BoPビジネス戦略 の商品レビュー
消費者としてのBOPは消費に対するニーズが多岐にわたっている。、 電気すら使わない冷蔵庫も登場してきている。 世界にはBOPが40億人。 世界のグローバル企業はすでにBOP層までをも第一のターゲットとしてとらえた事業展開を行っている。
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日本だとまだまだ商機というよりもCSRの一つとして捉えられがちなBOPだけど、むしろ復活に欠かせない市場としてBOPビジネスの可能性とか実例を挙げてる本。 日本全体として、BOP市場に注目はしてるけど、成長して所得が伸びてきたところでターゲットにしようという見方が中心で、まだまだ感度が低いんじゃないかなと思う。 どの例もすごかったけどP&Gやサムスンの例なんかは特に感心させられた。 こういう視点を持って仕事していきたいな。
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BOPビジネスの本。最初の定義と意義が包括的で、議論する枠組みが多く、参考になった。 ①BOPをどこまで含めるか。(p8) 重要でないようで、企業にとっては、中間層から入るかどうかで戦略が変わって来るので、重要だと思った。p226〜の戦略面の議論においても、非常に重要。※サムス...
BOPビジネスの本。最初の定義と意義が包括的で、議論する枠組みが多く、参考になった。 ①BOPをどこまで含めるか。(p8) 重要でないようで、企業にとっては、中間層から入るかどうかで戦略が変わって来るので、重要だと思った。p226〜の戦略面の議論においても、非常に重要。※サムスンは底辺からマーケティング ②投資家から見た企業のBOP(p76) ESGなど、社会的投資を重要視する傾向が強まらなければ、BOPには投資しない。インパクトインベストメントがメジャーになれば、企業の指標も変わるかも。 ③大企業の研修要請から見るBOP(p261) 幹部がどのように既成概念に捉われず、戦略を立てられるか。BOPはあくまでそのふさわしい題材の1つだという認識な気がした。
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BoP(Base of the Pyramid)の把握する上では最適な書です。 そもそも、BoPとは世界の所得別人口構成の中で、最も収入が低い所得層を指す言葉で、約40億人がここに該当すると言われています。 全世界で72%という大きな市場です。 最近は、CSRに近いですが、大...
BoP(Base of the Pyramid)の把握する上では最適な書です。 そもそも、BoPとは世界の所得別人口構成の中で、最も収入が低い所得層を指す言葉で、約40億人がここに該当すると言われています。 全世界で72%という大きな市場です。 最近は、CSRに近いですが、大企業がアプローチをかけている事例も多く目にします。本書でも、実際の企業の事例が掲載されています。 ただ、足踏みしているのも事実。(本書も2010年出版) ハーバードビジネスレビューでも、事例では取り上げられておりますが、実施面、アプローチ面で課題が大きくあると掲載されておりました。 ソーシャルビジネスの観点からも注目は集まっているキーワードであると思いますが、今後避けては通れない市場であることに間違いはありません。 エスノグラフィーの視点もあって、今後BoPや、ソーシャルビジネスを考える上では必須知識になると考えます。
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BoPビジネスの現状を俯瞰的に把握するには良書だと考えられる。 少しではあるが、事例も掲載されている。 私自身、プラハラード氏の論文を読んでいないため、理論としてのBoPを正確に捉えているとは言えないが、この書を読めば理解の下地ができよう。 日本のコンサルタントが書いている分、しっかりとしたBoPビジネスに対する分析が成されているのが、個人的には、BoPということへの理解をし易くしてくれたのではないかと考えている。 ノートに備忘録を取っておきたいと思える書。
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BoP1.0はBoP層を消費者として捉えるが、BoP2.0はパートナとして捉える。既に出遅れた日本企業は早急に現地入りしてゼロから一緒にビジネス創造に取組む必要有り。ビジネス創造へ向けたチェックリストまで掲載されており参考になる。
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