アウェー脳を磨け! の商品レビュー
そういえば最近茂木さんをテレビで見ないなあ。一時期ワイドショーとかニュースとかたくさん出てたのに。今なにしてるんだろう。 初めて読んだ自己啓発本だったので、新鮮に読んだ記憶がある。特に刺さった覚えはないけれど、なるほどなあと思いながら読み進めた。
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ナナメ読みでも内容が頭に入って来る。それだけ文体がすっきりしていて不要な部分が少ない。なるほど脳科学者である。
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著者は、「神経細胞のネットワークの結びつきのちょっとした差、神経伝達物質の少しの違いで、元気な脳と、そうでない脳が分かれてしまう」と指摘します。「いかに元気になるか」ということは、一人ひとりの人生のエネルギーの問題に行き着き、その解決のために鍵となる考え方のひとつが、「アウェー...
著者は、「神経細胞のネットワークの結びつきのちょっとした差、神経伝達物質の少しの違いで、元気な脳と、そうでない脳が分かれてしまう」と指摘します。「いかに元気になるか」ということは、一人ひとりの人生のエネルギーの問題に行き着き、その解決のために鍵となる考え方のひとつが、「アウェーで戦うこと」です。 詳細なレビューはこちらです↓ http://maemuki-blog.com/?p=1966
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著者は、理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードに脳と心の関係を研究するとともに、美術評論や文芸評論に取り組む。 著書に「脳と仮想」「今、ここかすべての...
著者は、理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードに脳と心の関係を研究するとともに、美術評論や文芸評論に取り組む。 著書に「脳と仮想」「今、ここかすべての場所へ」「脳とクオリア」等多数。 脳が育まれ、学ぶためには、ある程度の「負荷」がかからなければならない。ホームにいるだけでは、脳がその潜在的な能力を発揮するためのチャンスが十分に与えられない。 つらいと感じているときは、簡単にできることではなく、さらなる高みを目指して新たな分野にチャレンジしているということであり、脳は確実に成長している。 本書は、そんなアウェーに挑戦しようという人の背中をそっと押してあげる本。 構成は以下の4章 ①アウェーで脳は目覚める ②アウェー脳の育み方 ③アウェーを勝ち抜く脳活用術 ④アウェー脳が日本を変える ホームが大好き。変わることを嫌う。多くの日本人。 私もそのうちの一人かもしれない。 変化あるところに大きな負荷があり、そしてそこに大きな成長がある。それを脳科学的に立証されたら信じるしかない。 何かを始めよう。始める前に物怖じしてしまうことを防いでくれ、勇気を与えてくれる一冊。
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サッカーでもホーム&アウェーがあるように、人間が生きてる、活動している限りホームがあり、アウェーがある。 ホームにいることは確かに楽だし気持ちいいかもしれない。しかし、それは脳にはけして良いこととは言えないらしい。
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同じ著者の本を何冊も読むと、言い方を変えながらも同じことが書かれている。本作からも同じ印象を受けた。もちろん言っていることはナルホドと考えさせられる事ばかりですョ。
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ある文脈のなかで最適を追求するというのが、ほとんどの日本人がイメージしている仕事の姿ではないでしょうか→アウェーで力を発揮できないタイプ。アウェー体験が豊富だと、スイッチの切り替えだけでなく、この汎化もスムーズにできるようになる。アウェーで戦えるようになるためには、まず、ホームグ...
ある文脈のなかで最適を追求するというのが、ほとんどの日本人がイメージしている仕事の姿ではないでしょうか→アウェーで力を発揮できないタイプ。アウェー体験が豊富だと、スイッチの切り替えだけでなく、この汎化もスムーズにできるようになる。アウェーで戦えるようになるためには、まず、ホームグランドと呼べる場所を確保すればいい。緊張するとパフォーマンスが著しく低下します。アウェーに適した脳の状態は何か。リラックスし、なおかつ集中しているという状態です。退屈を感じられるのは、脳がきわめて正常に反応している証拠です。脳は変わる、ゆえにいつも変わりたがっている。日本経済が低迷しているのなら、デカップリングして自分だけ高度成長すればいいではありませんか。本質的な解決を図るいちばんいい方法は、土俵の外に出ることです。エネルギーを出し惜しみせず、全力でことに当たる。ロケットだってそうじゃないですかryロケットのように生きる覚悟がある人だけが、オルターナティヴを口にする資格があるといったら言いすぎでしょうか。「決断は二秒でする」と決めてしまうのはどうでしょうか。じたばたしているうちに、いつか突破口が開けます。思考が煮詰まった時には、てを動かして、考えていることを紙に書いてみるというのが有効な方法です。書く代わりに、親しい人に話してみるのもいいでしょう。ITによる手抜きの効用とは、単に脳にかかる負荷を減らすのではなく、負荷がかかる場所を変えられるというところにあるのです。人間の脳には、相手を見てその人がどれくらい本気か察知する能力があります。情熱というのは、理想があって初めて生まれてきます。あるべき姿と現実との距離に恐れおののきながら、それでも勇気を出してそれを埋めようと動き出すとき、情熱は生まれるのです。
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グローバル化の重要性、日本列島のこのゆりかごの中で安穏としているから、この時代日本が、日本人が元気が無いように見えるのである。このホーム(日本、とその日本人的な考えかた)を飛び出して、アウェーでガンガン勝負すべき!という内容。 日本人の持つ緻密さ、精密さ、や気配り・「空気を読む」...
