断崖(5) の商品レビュー
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どうもヴェーラが好きになれない…。危機がきたら手のひらを返したようにライスキーを頼るの?トゥーシンを頼るの? 熊はともかく、狐に頼れる立場かおのれは。 あああイライラ…。 ただ、お祖母様のために、希望ある未来を期待したい。 でもオチはいい。それでこそライスキー。彼はきっと一生そうだよね。 いざと言うときは真価をみせつけてくれるから、もう彼はあのままでいいと思う。
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登場人物の言葉を借りて言うと、「掘り起こしてみればそこに広がる巨大な日常」これこそが小説の醍醐味かなーと思える小説。 ロシアなのに暗くないのがいいなと思いながら読んでた。 他のロシア作家との比較の解説を読んで納得。 ヴェーラの登場までがだいぶ長くて、でもなんとなくヴェーラが重要人物になるんだということは読んでいて感じていたから出てきたときの輝かしさが印象的でした。 展開がちょっと昼ドラ的で、それもまた良いと思えるそんな時代の小説でした。
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