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麒麟の翼 の商品レビュー

3.9

768件のお客様レビュー

  1. 5つ

    148

  2. 4つ

    341

  3. 3つ

    192

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    1

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2021/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加賀シリーズの9作品目。 悪いことは悪いって言える人になりたい。 マスコミの情報操作は恐ろしい。 一気に善悪が逆転する。 被害者も加害者も大変。 注意や反対する勇気も必要。 悲しい結末だけど、前向きで終わった。 人は人知れず努力しているのよね。 面白かった。

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2020/08/17

 東野圭吾の加賀恭一郎シリーズの一つで、他の作品でもそうであるように、事件自体は割と地味だが、地味な捜査を続けてゆくうちに奥の深い人間ドラマが明らかになってくるというもの。そういえば以前に後輩と東京に出張に行ったときに、小説の舞台になっているから日本橋に行ってみたいと言っていたが...

 東野圭吾の加賀恭一郎シリーズの一つで、他の作品でもそうであるように、事件自体は割と地味だが、地味な捜査を続けてゆくうちに奥の深い人間ドラマが明らかになってくるというもの。そういえば以前に後輩と東京に出張に行ったときに、小説の舞台になっているから日本橋に行ってみたいと言っていたが、日本橋周囲が舞台になっていて、この小説を読むとそこに行ってみたくなる気持ちはなんとなくわかる。

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2020/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「過ちを犯しても、ごまかせばなんとかなるー三年前、あんたはあの三人にそう教えたんだ。だから杉野は同じことを繰り返した。同じ過ちを繰り返した。それがわからないなら、教師なんか辞めろ。あんたに人を教育する資格なんてない。」 子どもに物事を教えるという務めがいかに重要か。

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2020/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加賀恭一郎シリーズの中でも結構好きです。 親心がうるっとくる。 息子の間違っていることを正そうとする親と これから産まれる子のために必死になる親。 日本橋に行ってみたいと思った。

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2020/02/10

フィクションの様なノンフィクション。 加賀と言う刑事は確かに切れ者だ。 諦めず何処かにいつも疑問を抱いている。 父親のいたたまれなさが良く伝わるストーリー。 死人に口なし、とは言え切れ者刑事が解決する。 父親と子はいつも話すことが必要と痛感した作品だった。切なさが残る。

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2020/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

容疑者も死んでしまうという点に新しさを感じた。 容疑者から話を聞くことができないなか、あらゆる方面から捜査して真相に辿りついていく。 罪を隠すことでは自分を許すことはできない。 正直に生きよう。 親子で普段から対話しておくのも大事。 舞台となったところを散歩したくなる作品。

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2019/09/23

夜の3時間で一気に読み終わった。テレビ版の印象が強いため、読んでいて、イメージがしやすい。日本橋、浜町等よく知っている場所が舞台だったのも面白かった。今度通るときは麒麟の像をよく見てみようと思う。

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2019/09/13

正直に生きることのよさ、嘘をつき続けることの辛さを感じた。今の状況を守りたくて嘘をついてしまう。そこから正直になることの難しさ。

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2019/09/11

身勝手な判断と甘える人たちに憤りを感じます。 それを正していく加賀恭一郎。本人からの自発的な発言を待つ事もあれば、通用しない相手には感情的になる事も。 しかし今回は「事件はガン細胞のようなもの」と言うように救いが少なすぎる。

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2019/08/27

2019(R1)8.23〜8.27 『新参者』の加賀刑事シリーズ。 なぜ『麒麟の翼』なのかを考えながら読み進めた。 不幸や災難があっても逃げずに向き合う。 人生、いつでも出発点に立てる。 大切な人を亡くした登場人物たちは、それぞれの出発点(麒麟の翼)に立って新たな一歩を踏み出...

2019(R1)8.23〜8.27 『新参者』の加賀刑事シリーズ。 なぜ『麒麟の翼』なのかを考えながら読み進めた。 不幸や災難があっても逃げずに向き合う。 人生、いつでも出発点に立てる。 大切な人を亡くした登場人物たちは、それぞれの出発点(麒麟の翼)に立って新たな一歩を踏み出そうとする。 それを「事件捜査」というかたちで支える加賀もまた、亡き父の法要についてかんがえ、彼なりの新たな出発点(麒麟の翼)に立った。 かなあ? なんていう読後感でした。ぶっきらぼうだけど、情に厚い加賀刑事、男からも憧れます。

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