マザコン の商品レビュー
人間誰しも絶対に母はいるわけで。もちろん父もいるんだけど。この母にまつわるいろんな思想。 これがまた興味深い。 わたしが娘であり母であるからなのかとてもとても興味深い。 ある種の不思議体験のように、地下鉄で、駅で、その辺ですれ違った他人が母に対してどのように感じているか? ...
人間誰しも絶対に母はいるわけで。もちろん父もいるんだけど。この母にまつわるいろんな思想。 これがまた興味深い。 わたしが娘であり母であるからなのかとてもとても興味深い。 ある種の不思議体験のように、地下鉄で、駅で、その辺ですれ違った他人が母に対してどのように感じているか? そんな短編集。 ある日、その辺ですれ違ったひとの中にグゥーーーーーと寄って中に入って、なになに?この人のお母さんは?ん?この人ってお母さんにそういう感情抱いてるんだ! って感じの本。笑笑 不思議。とにかく。母。 母に対してこの人は?こっちの人は?で、あっちの人はどーよ?と、その辺の人の中に入って母探索するような気分です。笑笑 よくいる母、ありうる母、いそうな母、そんな母もいたか!、あーそうだよねそんな人もいるか! そんな話です。笑笑 わたしは子どもたちからみたらどんな母にうつるのかなぁ。と。思わずにはいられない一冊。
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男の子は皆マザコンかなぁと思っていたけど、最近は女性の方がマザコンかなぁと思えてなりません。私達の頃は結婚したら帰る家は無いと思って嫁いだけど、中々最近は親と暮らさないので、女性は自分の親に頼りがちになるのは、核家族化のせいかも時代は変わっていくと、家族の形も変わっていくようです...
男の子は皆マザコンかなぁと思っていたけど、最近は女性の方がマザコンかなぁと思えてなりません。私達の頃は結婚したら帰る家は無いと思って嫁いだけど、中々最近は親と暮らさないので、女性は自分の親に頼りがちになるのは、核家族化のせいかも時代は変わっていくと、家族の形も変わっていくようですね。家の三人の息子達はマザコンでない様です♪
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短編集 「初恋ツアー」が好きだ。義母の初恋を絡めてはいるが実は洋文と匡子の関係がすがすがしく、それこそが初恋ツアーです
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母にまつわる短編集。特に女性が主人公の話は、愛憎入り交じる複雑な感情を抱いていることが多い。 私も母のことは、素直に好きとは言えない。むしろ苦しみのほうが多いかもしれない。数年後、またいつか子供を持ったとき、母への愛憎は覆るだろうか。少し楽しみだ。
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ふくわらいという作品があまりに面白くてそのあと2冊目の西さんですが、母と娘がテーマのこの作品はあまりピンときませんでした。モノクロのように感じるあの時代が実はフルカラーであったことに今更気付いて、あっ!というようなビックリはこの作品には感じません。
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母親がテーマの短編。母と息子、娘、関係は色々だ。 既に母側の目線で読んでしまう自分がいる。 今は母もいて娘もいるという環境であり思うところは複雑だ。 このような短編を読むと自分はどうだと振り返ってしまうが親子関係は他人には理解出来ない部分が少なからずある。
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マザコンと聞いて思い浮かべるイメージとはちょっと違った内容だった。 でも子どもはみんな良くも悪くも母親の影響を受けているんだな。
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角田さんの本としては星2つで。 マザコンって感じのマザコンの話ではないけれど、母親の影響って少なからずあるよね。母に従うのも全部反発するのも母に支配されているんだって発想はさすがだなと思った。 母親の生々しい初恋の話を聞きたくないっていうのもすごく理解できた。母親の再婚とかの幸せ...
角田さんの本としては星2つで。 マザコンって感じのマザコンの話ではないけれど、母親の影響って少なからずあるよね。母に従うのも全部反発するのも母に支配されているんだって発想はさすがだなと思った。 母親の生々しい初恋の話を聞きたくないっていうのもすごく理解できた。母親の再婚とかの幸せを願う気持ちとは全く別物なんだよね、不思議。
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親が親でなくなる瞬間てこわいです。 そして自分が母になって、自分の子どもにそういう風に思われる日が来ると思うとこわいです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
集英社文庫「ナツイチ」の一冊。 多くは母と娘との物語。8つの短編の中に、自分と母の類似系があるかも、と思って読み始めたものの、すぐにそれはあり得ないことだと気づいた。 好きなのは、息子と、息子を高校生のときに置いて家を出た母を題材とした『クライ、ベイビイ、クライ』。 自費出版詐欺?みたいなのに引っかかって会社を辞めた男が、高校生の時に家を出た母に「オレオレ詐欺」電話をかける。 あからさまに「オレオレ」風の電話なのに、母はお金を振り込むといって口座番号をメモに取る。電話を切った男は、世間に対しても、自分の未来に対しても、出ていってしまった妻に対しても、「いろんなことがいい方向へ転がり始めた」と感じ、ゆるむ口元が結べない。という描写で終わる。 ちょっと泣きそうになった。 母親って、こういうものかも。
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