連続殺人鬼カエル男 の商品レビュー
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表題通り、連続殺人鬼カエル男のお話。 かなり、血なまぐさいグロテスクな表現ありです。それでも続きが気になってさくさく読んじゃうところは、作者の最後にどんでん返しで驚かせたいという思いが文章を通じて伝わってきたからだと思います。なんだか古畑任三郎ファイナルの『今、甦る死』を彷彿とさせませんか?
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どんでん返しが重なって最後はうまく着地して終わった感じ。警察官が公務に私情を挟むとロクな事はないと延々伝えてくれる。大事なテーマがあるんだろうけど、そっちは霞んでしまってるんじゃなかろうか。
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『カエル男が街を恐怖と絶望にそめる!』 装丁と目次のポップさに裏切られ、結構なグロ描写に読んでて鳥肌痛い…。 こんなもんかな、と思ったラストの最後できれーに落とされて、これ以上ない因果応報にすっきり!でした。 ドビュッシーもそうだけど作者はピアノが好きなんだなぁと妙に納得。
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これは…すごい。 見事にミスリードされたし、まさかの結末だった。想像していた結末通りに進んで言ったので、「こんなもんか…」と思っていたら、それを超える結末が待っていた。 終わり方も、まぁよくあるパターンではあるけれど、好きなパターン。 中山七里の実力は間違いないようだ。
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そんなにグロくなかった。殺してから色々してもなんとも...死んだら人の形をした物体でしかないと思うし。。。被害者の意識がある状態で、吊るしたり潰したりしてたらグロイと思えた。古手川が痛めつけられるシーンは臨場感があって、いいと思う。 んー...帯がやりすぎてる巻がある本だったかな...
そんなにグロくなかった。殺してから色々してもなんとも...死んだら人の形をした物体でしかないと思うし。。。被害者の意識がある状態で、吊るしたり潰したりしてたらグロイと思えた。古手川が痛めつけられるシーンは臨場感があって、いいと思う。 んー...帯がやりすぎてる巻がある本だったかなー。大衆心理の効果はいかほどか。
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「連続殺人鬼」とはあるけど、カエル男というのが面白いしもっと軽いミステリものだと勝手に思っていました。 読み始めてびっくり。苦手なグロテスクな場面が次々と。でも結末が気になり先へ先へと一気読みしました。 後半、二転三転するところは単純に楽しめました。最後の結末を知ってからもう一度読み直すと面白そうですが、やっぱりグロテスクなところが気になり再読はできません。
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「さよならドビュッシー」なんぞを書いてるのと同じ人とは思えない、作風の違いを楽しめた。 なかなかにエグいというか、グロい表現が多いので、そっち系のための話かと思いきや、意外なテーマが根底にしっかりあって、ラスト1行まで神経が行き届いている。 ただ、暴徒と化した市民との攻防シーンは...
「さよならドビュッシー」なんぞを書いてるのと同じ人とは思えない、作風の違いを楽しめた。 なかなかにエグいというか、グロい表現が多いので、そっち系のための話かと思いきや、意外なテーマが根底にしっかりあって、ラスト1行まで神経が行き届いている。 ただ、暴徒と化した市民との攻防シーンは、ちょっと長過ぎかな。そこだけが惜しい。
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二転三転するが、「ミステリー」というより刑事物のように感じた。 思ったよりグロいので、苦手な方はご注意をば。 うーん、何だかやりきれない。
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ここ最近読んだ中で一番良かった。第二、第三の黒幕と最後の終わり方が今までにないパターンで作者の中山七里の違う作品も読みたくなる。王様のブランチで絶賛もうなずける。
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率直な感想としては、読み疲れました。 会話よりも過剰と言えるほど情景描写が多く、どうしてもテンポよく読み進められない。個人的に主人公の考えに共感も好感ももてなかったことも要因の一つだとは思いますが…。 それと、描写だけ読むと『もう死んでるんじゃないか?』…って程のダメージを受けて...
率直な感想としては、読み疲れました。 会話よりも過剰と言えるほど情景描写が多く、どうしてもテンポよく読み進められない。個人的に主人公の考えに共感も好感ももてなかったことも要因の一つだとは思いますが…。 それと、描写だけ読むと『もう死んでるんじゃないか?』…って程のダメージを受けてるように思えるのに、不死身かってくらいその後全然動けてたりするっていうイメージのギャップが多かった。 ただ、最後のどんでん返しはよかったです。
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