あの虹を見た日から の商品レビュー

アイリスジョハンセン【著】,坂本あおい【訳】

2012/06/27

二見書房さんから出てる割に、思いっきりハーレだった気がする。どこにミステリが？？とも思ったけど、ロマンス小説としては十分楽しめた。

ハーレっぽいけどライバルとか出てこないし、始めっからヒーローはヒロインに一目惚れしてたし。認めたくないみたいだったけど、ハーレ特有の『君は愛人に過ぎない』ってのがなかった。
やり方は厳しいけど、ちゃんとヒロインを思いやってるし。『囲う』様な表現をしてしまってたけど、気持ちが分からなくない。だってスタントしてる恋人だなんて、逆でも十分怖い設定だし。

サイドに出てくる人物たちも非常に魅力的。
ビリーとユセフなんて先が気になって気になって…。
是非こちらも読んでみたいのですが、このシリーズ、時代設定とかバラバラみただし、同じ人物が出てきたりはしないみたい。同じ土地で展開される話しだから、地名のシリーズ名が付いてるだけらしい。
ちょっと残念…。

ミステリはちょっと…って思って悩んでる方がいたら、迷わないで！
ぶっちゃけミステリ要素無いから。
The　ロマンス小説！！って感じです。

2012/05/27

最初から最後まで面白かった。
押しまくるヒーローが見ていて楽しかったｗ
ただシリーズとは知らなかった。「黄金の翼」「ふるえる砂漠の夜に」「波間のエメラルド」で本書「あの虹を見た日から」だった。１から見たかったかも…ま！これだけでも面白かったけどねｗ

2011/09/17

図書館の本

内容紹介
美貌の一級スタントウーマンと大物映画監督
華やかなハリウッドの世界で出会った不器用なふたりの恋のゆくえは…… ？
心ときめくドラマティック・ラブストーリー

『 黄金の翼 』 『 ふるえる砂漠の夜に 』 『 波間のエメラルド 』 に続く砂漠の国セディカーンを舞台にしたセディカーン・シリーズ作品

療養中の兄を養いながら、スタントウーマンとして逞しく生きてきたケンドラ。そんなある日、出演する次作映画の
パーティで、監督ジョエルに熱く見つめられていることに気づく。鎮痛剤で朦朧としていたケンドラは誘われるがまま
一夜をともにするが、ジョエルは美貌の彼女を、仕事欲しさに誘惑する新人女優と勘違いしていた。
その後、誤解はとけたものの、愛する者に二度と危険なスタントはさせないと言うジュエル。彼の隠された優しさに
惹かれながらも反発するケンドラだが、そんな折思わぬ出来事が……。

Capture the Rainbow by Iris　Johansen

2011/03/25

〈セディカーン・シリーズ〉スタントウーマンのヒロイン。監督ヒーロー。女を視線で釘付けにして奪っちゃったよーすげぇーぞヒーロー。
束縛されたくないプレイボーイのはずなんだがヒロインに対しては束縛しようと独占欲強いヒーローだったなぁ。ヒロインは職業柄勇ましく頑張りやさんなんだが　ヒーローとの関係は甘い。束縛なんだけど優しい甘さだった。脇役の女優と大男が好きキャラだなぁ。

2011/03/19

思ったより二人の仲が入り組んでなくて良かった。
最初の誤解も比較的早く解けて、ヒーローのヒロインいじめも２週間が経ちました…であっさりスルー（詳細に書き込んだらＤ・パーマーか）で助かりました。
大好きな「嵐の丘…」のブレンナが出ていたのは花丸です。
脇役のビリーはやたら存在感があってトラブル体質。「カリブの…」ヒロインかと勘違いしそうなほどです。
どこかで主人公してそうですね。（そうなら早く翻訳を）