葬送流転 人は弔い、弔われ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
朝日新聞社の星野哲さんが執筆されたものだと知って、購入したもの。 書籍タイトルからして私には内容が難しく、文体もカタいのではないか、とても読み終えられるものではないのではないかと思ったが、リズムよく読み進められる優しい語り口で「弔い」について真正面から考えるキッカケを与えてくれた。 特に、「会葬者に参列してもらうことは、故人の社会的な役割の終焉を告知することであり、故人を軸とした人間関係の再構築の始まりを告げることでもある」という一文が印象に残った。
Posted by
- 1