筋)のシフトは本当に来てしまうのか? そうした近しい人を思う・偲ぶ意識まで変革して失われていくのが必然だとしたらやるせない。せめて段階的に残るものであってほしい。

Posted byブクログ