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沈む日本を愛せますか? の商品レビュー

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38件のお客様レビュー

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2011/09/26

久々に面白かった本でした。 政治にうとい私でも理解しやすく 専門用語などもほぼ!出てこないのですらすら読めます。 後半の「たそがれよ日本!」には感慨深いものがありました。。。

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2011/06/08

びっくりするくらい面白かった。 かなり和やかに、盛り上がりながら対談が進行していく。 タイトルから予想していたような深刻な雰囲気ではなかった。 それに引きずられてさらっと読了。それでもいろいろ考えさせられたし、新しい見方を教えてもらったなと思う。 この対談の連載は続いているよう...

びっくりするくらい面白かった。 かなり和やかに、盛り上がりながら対談が進行していく。 タイトルから予想していたような深刻な雰囲気ではなかった。 それに引きずられてさらっと読了。それでもいろいろ考えさせられたし、新しい見方を教えてもらったなと思う。 この対談の連載は続いているようだから、続きを雑誌で読みたい。

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2011/10/23

達人の二人。お互いの著書でお互いの著書を引用して論じているところは読んできたが、対談を読むのはこれが初めて。達人ぶりを再確認できます。

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2011/06/03

 雑誌掲載の対談を集めたもの。おじさんたちの井戸端会議、お題は「政治」。  語られているのは2年ほど前の政局ですが、政治を理解する方法論を提示してくれている本だと思えばネタの古さは気になりません。 「そもそもこの国の言葉は政治に向いていないので…」と、それを皮切りに。  最近内...

 雑誌掲載の対談を集めたもの。おじさんたちの井戸端会議、お題は「政治」。  語られているのは2年ほど前の政局ですが、政治を理解する方法論を提示してくれている本だと思えばネタの古さは気になりません。 「そもそもこの国の言葉は政治に向いていないので…」と、それを皮切りに。  最近内田先生の出演ラジオをいくつか聴いたので、文面を読みながらそのままの口調で脳内再生されるのが面白かったです。あー、あんな感じでこれもしゃべってたんですねーって。

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2011/05/29

高橋源一郎は、「さよなら、ニッポン」という本で、絶対読めないだろうなと思っていたが、内田樹との対談形式の本著では、まったく問題なく、むしろ好意的に読むことができた。 少し前によんだ河合隼雄の「中空構造の日本」という考え方にも通ずる部分が多く、日本人の思考、社会性などを、「政治」...

高橋源一郎は、「さよなら、ニッポン」という本で、絶対読めないだろうなと思っていたが、内田樹との対談形式の本著では、まったく問題なく、むしろ好意的に読むことができた。 少し前によんだ河合隼雄の「中空構造の日本」という考え方にも通ずる部分が多く、日本人の思考、社会性などを、「政治」というネタをもとに、痛烈に批評している。 日本は、国としては相当タフである。しかし、それを対外的に表現するようなタフな日本語を持っていない。 同じ日本人同士では、そこは本音と建て前のリミックスにより、うまくバランスがとれるのだが、海外に対しては、その案配は通じない。 それが実情である。 それゆえ、アメリカ傘下の「なんちゃって」主権国家状態となっており、さらに、そのこと自体に日本人が気づいていない。 なんだかまとまらないが、とても刺激的な本だ。

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2011/04/26

http://blog.goo.ne.jp/abcde1944/e/5f0a51a006dc9bebaf22f2b0aec76b6c

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2011/04/16

若干はっちゃけすぎな気もしなくはないが、、なるほど納得させられることは多い。 日本人は政治について語ることができない。語る言語がないから。右肩上がりの時代は既に過去のものになっているのに、ダウンサイジングについて考える気がない日本。愛しているからこそ今の状況は閉塞的で息苦しい。

Posted byブクログ

2012/02/22

コロキアルに何かを語る、 ということができる人は意外と少ない。 それは、 専門的な用語を使っていれば、 なんとなくわかっているような気がすることと、 使用者同士に親近感や連帯感が生まれることが原因であるように思う。 別に先端の分野に限った話ではなく、 ギャル語とかもそうだろう...

コロキアルに何かを語る、 ということができる人は意外と少ない。 それは、 専門的な用語を使っていれば、 なんとなくわかっているような気がすることと、 使用者同士に親近感や連帯感が生まれることが原因であるように思う。 別に先端の分野に限った話ではなく、 ギャル語とかもそうだろう。 彼女たちの専門性はすさまじかったし。 しかし、 そういう閉じた世界で完結してしまうと、 新陳代謝が滞り、死期は極端に早くなってしまう。 (元ギャルはピンピンしてるだろうけど) いまや死に体の政治を快復させるには、 政治言語の日常化が必要なのだと思う。 翻訳家としての著者たちの活躍に期待したい。

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2011/04/05

2011.2.5読了。 好きですね~、このお二人。 鳩山由紀夫と小沢一郎の関係がロシア革命だったり、鳩山兄弟=カラマーゾフの兄弟とみなすあたりがツボ。

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2011/11/25

まあなんともおじさんたちの楽しそうなこと!対談のお二人にロッキングオンの渋谷陽一さんを加えた三人のお話は(笑)マークだらけ。内容よりも何よりも「ヨタ話」と「すごーく真面目な話」をわいわいとしゃべっている雰囲気がとても良かった。 リアルタイムで進行している政治について語られている...

まあなんともおじさんたちの楽しそうなこと!対談のお二人にロッキングオンの渋谷陽一さんを加えた三人のお話は(笑)マークだらけ。内容よりも何よりも「ヨタ話」と「すごーく真面目な話」をわいわいとしゃべっている雰囲気がとても良かった。 リアルタイムで進行している政治について語られているのだから、半年以上たった今読むと結構外れてる予想もある。でも論点がラディカル(本質的)なのでほとんど気にならない。めまぐるしく変わっているようであり、その実何にも変わっていないようでもある政治状況を、「シュリンクする日本というこれまで経験してこなかったの事態への対応」という観点から論じている。実に面白い。 しかしもっと面白いのは「はははは!」と笑いながら語られている「自民党の自殺願望」「政権交代は熟年離婚」「鳩山はロシア貴族で小沢はナロードニキ」などなどの見立てで、読みながら結構笑ってしまった。 内田先生は大体どなたとの対談でもノビノビしゃべっている(ように見える)けれど、ここではまあ本当に生き生きとしていて、ことに悪口が痛烈だ。マスコミについて「わからない振りをしているのか本当にバカなのか」と述べているくだりは、いやまったくごもっとも!と思いました。

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