シアター！(2) の商品レビュー

有川浩【著】

2011/02/04

１巻で終わりなのかと思ってました（笑
いっそあのまま終わりのほうがいいんじゃ？とか考えてましたが、読んだらやっぱ続き面白い！と思い直したり。

前巻よりも劇団メンバーにスポットが当たっていて、それぞれのキャラが立ってるなと思いました。
個人的にツボだったのがゆかりと小宮山ペア。
好きだよああいう感じ！

それにしても司さんが学級担任みたいでおもしろい（笑
３巻で終了っぽいけど、楽しみ！

2011/02/04

のせられちゃう自分が悔しいというか･･･
最近の自分にとっては、とにかく軽く読めてしまうのがありがたい。
前回よりも劇団としての活動要素が増えてきているのが◎。

ひっかかったのは1カ所（割とどうでもいいことだけど）
ゲネプロで「通しでできるか不安」という描写があるのだけど、演劇だとゲネは止めないものなの？バレエのゲネプロだと、止めたりすることもあるのを観ているし、そこらへんがゲネプロの醍醐味だと思っていたのだけど（ちょっと舞台裏のぞける〜、みたいな）。でも、演劇には詳しくないので、こんなものなのかなぁなんて思います

そして「わけあいあい」。てっきり誤植だと思っていた（笑）

2011/02/03

普段まったく接点のない世界に興味を持つというのはどんな時だろう。
有川浩の作品を読んでいて一番心に残るのは、こういう世界もあるのかとか、こういうこともあるのかとか、こういう見方もあるのかとか、見えなかったものが見えるようになったような、世界が広がったような気持ちである。
作者本人がそういう気持ちで、楽しんで（しかもよくよく調べて）書いているのだろうなあ、とこちらもワクワクする。

シアター！３も出るらしい。物語の結末が楽しみ。

2011/02/03

本屋に平積みされているのを発見した時のテンションの上がり様といったらなかったね（笑）

「来たな！有川ワールド」って感じです。
今回は前作に比べて色恋沙汰が描かれてきて、有川さん節が色濃く出た気がする。

いよいよ牧子さんがっ！

小宮山君が！

シアターフラッグと千歳の距離感も描き方が絶妙だと思った。

それにしても司さんの一貫した姿勢には惚れます（*'。'*）

3の発売楽しみにしてます♪

2011/02/03

面白かった！シアター！の続編出るらしいってことはすっかり忘れて本屋にぶらっと入ったら、ドドーンとこれが平積みされてて思わずにやっとしてしまった。1を読んでまだ日が浅いので読み直すこともなくすんなりこの世界に入って行けた。1よりさらに、自分がシアターフラッグのメンバーである疑似体験?ができたと思う。クスクス笑え、やきもきしたりたまに登場人物にイライラさせられ、とても「おもしろい」作品。シリーズなので登場人物全員に思い入れの深い小説になりそう。
シアターフラッグ、まだまだ発展途上。

2011/02/02

この巻でおもしろさが一気に加速する。

シアターフラッグの主宰であり債務者の巧。
巧の将来を案じ、債権者を務める巧の兄、司。
巧は甘え上手で司はとても頼りになる。
そんな春川兄弟と団員の会話はとても楽しい。

彼らが繰り広げる世界は親しみがもてて、
彼らの人間関係や価値観、考え方から
勉強になることがとても多かった。

多くの人におすすめしたい作品である。

2011/06/19

本屋さんに２が並んでてびっくり！
すぐ買って読みましたー相変わらずの安定感★
三宮出てきて嬉しかったー！新神戸も！

牧子女前！お母さん素敵！
ゆかりいいなー小宮山かっこいいなー
司と千歳早くくっつけーｗ３が楽しみ^^

あとがきがいいな、うん！

2011/02/02

２年以内に３００万円返さなければつぶされてしまう劇団『シアターフラッグ』の奮闘記、第二弾。
今作はどちらかというと脇役にスポットを当てたサイドストーリー的なお話。
しかしながらいったい誰が主役で誰が脇役なのか分からなくなるぐらいに細かく設定されたキャラクター達のおかげで読み応え充分。
作者の役者全員への愛のなせる業。さすが有川さん。

2011/02/02

非常に面白かった！！
「シアター！」から読んだほうがいい。
シアター！は私はちょっと違うかな～って思ってたけど、２は一気にそれを補完して、なおかつ１をひきたててます！
２を読んで、１を読み直したくなって、１を読んだらまた２を読むというループが・・・

３が出るようで、それも楽しみ

2011/02/01

前回は、司・巧・千歳以外はあくまでサブキャラといった風でしたが、これはそれぞれの異なった視点で書かれていたので、個性的な面々がより詳しく掘り下げられていて良かったです。
あんなキャラだったんだ・・・と思う人も多々。お前のことだニックネーム・マスター。

今回は時間がどんどん進みます。舞台に関することのみならず、恋愛面でも動きがいろいろあったり。牧子と巧（無自覚）の関係がすごい好みだｖ
ていうか某二人ってまだつきあってなかったんだ！

数か所、ちょっと胸に刺さる部分が数か所ありました。
できないことをできないというのは、ほんとに難しい。
読んでよかったです。