爛れた闇の帝国 の商品レビュー
初、飴村行だったのですが…結構読めました。 2つの話しがリンクしていく、よくあるパターンですが…力技で繋げていく。 …しかし、どいつもこいつも闇がありすぎだろう!でもこうゆうメチャククチャな設定もたまにはいいじゃないでしょうか?
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どんな人間でも、心の中に闇の部分を隠し持っているということかな(-_-;) 気持ちの良いストーリーではないんだけど、なんとなく気になる魅力がありますよね☆
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2011年9月5日、読了。 この主人公の絶望はなんだ? とにかくこの主人公のようにはなりたくない。 人間の闇にクローズアップした作品。それ程この作者特有の暴力は強調されなかったものの、とんでもない作品だった事に間違いは無い。 完璧にやられた。予想外。満足。 星五つ!
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どうしてこの本を選んだのか…。 何かの書評を読んで読もうと思ったのではなかったか。 ・・・。 う〜む、何とも不可思議な作品である。 全裸のまま両手両足を拘束された男。記憶を失っている。 そして、失われた記憶を思い出させようとする憲兵姿の男。そのための「刺激」とは、足首を切り落...
どうしてこの本を選んだのか…。 何かの書評を読んで読もうと思ったのではなかったか。 ・・・。 う〜む、何とも不可思議な作品である。 全裸のまま両手両足を拘束された男。記憶を失っている。 そして、失われた記憶を思い出させようとする憲兵姿の男。そのための「刺激」とは、足首を切り落とし、親指を残して左手の指を払うこと。 一転して現代。 自分とさして変わらない男が母親の愛人となり、自宅に入り浸る。それに倦んだ少年は高校を中退し、ずっと仲の良かった男女二人との関係が微妙になっていく。 2つの物語が、爛れた人間の欲望によってあらがいようもなく結びつけられていく。 夜、二時間ほどで読んでしまった。 読了しなければ、夢見が悪くなると思ってね。 はてさて・・・。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読了、68点。後半ネタバレあるよ~ ** 目が醒めると四肢を鎖に繋がれた状態で拘束された兵士の元に憲兵を名乗る人物がやって来る。 彼が言うには兵士は重大な罪を犯し、それを思い出させる為に拷問を加えてる必要があるといい、実際に残酷な仕打ちを与える。 一方で正矢は一つ年上の高校の先輩と41歳の母親の交際に頭を悩ませていた。と同時に自らの心に言い様のない虚無感を抱え高校を中退してしまう。 親友で3人揃って"ワンダースリー"と呼び合う晃一、絵美子も心配して相談に乗ろうとするが… やがて2つの話が絡み合い、人間の心の中にある爛れた闇が見え始めてくる。 ** 『粘膜人間』以来の飴村行です。 『粘膜人間』のときはグロテスクさが前面に押し出され過ぎて嫌悪感がどうも先にたってきちんと評価出来ていなかった気もしますが、 今作はそのあたりが比較的抑え目で、そうして読むと筆力は凄いものがある人だなと発見。 終盤の2つの話が絡み合い始める辺りからぐっと読み手を惹き付ける文章とテンポは良かった。 ただこうして数日経って感想を書こうとすると、設定やら話の流れがどうも物足りないと言うかちぐはぐな印象を持っていたりします。 ちょっとモヤモヤするものが残るのがマイナス。 以下ネタバレ少し。 悪かった点としては、結局のところ物語の始点である正矢の心の空洞とやらはどこから来たものなんでしょう。 叔父との繋がりと読み取るべきかとも思いましたがあれって毎年行われてる行事なんだよねぇ、母親の交際が重なったから? そこらへんが消化不良なのが残念。 あと正矢が母親の交際相手のところへ乗り込んだシーンで、正也の駄目人間っぷりを表現したかったんだろうけどあまりにヘタレ過ぎて話としての面白さに欠ける。 逆に良かった部分は、なんと言っても兵士編で医者が異常者であることが判明し、そうすると血の繋がった孫の方もきっとヤバイ人間なんじゃないかと想像したら、その直後本当にそうだった!!!!!! と言うのが描かれる辺り。あそこはゾクゾクっと来ます。 他にもまぁ登場人物全員が変態というか異常者というのも結構好き。
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粘膜蜥蜴のイメージが強くて楽しみに読んだけど、これは今ひとつだった。登場人物も魅力に欠けるし、プロットも意外というより取って付けたようだった。
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二つの話が平行して展開される.一つは全裸で四肢を壁に固定された日本兵、彼は憲兵に壮絶な拷問を受けるが自分がどのような罪を犯したのか、いや自分が何者なのかも記憶がない.もう一つは現代の高校生.正矢、晃一、絵美子.小学校の時からの仲良しワンダースリー.正矢の母は正矢より1歳だけ年上の...
二つの話が平行して展開される.一つは全裸で四肢を壁に固定された日本兵、彼は憲兵に壮絶な拷問を受けるが自分がどのような罪を犯したのか、いや自分が何者なのかも記憶がない.もう一つは現代の高校生.正矢、晃一、絵美子.小学校の時からの仲良しワンダースリー.正矢の母は正矢より1歳だけ年上の不良生徒と関係を持っていた.やがて二つの世界が巧妙にクロスし驚愕の事実が明かされる.
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粘膜シリーズは読んでないが気になる作家さんだったので、古本屋 で新刊を見つけたので読んでみた!予想以上にグロくなかった印象。(グロい作家のイメージが先行してる為)でもこの世界観は何!?終盤一気にグイグイ引っ張られてあっという間に読んでしまった。パワーあるねー。もうはちゃめちゃ!粘...
粘膜シリーズは読んでないが気になる作家さんだったので、古本屋 で新刊を見つけたので読んでみた!予想以上にグロくなかった印象。(グロい作家のイメージが先行してる為)でもこの世界観は何!?終盤一気にグイグイ引っ張られてあっという間に読んでしまった。パワーあるねー。もうはちゃめちゃ!粘膜シリーズを読んでみたくなったね。
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前から読みたかった作家さん。 粘膜ものを読む前に、グロさを押さえてるというこちらの新刊を。 チカラ技というか、負のパワーというか、 ぐいぐい引っ張られてあっという間に読み終わってしまった。 そんなことあるんかいなと頭にハテナが浮かぶ間も無く、 押し切られて爽快、という感じ。 後...
前から読みたかった作家さん。 粘膜ものを読む前に、グロさを押さえてるというこちらの新刊を。 チカラ技というか、負のパワーというか、 ぐいぐい引っ張られてあっという間に読み終わってしまった。 そんなことあるんかいなと頭にハテナが浮かぶ間も無く、 押し切られて爽快、という感じ。 後味は悪いけどね。 ミステリー要素もあり、エログロが大丈夫なら素直に楽しめると思います。
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登場人物の描写がそれほど深くないせいか、後半の言動が唐突すぎる感じを受けていまいち腑に落ちない。不自然な点が結構多くて気になる。
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