木洩れ日に泳ぐ魚 の商品レビュー
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途中から抽象的な文章が多くなってきた気がする。 難しくて私にはまだ早かった。 大学構内のでヒロとアキが惹かれ合った場面はすごく好き。 結局ヒロのお父さんは何で死んだのかわからないままだよね?
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互いに疑いあっている「男女」のヒロとアキ。最後の夜に疑惑について語らい合ううち、思っても見なかった真相に辿り着く。 女性のアキからの視点で描かれている章が、漏れなく良かった。 恋愛をしたくなった!笑
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めちゃくちゃ面白い!という訳でもないけど、途中で投げ出すほどつまらない訳でもなくて……微妙な感じ。 交互に男女の視点が入れ替わるのが男と女のものの見方の違いを感じたり、事実がいくつもあることで面白い部分でもあるんだけど、それ故に回りくどい時もあるし、どちらかに感情移入しかけた頃に...
めちゃくちゃ面白い!という訳でもないけど、途中で投げ出すほどつまらない訳でもなくて……微妙な感じ。 交互に男女の視点が入れ替わるのが男と女のものの見方の違いを感じたり、事実がいくつもあることで面白い部分でもあるんだけど、それ故に回りくどい時もあるし、どちらかに感情移入しかけた頃に目線が変わるから結局どちらにも寄り添えないまま終わってしまった。事実が隠されたまま当然物語が始まって、それが明かされていく過程は確かにあるんだけど、こちらには分からないのに主人公たちだけが分かってる隠されたものが多すぎて置いてけぼりな気分になる。何か劇的なラストがある訳ではない部分が現実的でもあり、スッキリしない気持ちにもさせる
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恩田陸さんの本は、好きな物と、理解が難しいものと極端に分かれてしまう… これは、途中面白かったが、残念ながら好みでは無かった
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一気読みしてもた ずっと前から気になってたやつ 死とか出てきてちょっと重め、心理戦やったなほんとに。どっちも生きててよかった、変なとこでひやひやしてた笑
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率直な感想としては微妙。恩田陸はやっぱり青春キラキラ系に少し影を刺すような作品が至高だなと思った。 生き別れた双子が運命的に再会し、きょうだいとも男女とも言えぬ、どっちつかずな関係を続けて行くうちに破綻していく物語。 きっかけは部外者のアキへの求婚、あるいは父親との再会、そして事故死な訳だが、正直話が散乱していて入り込めなかった。 あと、アキとヒロが双子ではない可能性への言及とか、事故死の原因とか、明らかに「裏がありますから」「真実は違いますよ」感が出過ぎていて総じて微妙。 恩田陸の良さはコレジャナイ感。
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回想と1つのシーンだけで進んでいく構成で 話が進むごとにある事件の真相が分かっていく。 真相よりもその過程の駆け引きの方が面白かった。死の原因は正直あまり腑に落ちなかったけど物語としては楽しめた。
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面白かった。しかし私には少し早いような気がする。 精神的にも未熟で、あまり恋愛経験のない私には、解説にあったいつかのシュミレーションなのかもしれない。
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人生の一大事は陳腐でもあって、それでも私たちはそれに嬉々として振り回されて、人生をやり過ごすんだなぁ。 読み口が題材の割には軽くて、その軽さのまま読み終えていいのか不安になりながらページをめくったけれど、最後「これはコメディだ」と登場人物が言い切ってくれたのでホッとした。
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なるほど、心中というのは、ある意味で生の成就なのだ。好きということの達成感を得るのに、互いの死くらい明確なものはない。 という文章が好き
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