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桃太郎伝説殺人ファイル の商品レビュー

3.6

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2019/09/10

伝説シリーズ2作目。登場人物を把握できたこともあり、スムーズに読み進められた。STの5人で1チームという往年の戦隊モノを彷彿とさせる設定にも慣れてきた。桃太郎もやはり大和朝廷が渡来した製鉄技術者集団を隷属させるための武力行使を下敷きにしたものだったか。構造的には出雲の国譲りと同じ...

伝説シリーズ2作目。登場人物を把握できたこともあり、スムーズに読み進められた。STの5人で1チームという往年の戦隊モノを彷彿とさせる設定にも慣れてきた。桃太郎もやはり大和朝廷が渡来した製鉄技術者集団を隷属させるための武力行使を下敷きにしたものだったか。構造的には出雲の国譲りと同じなのだろう。読み進めていくと、何となく主犯が想像できるのだが、その辺りは著者が意図的に書いているような印象。本巻は青山が主役だったな〜

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2019/07/18

ST科学特捜班シリーズ。 安定の面白さ。 今回は岡山の桃太郎にまつわっておこる連続殺人事件をSTメンバーが解決する。 プロファイリングを得意とする青山が大活躍。 また、キャリアとノンキャリの確執も読みやすく描かれていて面白い。

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2019/07/15

ちょっとQEDシリーズのライト版みたいな雰囲気。 これくらいのうんちくだと疲れないし、へぇ、って素直に思う 2019.3.2 37

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2018/11/10

STの伝説シリーズ第2弾。もちろん自分で店頭購入。 なかなか本屋さんで見つからず、結局困ったときの紀伊国屋書店でまとめ買い。 STは安定の面白さだなと読み進めていると、青山さんがいつもと違うのでちょっとハラハラ。 なんだか見守るような気分で読んでしまった。 この話、確かドラマで...

STの伝説シリーズ第2弾。もちろん自分で店頭購入。 なかなか本屋さんで見つからず、結局困ったときの紀伊国屋書店でまとめ買い。 STは安定の面白さだなと読み進めていると、青山さんがいつもと違うのでちょっとハラハラ。 なんだか見守るような気分で読んでしまった。 この話、確かドラマでも使われたような気がしたけど、こんなに膨大な情報量だったっけ?と思い出せない。 映像では背中のモモタロウだけが印象に残っているのみ。 おかげで楽しく読むことができました。 今回は青山さんにフォーカスあてられた内容だったけど、やはりメンバーみんなの出番がほしいなあと思ってしまった。 次の沖ノ島も続けて読んでみよう。

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2018/11/02

これまたアオレンジャー大活躍の巻。 ちょっと偏りすぎでは?(^^; 特にももクロもとへ桃黒がほとんど嘘発見器扱いしかされていないというのは、それぞれのファンにとってはどうか? (^^; 前作よりはうんちくが増えている分、楽しく読めた気はします。 ちゃんと推理小説にはなっていると言...

これまたアオレンジャー大活躍の巻。 ちょっと偏りすぎでは?(^^; 特にももクロもとへ桃黒がほとんど嘘発見器扱いしかされていないというのは、それぞれのファンにとってはどうか? (^^; 前作よりはうんちくが増えている分、楽しく読めた気はします。 ちゃんと推理小説にはなっていると言うことでしょう。 もう少し、全員が活躍できれば良かったのにと言ったところ。

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2018/10/12

プロファイリングの青山さんの真摯な姿がとっても素敵♪ 今回は菊川さんの活躍はなかったけれど、百合根さんの心理描写も面白く、同じくキャリアの関本さんも興味深く描かれていて、面白く読めた。

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2018/06/12

東京、神奈川、大阪。離れた3つの場所での殺人。だが、全ての遺体に“モモタロウ”の文字と五芒星が刻まれ、被害者は皆、岡山に関係する人物だった。県警の特命班に招聘されたSTたちは事件を調べ直し、地元に伝わる“桃太郎”の伝承を探っていく。異能の5人が謎を解く警察小説。ST“伝説”シリー...

