モンキービジネス 2011 vol.12 の商品レビュー
収録の『ジョン』。本書ではなく、早助よう子さんの私家版の『ジョン』を読んだ。素晴らしい。短編集ではあるが、グローバルジャスティス、リーマンショック、9.11、3.11など現実の社会も絡めながら、矛盾した表現であるが「特殊な日常」の瑞々しさを描いている。閉塞感がありながら、希望にあ...
収録の『ジョン』。本書ではなく、早助よう子さんの私家版の『ジョン』を読んだ。素晴らしい。短編集ではあるが、グローバルジャスティス、リーマンショック、9.11、3.11など現実の社会も絡めながら、矛盾した表現であるが「特殊な日常」の瑞々しさを描いている。閉塞感がありながら、希望にあふれている。私家版なのが勿体ないし、著者の長編が待たれる。
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人生の意味、佐藤雅彦さんのをどう受け止めればいいのだろうか…。 今まで読んだ中で一番好きな特集号です。
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「若きヴェルターの悩み」この訳で全篇読みたい!野卑なウェルテル。従来の「若きウェルテルの悩み」も読み返してみようかなと思った。古川日出男の突っ走り感に息が詰まるようで、それが中毒になる
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イギリスの作家、ジェフ・ダイヤーのジャズをめぐる短篇集目当て。 今回はチェト・ベイカーだった。 あまり思い入れのないアーティストなので、読み終えた直後はありきたりの感情しか湧いてこなかった。 でも何日か経つと頭の中で小説の断片がフラッシュバックし始める。 ボロボロになった...
イギリスの作家、ジェフ・ダイヤーのジャズをめぐる短篇集目当て。 今回はチェト・ベイカーだった。 あまり思い入れのないアーティストなので、読み終えた直後はありきたりの感情しか湧いてこなかった。 でも何日か経つと頭の中で小説の断片がフラッシュバックし始める。 ボロボロになった晩年のチェトを撮った映画『Let's get lost』も観ようと思っている。
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