田舎の紳士服店のモデルの妻 の商品レビュー
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子育て、うつ病の妻、田舎でくらす、、、 いろんな物事に対する主人公の反応は自分だけ高い所にいるかんじで私には理解できなかった。最後にはよい方に変わっていくんだけどね。 こういう人、都会にはいるの知っているけど、田舎との対比で書かれてるから、都会の人ってみなこうなんだと思われるのは嫌だな。 とか言いながら最後まで読んだんだから星三つ。
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田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、子育てに迷い、恋に胸騒がせる。じんわりと胸にしみてゆく、愛おしい「普通の私」の物語(「BOOK」データベースより) 主人公におおまか共感はできないんだけれど、そこここに散りばめられた心の機敏に、思わずハッとさせられる事の多かった一冊。 宮下さ...
田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、子育てに迷い、恋に胸騒がせる。じんわりと胸にしみてゆく、愛おしい「普通の私」の物語(「BOOK」データベースより) 主人公におおまか共感はできないんだけれど、そこここに散りばめられた心の機敏に、思わずハッとさせられる事の多かった一冊。 宮下さんは、こういうの書くのがホントうまい。
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正直言って、宮下さんの作品では、既に読まれた方の感想を読む限り、 一番期待していない作品でした。 しかしながら、読み進めるうちに、どんどん宮下節が出てきて、 読後は他の宮下作品と同様、とても清々しく幸せな気持ちになりました。 歩人ときよちが出てくる場面は思わずじーんときます。...
正直言って、宮下さんの作品では、既に読まれた方の感想を読む限り、 一番期待していない作品でした。 しかしながら、読み進めるうちに、どんどん宮下節が出てきて、 読後は他の宮下作品と同様、とても清々しく幸せな気持ちになりました。 歩人ときよちが出てくる場面は思わずじーんときます。 最後から2番目と最後の章は、心に留めておきたい言葉がいっぱいありました。 世間が思おうと、私は私を生きていく…、そんなメッセージを受け取りました。 文庫化されたら手元に置きたいと思います。
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もう一度、丁寧に読み直したい。 というか、買おう。 家においておきたい あるとくんがスキップするような足取りできよちとエレベーターをおりていったくだり じゅんくんが走れなかった、ご褒美のためでなくおかあさんのために走るというくだり ピアノのくだり あ?のくだり あるひとつの出会...
もう一度、丁寧に読み直したい。 というか、買おう。 家においておきたい あるとくんがスキップするような足取りできよちとエレベーターをおりていったくだり じゅんくんが走れなかった、ご褒美のためでなくおかあさんのために走るというくだり ピアノのくだり あ?のくだり あるひとつの出会いのくだり 筒石さんとのくだり こんなはずじゃなかったのに、とおもいつつも 現実を受け入れて、だいじなことに気付く ほんとうのしあわせがみつかる
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30代の奥さんとその家族の、ごくごく普通のお話らしく… お話そのものは、可もなく不可もなくかと…。 これは…、ひょっとして…宮下さんの素なのかぃ…?? ただ、ボク的には…、舞台が、地元の福井ってところで、 (明記はしてませんが…、疑いようがありまてん…(笑)) 雰囲気...
30代の奥さんとその家族の、ごくごく普通のお話らしく… お話そのものは、可もなく不可もなくかと…。 これは…、ひょっとして…宮下さんの素なのかぃ…?? ただ、ボク的には…、舞台が、地元の福井ってところで、 (明記はしてませんが…、疑いようがありまてん…(笑)) 雰囲気も、方言も、すごく懐かしぃ…。 主人公は同世代だし…、 独身のボクよりも、結婚しているお友達女子の方が、 すんなりと、この小説を受け入れることができるのかも…。 あっ…、明らかに意見が違うところは…、ボクは…、 福井の空の色よりも、 東京の空の色の方が、キレイだと思います…。 絵の具の空色は、東京の空の色です…。
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どこにいても 誰といても 何を考えていても 結局は ひととつながっている 周りにいる人 遠くにいる人 すべてがどこかで 自分とつながっていて そのつながりが 世界なんだと 思う 【10/8読了・初読・図書館】
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夫が鬱になり、会社を辞め実家の田舎に移り住んだ主人公。 妻であり母である自分にもがきながら でも淡々と時は過ぎてゆく。 今作に限らず、登場人物が皆どこか冷めて乾いている感じ。 心地よいんだけど どこか突き放したような作風が面白い。 【図書館・初読・9/27読了】
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http://fumiho.hatenablog.com/entry/20110609/1307604881
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すごいよかった。 夫の実家が紳士服店で、家業を手伝わないモデルを仕事にしている妻、 とゆー設定なのかと思ったら全然違った。 あれ?モデル、夫?みたいな。 夫の地元へ移住してからの10年。 子どものこと夫のこと自分自身のこと。 アサヒの辺とか、なんか物語が始まるな、ってとこでぶつっときって ○年後ってまた話が続いていくとこがまたおもしろい構成。 ひとりなんだって、自分だけじゃない、みんながひとりぼっち。 苦しんで、開きなおって、笑って、泣いて。 10年日記の中にいろんな瞬間があって、 ああ、なんか、こーゆー描き方すごい好きだなあって思った。 宮下さん、いいなあ。 結構深く孤独なんだけど、それでもなんか苦しすぎないってゆーか どこかに救いがある感じ。
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子どもの成長に一喜一憂する主人公。 夫ともちょっとぎくしゃくしたり・・・。 そのすべてに「こんなはずじゃなかった・・」という気持ちが心の底に潜んでいる。 今の自分の立ち位置を素直に認めたとき、いろんなことが吹っ切れていく。 理想は理想、でも現実をしっかり見つめて生きていくことが本...
子どもの成長に一喜一憂する主人公。 夫ともちょっとぎくしゃくしたり・・・。 そのすべてに「こんなはずじゃなかった・・」という気持ちが心の底に潜んでいる。 今の自分の立ち位置を素直に認めたとき、いろんなことが吹っ切れていく。 理想は理想、でも現実をしっかり見つめて生きていくことが本当の幸せに繋がっていくのだろう。
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