風にもまけず粗茶一服 の商品レビュー
相変わらず図書館でリクエストしたのだけど、司書の先生が出してくれはったときに 「イヤ、私が借りるのはそれじゃないです・・・・」 と、いいそうになった。 だって表紙がなんか若いニーチャンになってるんやもの! これはどなた? 韓国系のアイドルやんね? ちゅうか、遊馬のつもりなんか...
相変わらず図書館でリクエストしたのだけど、司書の先生が出してくれはったときに 「イヤ、私が借りるのはそれじゃないです・・・・」 と、いいそうになった。 だって表紙がなんか若いニーチャンになってるんやもの! これはどなた? 韓国系のアイドルやんね? ちゅうか、遊馬のつもりなんかな? エー、前作の表紙のほうがよかったなー。 でも、やっぱり面白かった! お茶のくだりはサラッと読み飛ばしたけど(この話でお茶のくだりを飛ばしていいのか)、修行のくだりは面白かったわー。 遊馬のポテンシャルすごいわー。 一家総出で大事に育てる気持ち、わかる。 「この子はやればできる子やねん」 ちゅうのは、最高に親を困らせると思う。 (やればできるなら最初からやってくれといいたい) (そしてやってもできないことは親としても案外諦めがつく) 武藤家と巴家がつながった瞬間とか、スカッとしたわあ。 やっぱりこういう世界は狭いのだな、と、思わなくもないけど(笑)、この本はシャッキリしてていいな。 日本の文化ってほんまにいいなあ。 日本人なのに日本の文化を知らんのは損してるような気がする。 あと、京都の言葉を書くのがうまいなあと思った。 口語調やけど読みにくくなくて、雰囲気がすごいい出てる。 訛りって表現するのが難しいよね。 (2015.08.31)
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表紙がちょっときつい… お茶によるお茶のための物語というよりは、その先を超えて三道が交わる「生」による「生」のための物語と感じた。前作と比べて、かなり用意周到に物語が構築されている。 なぜだか知らないが「ここ」にいるというまさに「ご縁」。何者であるか強いたり与えたりを、物語で決し...
表紙がちょっときつい… お茶によるお茶のための物語というよりは、その先を超えて三道が交わる「生」による「生」のための物語と感じた。前作と比べて、かなり用意周到に物語が構築されている。 なぜだか知らないが「ここ」にいるというまさに「ご縁」。何者であるか強いたり与えたりを、物語で決してしない。する必要がないから。何者であるかは、探しているうちは見つからない。今・ここに在る以上、もうすでに何者かなのだ。気付かないのは、目先の利便さに奪われて、ほんとうにみたり・聞いたりしていないからだ。小さな花が揺れるだけでそこにお茶が宇宙が見いだせる。そよぐ風の中に音楽が弓道が見いだせる。かくも道は、いつも共にあった。 日本人、という言葉はあまり好きではない。ただ、時間の名残りを眺めると、この日本人というものは何か考えるというよりも、身体で感じることが得意なのだと思う。悩む前に考えろとは言うけれど、悩む前に動いて見よなのだと思う。考えることはしないのに、動かない感じられないようにしてしまったからこそ、「存在」がなおざりにされているのだと思う。身近に「生」があるのに、「生活」によってそれを見つめないでいる。 遊馬が家元を継ぐかなんてどうでもいい。そうでなくても三道ははじめからひとつだから。 章段から感じていたが、雪にも負けず~はやはりカンナとその出自・結婚の物語だった。確かにカンナも独特すぎる役者であるが、馥郁はカンナの物語がなかったら生まれなかったと思う。絢爛な花などではなく、触れれば切れてしまいそうなさびれた薄。けれど薄が惚ける秋の野原は何よりも黄金に輝く。 誰よりも愛が欠けているようで、実は、たくさんの愛に囲まれて凛として彼女はあった。
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『雨にも負けず粗茶一服』の続編。 『雨にも負けず~』が思いがけずよかったので、続きを読んでみた。 遊馬が一見無駄なことをしながらも、自分の道を見つけていくところがよかった。 けれども、途中で主人公の存在感がなくなり、脇役が強くなってきたような…。
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面白かった。 テンポよく読めた。 続き出るかな、出たらいいな。 でも何でこの表紙なのか。 絵じゃ駄目なの?
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あれ~!? 続編!? 全然知らんかった~!! これもブクログのおかげかしら?? 早速注文します。 もちろん、アマゾンで(笑)。 読みました。 なんだかほっこりしています。
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前作よりテンポのよさは少し欠ける気がするけれど、相変わらずの面白さ。 遊馬の成長っぷりに感動とにやにやが半々くらい込み上げてきました。いい男になってほしいです。 次回作がありそうで嬉しい。 表紙にも期待したい。もうどんな表紙がきても怖くないです。お洒落な表紙は逆によくないと思いま...
前作よりテンポのよさは少し欠ける気がするけれど、相変わらずの面白さ。 遊馬の成長っぷりに感動とにやにやが半々くらい込み上げてきました。いい男になってほしいです。 次回作がありそうで嬉しい。 表紙にも期待したい。もうどんな表紙がきても怖くないです。お洒落な表紙は逆によくないと思います。 あと、不穏さんが出てこないのが個人的に残念だったので、出てきてほしいです。
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下のブログに感想を記入しました。とても面白い爽やかな1冊でした。 http://zoo08.blog.so-net.ne.jp/2012-03-06
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作「雨にもまけず粗茶一服」の続編。 あれ?前後編だった??って思うほど前作のラストと繋がっていてびっくり。 遊馬が寺で自分を見つめなおし、弓道に改めて取り組んで自分の茶道を探る修行をする物語。 前作よりも遊馬が格段に格好よくなりました。 そして番外編(?)「雪にもまけず粗茶一服」ではカンナと雪麿の話も読めて楽しかった。 茶婚式に茶結納。 情景がとても鮮やかで茶道を全く知らない私も引き込まれました。 茶道って面白いなぁ。いつか私も習ってみたいなぁ。
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『雨にも負けず粗茶一服』シリーズ第2弾。 主人公の遊馬が、人生修業のため、比叡山のお寺へ。 ここでの生活が面白おかしく描かれています。 山の中で、天狗?に会うのですが・・・・ その天狗の正体は!
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開き直りの角度も人と違って広いんだなと呆気にとられました。いやはや。続きが読めるとは考えてなかったから余計楽しかった。
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