麒麟の翼 の商品レビュー
加賀恭一郎シリーズ最新作。東野圭吾さんの作品の中で、特に好きなのがこのシリーズ。『赤い手』がドラマ化された時、ドラマ放送の最後に新作の告知が流れました。待ちに待った作品でした。期待通り、いや期待以上に読み応えのあるストーリーでしたね。ドラマ化された『新参者』や『赤い手』の影響もあ...
加賀恭一郎シリーズ最新作。東野圭吾さんの作品の中で、特に好きなのがこのシリーズ。『赤い手』がドラマ化された時、ドラマ放送の最後に新作の告知が流れました。待ちに待った作品でした。期待通り、いや期待以上に読み応えのあるストーリーでしたね。ドラマ化された『新参者』や『赤い手』の影響もあって、これを読んでいても加賀恭一郎=阿部寛さんというイメージがありました。殺人事件が起こり、その加害者と被害者、そして加害者の家族、被害者の家族へと波紋が広がっていく。これはネタバレというわけではありませんが、『新参者』と『赤い手』を読んでおいたほうがこの作品をより楽しめると思います。
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東野圭吾待望の新作は、加賀恭一郎シリーズの書き下ろし。 意味深なタイトルが印象的。もちろん物語のキーワードでもある。 ・・・いやぁ、相変わらずの読ませぶり。 読み始めると全く止まらなくなり、結果一晩であっという間に読了。 大ヒットしたテレビドラマ、「新参者」のおかげで、各キャラ...
東野圭吾待望の新作は、加賀恭一郎シリーズの書き下ろし。 意味深なタイトルが印象的。もちろん物語のキーワードでもある。 ・・・いやぁ、相変わらずの読ませぶり。 読み始めると全く止まらなくなり、結果一晩であっという間に読了。 大ヒットしたテレビドラマ、「新参者」のおかげで、各キャラにイメージ付け がバッチリ出来ちゃっているものだから、読みやすいことこの上無い。 そして相変わらず伏線が秀逸。 もう正しいミステリーとは東野圭吾作品を指す、でいいんじゃねぇか?、ってくらい。 もちろん物語の途中である程度「コイツが犯人だ!」とか思うのだけど、 氏の作品でこの予想が当たった試しが無い。もちろんこの作品も例外では無い。 これがもう快感に等しい状況。 やはり東野圭吾。安心して読めます、コレは。オススメ!
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加賀恭一郎シリーズ大好き♪( ´▽`) ただ、もぅ阿部寛の顔しか浮かばない…w おもしろかったー( ´ ▽ ` )ノ 加賀恭一郎シリーズ第9弾
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無難な傑作というところか。 東野圭吾らしい、人情系展開。 ただ、被害者と加害者とのつながりシーンが、いささか無理があるような。 ちなみに、加賀が脳内で阿部ちゃんで再生される。厳しい目つきなシーンが、ケンシロウで再生されて、困った。
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結末が大どんでん返しでした。 加賀刑事の推察は本作でも圧巻でした。 ごまかしの人生は後に同じ過ちを繰り返すだけ、加賀が教師の糸川に叱責するシーンが印象的。 殺しは癌細胞と一緒で肉親にどんどん不幸なことが広がっていく、これは手紙という作品で痛烈に感じたところでもありました。 東野作...
結末が大どんでん返しでした。 加賀刑事の推察は本作でも圧巻でした。 ごまかしの人生は後に同じ過ちを繰り返すだけ、加賀が教師の糸川に叱責するシーンが印象的。 殺しは癌細胞と一緒で肉親にどんどん不幸なことが広がっていく、これは手紙という作品で痛烈に感じたところでもありました。 東野作品はところどころ"不承不承"という表現が良く使われている作品だ。
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帯にあるように、加賀シリーズのベストといっでよいでしょう。 論理と心理の重ね合わせ、引き込まれて、あっという間に読了してしまいました。 加賀さんは、ずいぶん成長しましたね。論理に磨きがかかってきたのかな。最初の頃はもっと感情的だったと思う。 明日、再読しようかな。
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加賀シリーズは読んだ後、何か優しい気持ちになります。もう、加賀さんは日本橋では「新参者」ではなく、もう「顔」ですね♪これも映像化かな…秋の二時間スペシャルあたりか、映画化するにはちょっとインパクトが弱い。しかし、一気読みでした…やはり、東野圭吾は面白い!
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加賀恭一郎シリーズ最新作。 日本橋の欄干にナイフで胸を刺された男がもたれているのが発見された。 大都会の真ん中で起きた事件に加賀が挑む。 シリーズ最高傑作と帯に謳われ、しかも書き下ろしということで、尋常ではない期待をして読みました。 事件の奥に潜む真実を地道な捜査で説き明かしてい...
加賀恭一郎シリーズ最新作。 日本橋の欄干にナイフで胸を刺された男がもたれているのが発見された。 大都会の真ん中で起きた事件に加賀が挑む。 シリーズ最高傑作と帯に謳われ、しかも書き下ろしということで、尋常ではない期待をして読みました。 事件の奥に潜む真実を地道な捜査で説き明かしていく様は圧巻です。 隠された真実はとても深く悲しいものですが、その中にも温かなものを感じ取ることが出来るようになっています。 また今作は今まで以上に加賀の素の部分が多く描かれており、そういった面でも読みごたえがあります。 ただ個人的には前作の「新参者」が素晴らし過ぎたので、それと比べると若干ではありますが、間延びした印象を受けてしまいました。
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