桃太郎伝説殺人ファイル の商品レビュー
連続殺人捜査依頼で岡山へ。桃太郎の話に隠された百済からの移住者と製鐵技術、もたらされた繁栄と中央からの侵略者。青山大活躍、普段の傍若無人ぶりと涙を流す姿。関本警視最初は嫌な人かと思ったけど、またどこかで一緒に捜査してほしい。菊川さんて奥さんいたんだ。菊川さんと翠てモスクワ以来仲い...
連続殺人捜査依頼で岡山へ。桃太郎の話に隠された百済からの移住者と製鐵技術、もたらされた繁栄と中央からの侵略者。青山大活躍、普段の傍若無人ぶりと涙を流す姿。関本警視最初は嫌な人かと思ったけど、またどこかで一緒に捜査してほしい。菊川さんて奥さんいたんだ。菊川さんと翠てモスクワ以来仲いいな、娘みたいな感じなのかな。
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桃太郎伝説殺人ファイルということは、岡山が関係すると思ったら、そうだった。電鉄ゲームかとも思ったが・・・。 実際の岡山西署は描写されている通りだ。転勤で住んでいたことがあるので、懐かしい。 桃太郎って、桃ではなくたしかトマトの品種だったような記憶がある。岡山では桃太郎祭りでうらじ...
桃太郎伝説殺人ファイルということは、岡山が関係すると思ったら、そうだった。電鉄ゲームかとも思ったが・・・。 実際の岡山西署は描写されている通りだ。転勤で住んでいたことがあるので、懐かしい。 桃太郎って、桃ではなくたしかトマトの品種だったような記憶がある。岡山では桃太郎祭りでうらじゃという踊りながら練り歩く祭りがある。これらも関係するのか? 東京、神奈川、大阪で相次いで殺人が起きる。共通しているのは、死体に「モモタロウ」という文字が刻まれていることで、岡山県警から呼ばれたSTメンバーが解明していくストーリーだ。 ただ、桃太郎には、鬼退治の善人の側面と侵略者としての悪人の両面の説がある。本作ではどちらなのだろう?桃太郎伝説っていうことは、後者なのかもしれない。 その意味で死体の背中に刻まれているとしたら、事件も二面性があるのかもしれない。 青山のプロファイルが事件解決を進展させるが、プロファイルに該当しない事件という点で面白い。動機や手法が見えてこない。なぜなのか、わくわくする。 娯楽作品として楽しく読めるのは、気分転換として活字を欲する際に、向いている本だと思う。
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・異なる3つの都道府県で特徴的な遺体が発見された。全ての遺体に『桃太郎』と五芒星が刻まれていたのだ ・捜査を進めるうち、被害者は全て岡山と関わりがあることが明らかになり、ST一同は岡山へ出張することになる ・三人の被害者は社会的に問題のある人物たちであり、特に岡山県に対して不利益のある行動をとっていた ・岡山県警では連続殺人事件に関わりがあると思われる誘拐事件の捜査が行われていた ・STメンバーは岡山の桃太郎伝説を調べるため、警察で広報をしていた岡山の民話に明るいOBの元を訪れる ・(OBを装って桃太郎伝説をSTに語ったのは行方不明で捜索中の男だったが、誰もOBと行方不明者の顔を知らないので分からなかった) ・岡山県に伝わる桃太郎伝説は、桃太郎の側が侵略者であり、鬼に同情的 ・殺人の実行犯が各県警で捕まり始める。三人の実行犯を掲示板で募集したのは警察OBだった ・OBは優秀な刑事で、岡山県警の次長になる予定だったが、キャリアの移動が重なりその機会を失う。また、部長のセクハラを咎めた結果、セクハラの濡れ衣を着せられ自主退職に追い込まれる ・桃太郎は侵略者であり、警察内で起こった不祥事を暴露するための計画だった ・最初は殺人計画ではなく、誘拐して桃太郎と五芒星の紙を貼り付けるだけのつもりだったが、実行犯が暴走して連続殺人になってしまった ・犯人の自殺を止めるため、計画の内容を明らかにしたことをマスコミに次長が発表する。課長と部長が妨害するが、セクハラの当事者だった女記者たちの尽力もあり犯人の目に届く ・犯人は身柄を確保される。連続殺人の火種となった課長と部長は降格処分を受ける
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#読了 ST伝説シリーズ第二弾。みんながよく知る昔話桃太郎が題材かと思いきや、桃太郎の元になった吉備津彦命と温羅の伝説が絡んで来る連続誘拐殺人事件。お話の展開はやっぱり無理があるんじゃないかなぁって思いがあるけれど、青山くんの意外な一面が見られたことと、こういう各地の伝説を知るこ...