グローバル化の重要性、日本列島のこのゆりかごの中で安穏としているから、この時代日本が、日本人が元気が無いように見えるのである。このホーム(日本、とその日本人的な考えかた)を飛び出して、アウェーでガンガン勝負すべき!という内容。 日本人の持つ緻密さ、精密さ、や気配り・「空気を読む」性質は、アウェーの世界ではむしろ邪魔になる、という考え方には反対。むしろ世界の方がこの「こころくばり」を求め、まねるようになるのではないかと私は思う。 茂木先生、それは違うんじゃないかな。。という部分、多々あり、星3つ。
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たまたま私が出向中ということもあり、「アウェー」というキーワードと著者が茂木さんということで手に取った本。 同じ所にとどまっているとどうしてもそこの価値観・判断基準で物事を考え、行動している(文脈に合わせている)が、アウェーでこそ、脳が刺激され、新しい知見となることがよくわかる。...
たまたま私が出向中ということもあり、「アウェー」というキーワードと著者が茂木さんということで手に取った本。 同じ所にとどまっているとどうしてもそこの価値観・判断基準で物事を考え、行動している(文脈に合わせている)が、アウェーでこそ、脳が刺激され、新しい知見となることがよくわかる。 日本人に閉塞感があるとか、草食系男子とかいうが、全ての人にとってこの「アウェー脳を磨け!」が、行動指針になると思う。良書です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分の考え方ががらりと変わった。もっと早く読んでいれば(もっと早く出ていれば)と思った。「読書力」の用例に書いてあった一つが自分にとって初めていかされた本でもある。自分の考えが不安で、しっかりしていないからと親に流されたけど俺は間違っていなかったんだ!どこの学校に行ったから就職先がどうこうってのは関係ないんだ!これからの時代は特に。真向に親に言い返せる自信をもらった。自分の中にあったもやもやとした考えが形になった感じ。茂木さんから力をもらった。何か肩の荷が軽くなったような、アウェーに飛び出していこうと思った。すごくフットワークが軽くなった! 何度も何度も困難に陥った時、くじけそうになった時お世話になりそうな本になりそうです。 本書に一貫して貫かれている主旨はアウェーに飛び出せということ。特にこれからの世界(グローバル化)においては現状のままのガラパゴス化している日本では取り残されてしまう。学歴や肩書が評価基準となっているままでは。そこから「グーグル時価総額」という基準で実質的価値を重きに置くことに日本人は移行していかなければならない。突然ホームが崩れ去った時、狭いホームで部分最適しかしていなかった人々は自分を成長させていないため困難に陥ってしまうからだ。 日本を出ると学歴も肩書も何の意味ももたらさない。ならなぜ高名な大学を目指すのか?それは施設、環境が整っているからだと自分の中で結論づけることにした。ただ、学歴の恩恵という過保護なフィルターに覆われたまま生きていくことはしない。それは非常に大きなリスクでもあるのだから。 坂本龍馬の座右の銘「世に生を得るは事を成すにあり」この気概を持つことが大事。今の日本ではこうすれば社会で認められる、成功するというホームの文脈を上手に適応できる人がエリートと呼ばれている。昨日鑑賞した映画ジーンワルツでも「体制の中から変えるのは時間がかかる」だのと言っていたが、それそのものである。 アウェーに飛び出すことは非常に不安で怖い苦痛である。ましてや今の日本の人々にとっては手厚く過保護されてきたのだからなおさら。でもアウェーに出ることで自分の限界を広げられる。そのアウェーを乗り越えた時に得られるものは大きい。逆にホームに居すわり続けることは成長の機会を失っていることに他ならない。 アウェーにいれば必ず苦痛(失敗)を強いられる。だからこそそういう時は思い切り失敗して傷ついた方がよい。その幅の分だけ成長の度合いは大きくなる。アウェーに臨む時の姿勢として一番望ましいのはリラックスしながら集中すること。居つく状態からフロー状態という理想の形に持っていくため(アウェーの緊張を乗り越える)には、アウェー戦をたくさん経験すること。失敗というのが何度もするうちにその刺激が弱まるように。 も一つ心に響いたのが直感で動け!2秒で決断しろ!ということ。世の中はぐ偶有性に満ちているのだから深く考えてもそんなすぐには結論は出ない。そして結果として失敗になったとしても反省時間に費やすのではなく、止まらず前へ前へ進め!決して立ち止まってはならない!
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