東京、神奈川、大阪。離れた3つの場所での殺人。だが、全ての遺体に“モモタロウ”の文字と五芒星が刻まれ、被害者は皆、岡山に関係する人物だった。県警の特命班に招聘されたSTたちは事件を調べ直し、地元に伝わる“桃太郎”の伝承を探っていく。異能の5人が謎を解く警察小説。ST“伝説”シリーズ、第二弾。

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2018/05/06

たまたま見かけて読んだ一冊(シリーズ名は知っていたけど著者の作品はこれが初めて)。桃太郎伝説といえば吉備津&吉備津彦神社、温羅と鬼ノ城、産鉄地に対する"鬼退治"という大義名分に隠れた中央からの征服の歴史。ミステリということでどの程度桃太郎伝説が本筋に関わってくるのかな?と半信半疑...

たまたま見かけて読んだ一冊(シリーズ名は知っていたけど著者の作品はこれが初めて)。桃太郎伝説といえば吉備津&吉備津彦神社、温羅と鬼ノ城、産鉄地に対する"鬼退治"という大義名分に隠れた中央からの征服の歴史。ミステリということでどの程度桃太郎伝説が本筋に関わってくるのかな?と半信半疑で読み進みたけど、中盤"郷土史に詳しい元警察官"という人に話を聞きに行くあたりから一気に話が濃厚になってきてなかなか好みの展開でありました。 動機と手口についてはやや強引な気がしなくもないのですが、互いに関係もなく居住地も仕事も年齢もバラバラな被害者が共通の"印"をつけられ殺されるという設定は面白かった。被害者はそれぞれ恨まれてもおかしくない立場の人たちだったが共通する線が見つけられないため連続殺人としての立証が非常に難しい。唯一の手がかりは残された"桃太郎"の文字…ということで主人公たちチームが桃太郎伝説の故郷である岡山に派遣される、という筋。 登場キャラはかなり個性豊かな"超感覚"の持ち主たちで、本格ミステリという類ではない作品なので、きちんと理詰めでパズルのように解いていくタイプでないと…という向きにはあまり勧めません。 ドラマにもなったらしいシリーズですが、見たことがないので却って思い入れなく読むことができたかも。 P.S.本書で最も活躍する青山は臨床心理士という設定ですが、言うまでもなくあれは"かなり特殊な能力を持った"人がたまたま臨床心理士の資格も持ってるって話なので、千里眼シリーズほどではないけどまあ現実味はないと思っていただいてよろしいかと。

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2017/11/11

面白かった。一気に読んだ。 最初はやなやつで感じわるっと思った関本さんだったけど 途中から どんどんいいやつになり 最後には かっこいいにまで。青山くんは 青山くんで おいおい泣いちゃって この子は純粋だなぁ。 理不尽で 切ないストーリー。 こういう理不尽さや 切なさはきっとたく...

面白かった。一気に読んだ。 最初はやなやつで感じわるっと思った関本さんだったけど 途中から どんどんいいやつになり 最後には かっこいいにまで。青山くんは 青山くんで おいおい泣いちゃって この子は純粋だなぁ。 理不尽で 切ないストーリー。 こういう理不尽さや 切なさはきっとたくさんあるのだろうな。許せないけど。

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2017/03/20

「桃太郎伝説」をめぐる物語の中心に青山がいる。 いつになく感情的になったり、焦りを見せたりと、人間味あふれる反応が珍しい。 安定したシリーズだけに安心して読むことができた。 意外な展開もあって、STファンとしては楽しめた。 ただ、物語の深みとなると「伝説」シリーズはいまひとつ物足...

「桃太郎伝説」をめぐる物語の中心に青山がいる。 いつになく感情的になったり、焦りを見せたりと、人間味あふれる反応が珍しい。 安定したシリーズだけに安心して読むことができた。 意外な展開もあって、STファンとしては楽しめた。 ただ、物語の深みとなると「伝説」シリーズはいまひとつ物足りなさを感じてしまった。 昔話としての桃太郎は知っている。 しかし、郷土史と結びつく地域密着の伝承話となってくると一気に見知らぬ世界になってくる。 その部分はとても面白く読むことができた。

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