#読了 ST伝説シリーズ第二弾。みんながよく知る昔話桃太郎が題材かと思いきや、桃太郎の元になった吉備津彦命と温羅の伝説が絡んで来る連続誘拐殺人事件。お話の展開はやっぱり無理があるんじゃないかなぁって思いがあるけれど、青山くんの意外な一面が見られたことと、こういう各地の伝説を知ることができてよかった。
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大好きな今野敏さんのまあまあ好きな(まあまあ言うな)STシリーズで唯一未読だった本作を遂に読了しました 図書館にこれだけなかったんですよね 前後は揃ってたんですがなぜかこれだけ抜けてたんです で、本作を入手するためとうとうブックオフのアプリ会員になってしまいました アプリで検索...
大好きな今野敏さんのまあまあ好きな(まあまあ言うな)STシリーズで唯一未読だった本作を遂に読了しました 図書館にこれだけなかったんですよね 前後は揃ってたんですがなぜかこれだけ抜けてたんです で、本作を入手するためとうとうブックオフのアプリ会員になってしまいました アプリで検索して注文したらあっという間に近隣店舗に届きました しかも220円、しかもしかもアプリ登録時に200円のクーポンがもらえるので実質20円w それにしても自分が若い頃よくやった「古本屋巡り」は死語になりつつありますね 「古本屋巡り」には2つの目的があると思うんですね 1つはもちろん「探す」ですよね 欲しかった本がなかなか見つからずに何軒も回った経験がある方も多いのではないでしょう しかしそれは前述の通りITの進歩によりそれこそ全国の店舗を一瞬にして検索でき実店舗を回る必要はなくなってしまいました そして2つめは「出会い」だと思うんです 題名と表紙を見てとか、冒頭を少し読んでみて、う〜んとひとしきり迷ってまぁ古本で安くなってるからいいかなんて感じで購入した作品が思わぬ掘り出し物だったことが何度もあります そしてこの「出会い」も今やまさしくこのブクログのような場でより精度の高い「出会い」を得られるようになりました そう、本を選び手にするまでの行為がネットワークの中で完結する世界になってしまったんですよね でもやっぱりそれだけじゃあ情緒ってもんがないですよね ITがどんなに進歩しても紙の本に囲まれてウロウロするって行為そのものが持つ愉しみワクワクは無くならない そんな気がするんですよね さぁそれじゃあ今日も出かけましょう 新たな出会いがあなたを待ってるかもしれませんよ! (ってまた作品感想なしか〜い!)
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伝説シリーズ2作目、今度は桃太郎ということで、誰もが知っているお伽噺かと思いきや、我々の知らないもう一つの桃太郎にまつわる話しが隠れていたことに驚きました。 前作同様、その桃太郎の裏話的エピソードと事件とのつながりを追いかけるのがちょっと大変ではありますが、為朝伝説よりは理解で...
伝説シリーズ2作目、今度は桃太郎ということで、誰もが知っているお伽噺かと思いきや、我々の知らないもう一つの桃太郎にまつわる話しが隠れていたことに驚きました。 前作同様、その桃太郎の裏話的エピソードと事件とのつながりを追いかけるのがちょっと大変ではありますが、為朝伝説よりは理解できました。ラストの青山の姿はちょっとおどろき、こんな一面もあったのですね。
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今度は桃太郎のお話をもとに殺人事件の犯人を探し出す使命を持ったSTメンバー達の活躍もの 青山さんは毎回大活躍だよなあ
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桃太郎伝説を活かした作品。青山が意外な形で描かれて親近感が湧いた。ストーリーは若干複雑にしようとしている感が伝わってきたので、残念。 急に各々のキャラクターの設定?キャラ?が変わってきた描写があったので、違和感あり。
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桃太郎伝説にも色々あるけど、善悪?がひっくり返る説とは…なんだか青の調査ファイルみたいな話だった。菊川と翠…もしかして?次が楽しみ!
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